マグホワイトと石灰窒素の併用による飼料イネのカドミウム吸収抑制効果
要約 カドミウム汚染土壌にマグネシア系土壌硬化剤「マグホワイト」と石灰窒素を混合して、飼料用稲を湛水表面散播し慣行栽培すると、玄米、籾殻、わらのカドミウム吸収が抑制され、地上部の生育も対照区と同等...
ストックマネジメント事業による農業水利施設長寿命化の評価手法
要約 基幹農業水利施設のストックマネジメント事業における機能診断調査結果を基に、予防保全対策による施設長寿命化の効果を総合耐用年数と年減価償却費の変化により定量的に評価する手法であり、事業による効...
要約 水稲の通常期における田面水位及び乾田直播の発芽・苗立ち時、転換畑の地下灌漑時の地下水位などをあらかじめ設定した水位に自動調節する水位管理器。簡単かつ低コストで水管理の省力化・適正化を実現でき...
要約 カドミウムの高集積植物であるアブラナ科植物「ハクサンハタザオ」をカドミウム含有土壌地で栽培し、土壌中のカドミウムを植物体中に高濃度で吸収することにより、汚染土壌を効率的に浄化する。 キーワー...
キーワード 茎数、草丈、コシヒカリ、収量構成要素、疎植、密播 背景・ねらい 省力・低コスト技術として,従来のコシヒカリ稚苗移植よりも使用箱数を減らし,育苗資材や育苗及び移植作業労力の軽減や高温障害によ...
要約 仮想的な状況を提示したアンケート調査データをもとに、農家の灌漑用水保全に対する支払い意志額から価値を求める手法であり、フルコスト価格との比較による用水の需給価格の差や、資源保全施策が対象とす...
要約 積雪地域でギョウジャニンニクの促成栽培を行う場合、10月上旬に掘り上げ5℃、60日間の低温処理後、標高の低い地域の無加温施設では地温5~10℃で推移すれば2月に収穫できる。標高の高い地域の施設内では地...
カンキツ栽培におけるマルチおよび点滴かん水施肥法導入の現状と課題
要約 露地カンキツ栽培における点滴かん水施設の導入面積は500ha以上であり、多くはかん水のみが目的である。普及拡大には助成事業の貢献が大きい。点滴かん水施肥法では、施設のコスト低減、かん水管理、水源確...
鉄筋コンクリート(RC)農業用水路のひび割れ形成機構と中性化の関係
要約 北陸地域で調査した農業用水路の主要なひび割れの原因は乾燥収縮による。そのため,割れ目密度と割れ目間隔は供用年数とは関係しない。灌漑期における水路水面以下のひび割れのない部分の40年間の中性化は...
要約 RTK-GPSを設置した車両を圃場内部で走行させて取得したデータから、任意のメッシュサイズのグリッドデータに変換し、3次元マップを作成する技術。簡便かつリアルタイムに圃場高低差を視覚的に把握できる キ...
要約 プランターを用いた少量土壌培地耕でカーネーションを採花始めから4月まで短茎で収穫する場合、施肥量を減らしたEC0.5dS/m養液でも24cm幅プランターでは高い収量を得られる。この栽培方法は隔離ベンチを持...
要約 トマト土耕栽培において、熱流束式水分センサーを用いると、pFテンシオメーターでは測定が困難な低土壌水分領域のかん水自動制御ができ、水分設定値に応じた高糖度トマト果実の生産ができる。 背景・ねらい ...
要約 1原液タイプの隔離床用肥料を利用することによって、隔離床を用いた高糖度トマト生産において、既存の養液土耕用給液装置を改変することなく葉の黄化が防止できる。また、イチゴの養液栽培では、養液供給装...
要約 ヨーロッパ産単為結果性品種と国産ナス品種を素材として、単為結果性F1系統「はつゆめ」を育成した。「はつゆめ」は、国内初の単為結果性をもつナス品種であり、高い結果率と良好な果実品質を示す。 キーワ...
要約 ニガウリの養分吸収特性を考慮した液肥組成による養液土耕栽培は、クリンカアッシュや草炭を幅0.5m深さ0.2mの土層に容積比1/3混和の局所管理で平畦にすると、慣行栽培以上の収量が得られ、かつ塩類集積の少...
水稲品種「Taporuri」の2回刈り栽培における最適1回目刈り取り時期と窒素施肥法
要約 水稲品種「Taporuri」は、飼料イネ品種・系統「モーれつ」および「西海飼253号」と比べ、2回刈り栽培適性がある。「Taporuri」の2回刈り栽培では、穂揃期に1回目イネを刈り取り、1回目イネと2回目イネの両方...
品種の鞘葉伸長速度は催芽した酸素発生剤無被覆種子の出芽率に影響する
要約 催芽した酸素発生剤無被覆種子を利用する場合、嫌気条件下において鞘葉の伸長速度が大きい品種では、湛水土中播種後に落水管理とする条件下において平均出芽速度は大きく、出芽率および苗立ち率も高い。 キ...
要約 水稲の乾燥種子を鉄粉でコーティングして重くし、代かき後に湛水条件で、またカモが飛来する時は落水条件で、土壌表面に播種する。浮き苗の発生やスズメの食害は無く、苗立ちは安定する。農閑期にもコーティ...
要約 GISと数理計画法を応用した土地利用の最適配置の推計手法により、地域住民が認知可能な圃場区画単位のデータや、地域特性のデータを用いて、地域の農業所得と圃場区画別の土地利用との関係を導出することが...
要約 農業工学研究所が独自に開発したGISエンジンを活用し、土地改良施設の情報管理システムを作成した。このシステムを使うと設計図面、工事写真等の文書や図面ファイルをGIS上に低コストで簡易に登録、検索でき...