畜産農家とサトウキビ栽培農家の連携による地域バイオマスの利活用推進
要約 豚尿のメタン発酵処理や農業集落排水汚泥の堆肥化プロセスを地域バイオマスフローに導入し地域資源利用を促進することで、養豚農家では3.2~4.0千円/頭/年の排せつ物処理経費の軽減、サトウキビ農家では7.9...
要約 貯蔵により樹液の糖濃度が上昇するオイルパーム伐採木を簡便に特定するため、伐採幹の切断面にヨウ素溶液を噴霧する。噴霧した箇所の色の瞬時の変化で貯蔵により糖濃度が上昇するパーム幹を迅速に識別するこ...
要約 出芽酵母におけるFMP21遺伝子の発現量増加比率は、菌株の高温耐性能と相関がある。出芽酵母でFMP21遺伝子の発現量を増加させると高温耐性能が向上する。 キーワード 出芽酵母、高温ストレ...
製糖工場の効率的な運営を支援するさとうきび生産のシミュレーター
要約 さとうきび新品種の導入や製糖工場の稼働計画の策定を支援するシミュレーターである。新品種の単収や株出し率、糖度の推移などの技術的な条件を考慮し、さとうきび生産の条件変化に対応した製糖工場の効率的...
飼料用サトウキビ品種「KRFo93-1」の栽培方法とその利用技術
要約 「KRFo93-1」は、年2回収穫等により多収かつ作業性の良い栽培ができる。従来牧草よりも低コストで生産でき、そのサイレージは発酵品質に優れ、繁殖牛、肥育素牛、泌乳牛において、慣行給与体系に劣らない飼...
高バイオマス量サトウキビを高能率に収穫できる小型ケーンハーベスター
要約 刈取ったサトウキビをチョッピングカッタで把持しながら掻込み裁断する機構を備える小型ケーンハーベスターである。エタノール原料利用に開発された茎数の多い高バイオマス量サトウキビを精度良く、かつ毎時...
稲わらを湿式貯蔵しながら常温水酸化カルシウム前処理を行う「RT-CaCCO法」
要約 稲わらの繊維質に対する常温・7日間の水酸化カルシウム処理は、120℃・1時間処理と同等の効果を発揮する。CaCCO法を常温で行うRT-CaCCO法では、湿式貯蔵中に前処理が進み、ショ糖や澱粉の分解を抑えつつ繊維...
要約 アルカリ前処理した木質バイオマス中に残存するリグニンを酸素漂白処理により除去することでセルロースを分解する酵素が作用しやすくなり、エタノール収率増加と分解時間短縮という成果を得ました。 背景・...
要約 アルカリ前処理と酵素糖化を組み合わせた手法で、樹皮が付いたままの端材や接着剤を含む合板を、スギ材と同様にバイオエタノール製造のための原料として利用できるようになりました。 背景・ねらい バイオマ...
要約 「KR96-93」は、沖縄県宮古地域での夏植え栽培において、1茎重、原料茎重が大きく、可製糖量が多い。葉焼け病に強く、脱葉性が良好で収穫しやすい。 キーワード サトウキビ、多収、夏植え、宮古地域、脱葉性...
宮古島地域に適するサトウキビ新品種候補系統「RH86-410」
要約 サトウキビ「RH86-410」は、干ばつ条件下において、株出し収量が多い。本系統を夏植えが多い宮古島の干ばつが発生しやすい地域に普及し、春植え株出し体系で活用することにより、同地域のサトウキビ生産の向...
要約 原料デキストラン高生産菌の探索、CI 生産菌の酵素活性を高めるための育種、CI 生産と精製技術の開発を経て、CI サンプルおよび、CI を添加した実用に供しうる 砂糖製品を試作した。試作した CI サンプルは...
肥効調節型肥料の施用によりサトウキビの窒素施肥量を4 割節減できる
要約 サトウキビの春植え栽培において、慣行栽培の追肥窒素分を4 割節減が高くなり、未利用分が慣行より著しく少なくなる。 背景・ねらい 我が国の亜熱帯島嶼地域では、地下ダムの硝酸濃度が8mg/L 前後で環境基準...
名古屋種へのサトウキビ抽出物飼料添加によるコクシジウム感染予防効果
要約 サトウキビ抽出物を飼料添加(サ添加区)して、名古屋種のコクシジウム感染試験を行うと、オーシスト数2万個投与では、サ添加区及び対照区に死亡鶏が見られ、5千個投与では、サ添加区(0.05%)の増体は対照...
要約 サブソイラーとサトウキビ用施肥・植付機を結合し、サトウキビ用の部分深耕同時施肥・植付機を開発した。これにより、タイ東北部の砂質土壌地帯におけるサトウキビ栽培の耕起から植付けまでの作業工程を簡略...