薬剤解毒酵素遺伝子の構造解析及びその発現量比較による抵抗性ワタアブラムシの識別
要約
イネミズゾウムシ・アカヒゲホソミドリメクラガメの防除要否判定モニタリング法の改良
要約 イネミズゾウムシ成虫密度の調査適期は積算温度(13.8℃以上)で70~100日度の期間である。調査株数50株で食害株率70%に達するか否かで防除要否を判定する。また、アカヒゲホソミドリメクラガメは、好適植物の...
黄色粘着トラップを用いたカンザワハダニ発生量の簡易モニタリング法
要約 黄色粘着トラップを茶摘採面上に粘着面を上向きに24時間設置するだけで、4月以降茶生育期のカンザワハダニ発生量を簡単にモニタリングすることができる。 背景・ねらい カンザワハダニは茶病害虫の中で最も...
イモゾウムシ雌成虫の体表面に存在する接触刺激性の性フェロモン
要約 イモゾウムシの雄成虫は雌成虫体表面に存在する接触刺激性物質に反応して配偶行動を開始し交尾に至る。沖縄県農業試験場・病虫部・害虫研究室 背景・ねらい 現在、イモゾウムシの発生密度を推定するためには...
青色粘着板による夏秋トマトのヒラズハナアザミウマの発生モニタリング
要約 青色粘着板をトマトハウスの外に設置することにより簡便にヒラズハナアザミウマの発生状況をモニタリングできる。これにより、急増期の把握が可能で、防除開始期を判定する目安として利用できる。 背景・ね...
てんさいのヨトウガ第2世代に対する防除時期決定のためのモニタリング法
要約 てんさいのヨトウガ第2世代の防除時期は、50株調査で被害株率が50%に到達したときである。また、その防除時期を決定するための調査期間は、8℃を発育下限温度とした4月1日からの有効積算温度で1050~1300日...
要約 生産者自らが防除要否を判定し、発生量に対応した適切な防除が実施できるよう、簡便な防除要否判定法を開発した。調査時期予測法を明らかにしたことと、逐次抽出調査法を取り入れて調査を大幅に簡略化したこ...
胞子トラップ法及び選択培地を用いた灰色かび病薬剤耐性菌のモニタリング法
要約 塩素酸カリウム及び検定薬剤を添加し選択性を向上させた灰色かび病菌選択培地(SBc)を用い、吸引式胞子採集器でサンプリングした結果、簡易、迅速に薬剤別の耐性菌のモニタリングが可能で、防除薬剤の選定に...
要約 茶株内に粘着トラップを設置して、クワシロカイガラムシの歩行型幼虫を捕獲することにより、防除適期を知ることができる。 背景・ねらい クワシロカイガラムシは茶樹の枝、幹に寄生する重要害虫である。薬剤...
黄色粘着トラップ及び有効積算温度を用いたチャノキイロアザミウマの幼虫発生時期の予測
要約 自然仕立て茶園では、10cm四方の黄色粘着トラップをうね間の葉数の多い高さに設置することにより、チャノキイロアザミウマの発生消長を効率良く把握することができる。また、有効積算温度から次世代の幼虫発...
黄色粘着板を用いたチャノミドリヒメヨコバイ発生量の簡易モニタリング法
要約 黄色粘着板を茶摘採面上に粘着面を上向きに24時間設置するだけで、チャノミドリヒメヨコバイの発生量を簡単に把握することができる。さらに、これは各新芽生育初期でのモニター量からの防除要否の判断や、防...
要約 イネミズゾウムシの要防除密度は田植時期によって異なり、田植時期が早ければ高く、遅いほど低くなる。成虫密度ではなく、被害葉率を指標として防除要否を判断することもできる。 背景・ねらい 宮城県では、...
要約 乗用管理機による液剤散布作業中に、オペレータが散布量を把握できる近接センサ、流量センサ、指示計からなる液剤散布量モニタリング装置を開発した。 背景・ねらい 大区画圃場において、防除・追肥作業の労...
要約 性フェロモントラップにおけるアメリカシロヒトリ成虫の50%誘殺日を起点として、次世代幼虫の平均齢期が3齢になる日は、平均気温10℃以上の有効積算温度が300日度に達した日となると推定される。このことによ...
背景・ねらい ニホンキバチ Urocerus japonicus は,スギ・ヒノキの材質劣化害虫の1種である。雌成虫は産卵の際,産卵管を通して材内にAmylostereum chailletii菌を持込むことによって,村内に長さ60~80cmほどの...
背景・ねらい スギノアカネトラカミキリAnaglyptus subfasciatusは,幼虫のスギ・ヒノキ木部に対する食害とそれに伴う腐朽の被害が材内に蓄積して,経済的価値を低下させることから,早急な被害防止の必要な材質...
オルマルハナバチによるリンドウ花弁の被害とモニタリング用トラップの開発
要約 リンドウの花弁基部に小孔をあけるのは、オオマルハナバチであることが判明した。オオマルハナバチのモニタリング用トラップとして、geraniol、anetholeおよびeugenolは有効な誘引剤である。また、捕獲数が...