穂ばらみ期耐冷性が強く多収の業務用米に適する水稲新品種「雪ごぜん」
要約 「雪ごぜん」は、"やや早"に属する粳種である。穂ばらみ期耐冷性は"かなり強"で、精玄米収量は「きらら397」より多い。食味は「きらら397」並である。 キーワード イネ、耐冷性、多収、業務用米、雪ごぜん ...
要約 気候変動による気温や降雨量等の変化が、作物単収、外観品質及び洪水被害を通じて、稲作の経営利潤(生産額と費用から算定した総合生産性)に及ぼす影響を評価するモデルである。将来の気候変動の経済影響予測...
早生で多収の直播栽培向き良食味水稲新品種候補系統「奥羽416号」
要約 「奥羽416号」は、東北地域中部では"かなり早"熟期に属する粳種である。耐倒伏性が強く、多収で、いもち病に強く、良質・良食味である。直播栽培においても倒伏は少なく多収である。 キーワード イネ、多収...
要約 トルンクビスト指数とマルムクィスト指数により計測した稲作の総合生産性は、両指数ともに北海道・東北・北陸の現在水準と伸び率が高いことを示す。しかし、九州では指数により傾向に差が生じ、生産性の要因...
北海道向け多収水稲品種「きたあおば」の粗玄米収量ポテンシャルと多収要因
要約 「きたあおば」は、気象条件が良好な年には多肥条件でシンク容量が約1.8t/10aに達し、1t/10a以上の粗玄米収量ポテンシャルを示す。主食用品種「きらら397」と比較した多収要因は成熟時地上部乾物重、シンク...
要約 「なんめい」は、クワシロカイガラムシと輪斑病には「強」の、炭疽病には「中」の抵抗性を示す。摘採期は「さえみどり」と同等の早生で、収量は「やぶきた」、「さえみどり」より優れ、製茶品質は「さえみど...
南九州畑作地帯における冬季露地野菜マルチ栽培の不織布二重被覆栽培法
要約 南九州畑作地帯において不織布べたがけ、浮きがけの二重被覆は夜間の保温性を高め、春キャベツ、春ダイコンなど冬季露地野菜の低温障害抑制と生育促進に有効である。 キーワード 不織布、キャベツ、ダイコン...
要約 水稲「楽風舞」は寒冷地南部では早生に属し、高度精米耐性を有する酒造用品種である。製造酒の酒質は、清酒では淡麗、泡盛では軽快で華やかに仕上がる。 キーワード イネ、酒米、高度精米耐性、清酒、泡盛、...
要約 「ゆめさかり」は寒冷地南部での出穂期が早生の晩に属する粳種である。大粒で玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。 キーワード イネ、バイオエタノール、飼...
鉄筋コンクリート(RC)農業用水路のひび割れ形成機構と中性化の関係
要約 北陸地域で調査した農業用水路の主要なひび割れの原因は乾燥収縮による。そのため,割れ目密度と割れ目間隔は供用年数とは関係しない。灌漑期における水路水面以下のひび割れのない部分の40年間の中性化は...
要約 米粉の加工利用を拡大するため、異なる粉体化技術による各種玄米粉の加工適性について検討した。この結果、生玄米粉の微粉砕の他、加熱(炊飯)後に粉砕又は微粉砕することでも米粉の特徴を生かした加工品が...
要約 穂いもちの多発した水田圃場を航空機搭載ハイパースペクトラルセンサ(HSS)で計測することにより、506.44±8.56 nm と708.57±8.88 nmバンドの比演算値から穂いもち被害度を精度良く評価できる。また、航空写真...
要約 穂いもちの多発した水田圃場を航空機搭載ハイパースペクトラルセンサ(HSS)で計測することにより、506.44±8.56 nm と708.57±8.88 nmバンドの比演算値から穂いもち被害度を精度良く評価できる。また、航空写真...
要約 「夢あおば」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、中稈、穂重型の稲発酵粗飼料向き系統である。中生の主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能で、耐倒伏性が強く、湛水直播栽培に適する...
要約 「北陸187号」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、中稈、穂重型の稲発酵粗飼料向き系統である。中生の主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能で、耐倒伏性が強く、湛水直播栽培に適す...
要約 水稲「ホシアオバ」は、中生、強稈、大粒で茎葉及び子実収量の高い稲発酵粗飼料に向いた品種である。いもち病及び縞葉枯病に抵抗性で、乾田直播栽培にも適する。 キーワード 水稲、ホシアオバ、稲発酵粗飼料...
要約 確率予報等の気象予測情報を利用して、水稲の冷害対策技術の選択を支援するための意思決定支援モデルを作成した。モデルや分析結果の視覚的な表現を通して技術選択を検討することができる。 背景・ねらい 生...
要約 フリージアの木子を使用し、無加温ハウスで球根養成することによって、十分な量の冷蔵促成栽培用球根と次年度球根養成用の木子が得られる。掘り上げ後、高温処理とくん煙処理により根原基の発生が見られ、冷...
背景・ねらい 現在わが国の民有人工林は、伐採が手控えられる傾向にあり、齢級構成の中心は幼齢から壮齢へと移動してきている。一方で、気象災害や火災、病虫害などの様々なリスクにさらされており、伐期を延長し...
長期氷温貯蔵したオリエンタル系のハイブリッドユリの葉焼症の発生要因解明とその軽減対策
要約 長期氷温貯蔵したオリエンタル系品種'スターゲイザー'の抑制栽培で多発する葉焼症は、氷温貯蔵中に発生した球根の凍害による事が明らかになった。また、本症状は、球根を定植前に緩やかに解凍することで発生...