寒冷地夏秋どりイチゴ栽培における花芽分化に必要な短日処理期間
要約 夏季冷涼な寒冷地において、イチゴ品種‘とちおとめ’および‘さちのか’では約30日間、‘北の輝’では約40~45日間の短日処理によって花成を誘導できるので、温度制御の不要な低コスト花成促進法による一季成り性...
中山間地域における促成イチゴの長期採り栽培のための施設、資材の利用
要約 防虫網2mmと遮熱資材の併用または、防虫網1mmを用いたオープンハウスの利用により、促成イチゴの長期採り栽培において、果実温を下げ7月にも硬い果実を生産できる。またアブラムシ、アザミウマおよびハダニ...
東北日本海側におけるイチゴ促成栽培のための低コスト花成誘導法
要約 夏季が比較的高温の東北日本海側地域において、イチゴの花成を安定して誘導するためには、終日75%遮光の日除け条件下で、散水、送風装置を組み合わせた簡易なシステムで35日間の短日処理を行う。 キーワー...
ピートモス・ヤシガラチップ混合培地を用いたイチゴのバッグ式養液栽培
要約 イチゴのバッグ式養液栽培における培地の有機質化により、低コスト化および連用による使用済み培地の排出削減と有効利用が容易になる。 キーワード イチゴ、高設栽培、有機質培地、低コスト 背景・ねらい 香...
要約 「香川型イチゴ高設・バッグ式養液栽培」のベッドをハンモック式に改造し、ピートモスともみ殻くん炭を混合した有機質培地を用いると、少なくとも4年の連作が可能である。ロックウールを使用せず、排液量が...
要約 土壌伝染性病害に対して安全で省力性に優れたイチゴのベンチ無仮植育苗法を開発した。培地素材にはおがくず・もみがら・ピートモス等が使用可能で、追肥として固形肥料を月1回ランナー伸長範囲に表層施用す...
寒冷地夏秋どりイチゴ栽培における花芽分化に必要な短日処理期間
要約 夏季冷涼な寒冷地において、イチゴ品種‘とちおとめ’および‘さちのか’では約30日間、‘北の輝’では約40~45日間の短日処理によって花成を誘導できるので、温度制御の不要な低コスト花成促進法による一季成り性...
毛細管現象を利用した培養液循環型イチゴの高設式養液栽培システム
要約 開発したイチゴの養液栽培装置は、保水シート、不織布による毛細管現象を利用した培養液循環型高設式の栽培システムである。安定した生産が可能であり、10a当たり432万円で設置でき、年間635千円の減価償却...
肥効調節型肥料の全量基肥施用によるイチゴ「越後姫」の高設栽培法
要約 イチゴ「越後姫」の高設栽培において、肥効調節型肥料の全量培地表面施用と排液のモニタリングによって肥培する栽培法で、複雑な養液管理を必要としない。 キーワード イチゴ、越後姫、高設栽培、肥効調節型...
要約 高設栽培四季成り性いちごの生育期に発生するシクラメンホコリダニ被害株に55°C(± 2°C)の温湯を直接灌注する防除法により、花房が回復するなど被害が軽減する。温湯によるイ チゴへの悪影響はない。 キーワ...
要約 クリプトモス養液栽培培地を被覆資材に透明マルチを用いて、太陽熱消毒すると、培地内温度が50℃以上となり、イチゴ萎黄病に対して高い防除効果がある。 キーワード 太陽熱消毒、イチゴ萎黄病、養液栽培、透...
イチゴ高設栽培におけるpFセンサー制御による排水の出ない水管理
要約 保水性の高いバーク堆肥・ピートモス等の配合培地を用いたイチゴ高設栽培において、pFセンサーにより活着後pF1.5に制御すれば、排水を出すことなくかん水量を節減した効率的な水管理ができ、その際の吸水量...
木材廃棄物培地と簡易給液装置による低コストイチゴ高設栽培システム
要約 本システムは、県内木材廃棄物を利用した培地による低コストで簡易なイチゴ高 設栽培であり、1台の給液装置で5a毎に異なった培養液管理が可能である。 キーワード イチゴ、木材廃棄物利用培地、簡易給液装...
要約 開発したイチゴ高設栽培装置は、汎用性の農業資材を組み合わせた自家施工可能な構造及び自家調達できる籾殻くん炭または生籾がらにピートモスを混用した培地を使用することにより低コスト化が図れる装置であ...
要約 露地採苗法より良質な苗を大量に生産でき、かつ、空間採苗法より導入コストが安い。「もみがら採苗法」は、ランナーを乾燥させたもみがら上に水平に伸長させ、かん水により斉一な発根を可能とする、新しい採...
要約 栽培初期(ビニル被覆後)に殺ダニ剤を使用した後にチリカブリダニを放飼し、その後は、1~2ヶ月の間隔で追加放飼を行うことで、ハダニ類を栽培後期まで低密度に抑制できる。 キーワード イチゴ、殺ダニ剤、チ...
要約 不織布を栽培槽とした大分方式イチゴ高設栽培で、「とよのか」を栽培する場合、ビニールで覆ったベッド下に暖房機のダクトを配置し、ハウス内最低気温を8℃に設定することで培地温を15℃程度以上確保でき、培...
要約 沖縄の農家にとって新規作物であるイチゴを導入する場合は、鮮度を最優先した生産・流通システムを採ること及び他作物との競合・栽培技術習得環境の制約等のためなるべく小さな規模(2~2.5a)から始めるこ...
要約 イチゴ高設栽培では、培地加温することにより収量はやや高くなる。早朝のみの加温でも増収効果がある。培地槽に保温性の低い資材を用いれば、培地からの放熱により、培地加温のみでハウス内気温を高めること...
要約 イチゴのかけ流し式高設栽培で排出される排液中の硝酸態窒素を簡易に処理できる装置を開発した。この装置では、ロックウールキューブを入れた排液処理漕に水田土壌の投入により脱窒菌を着生させ、脱窒に必要...