飼料用稲の生産と利用による集落営農連携型耕畜連携営農モデルの策定
要約 集落営農組織が中心となり、自ら飼料用稲を栽培し、他からの受託を含め15ha程度の収穫作業を担う営農モデルである。集落営農推進の政策と現場ニーズに合致し、生産面・経営管理面での優位性も発揮できる。畜...
要約 分離給与の飼育方式において、乳量30kg程度の乳牛に給与するチモシー乾草の半分程度を、「夢あおば」の稲発酵粗飼料に代替する場合、出穂後12日~33日までの収穫時期で乳生産に影響を及ぼさない。 背景・ね...
飼料イネWCSを20%含む発酵TMR給与による夏期の泌乳と繁殖成績維持効果
要約 牛群平均乳量30kg/日の農家で、切断長3.0cmの飼料イネWCSを乾物で20%を含み、乾物中のNDF含量33%前後、NFC含量38%前後に調整した発酵TMRの給与は、夏期においても乾物摂取量が多く、泌乳と繁殖成績を維持...
要約 Taporuriの2回刈り栽培では、基肥を多く施用した水田において、4月中旬(4月下旬)に移植し、7月下旬(8月上旬)の穂揃期に1回目を収穫および追肥し、10月下旬(11月上旬)の黄熟期に2回目を収穫することに...
要約 サツマイモの茎葉細断処理と藷梗引抜きを一工程で行うトラクタ用作業機で、畦内の塊根損傷軽減化と、その後の掘取作業の大幅な省力化が期待できる。 キーワード サツマイモ、茎葉処理、藷梗引抜き 背景・ね...
要約 本機は、大型スチールコンテナを搭載し、いも収納時の損傷軽減化と容器積み下し簡易化のための昇降フォークを装備した貯蔵向けサツマイモ用収穫機で、開発ベースは青果用サツマイモ等での利用が多い小型自走...
要約 開発したサツマイモ茎葉回収機は、塊根を損傷することなく茎葉を引抜き細断して回収する自走乗用型の収穫機で、人力による茎葉収穫作業の15~20倍の能率向上が見込め、本機の利用により茎葉の大量収穫と家畜...
要約 水稲新品種「たちすがた」は温暖地東部での熟期が中生の中に属する粳種である。長稈で主に茎葉重が大きく、可消化養分総量(TDN)含量が高い。また、耐倒伏性に優れ、直播栽培にも適し、関東以西向けの稲発...
要約 「コシヒカリ」との収穫時の作業競合を回避して乾物実収量1t以上を目指す飼料イネの生産技術体系である。作付計画には収穫時期が予測できる「支援ツール」、収穫作業には「ロールキャリア」により作業能率...
要約 収穫・細断機能を持ち、収穫部アタッチメントの交換により、青刈りトウモロコシ、予乾牧草、飼料イネ等の多様な飼料作物に1台で汎用的に対応できる自走式ロールベーラ。クローラ式走行部によりトラクタ作...
要約 稲発酵粗飼料(イネWCS)を収穫圃場周囲で冬季に、電気牧柵を利用して牛の採食行動を制限して給与することにより、残飼は10%程度に抑えられ、イネWCSを牛舎へ運搬給与する場合と比べて経費は約50%削減さ...
ロールベール調製された稲発酵粗飼料成分測定のためのサンプリング法
要約 TMRセンター等に搬入される稲発酵粗飼料ロールベール全体を代表する乾物、粗蛋白質、粗灰分、繊維の含量は、5個のロールベールを無作為に選び、各ロールから分析用試料採取を1回行い分析すれば、どの...
要約 フレール型の飼料イネ用ロールベーラを用いた飼料イネの収穫・調製作業では、作物地上部総量に対する頭部損失は、刈り取り時の作業速度が速いほど多くなり、栽植密度が高いほど多くなる。排出時損失などの...
1.5cmに切断した飼料イネWCSを原料とした発酵TMRの泌乳前期の給与効果
要約 1.5cmに切断した飼料イネWCSを原料とした発酵TMRは、粗飼料摂取量当りおよび飼料イネ摂取量当りのそしゃく時間が短く、乾物摂取量を増加させる傾向にあり、泌乳前期40kg程度の泌乳牛の乳量、乳成分を維持す...
要約 クローラタイプの乗用・歩行兼用型の丹波黒大豆用の刈取機である。作業能率は0.5~1時間/10a程度と高能率で、1条植・畝幅120~160cm、高さ25cm程度の高畝に適応でき、落莢損失は低い。 キーワード 丹波黒...
手持ちの機械を活用した予乾体系によるミニロール稲発酵粗飼料の生産コスト
要約 小規模な稲作経営と畜産経営の既存の機械を収穫調製に利用することで、少頭数飼養に適したミニロール稲発酵粗飼料を乾物1kg当たり64円のコストで生産でき、助成金により採算を取りながら地域資源の有効活用...
要約 本機は、畝立て栽培した採種用タマネギの花球を収穫する機械である。余分な茎部を段階的に 切除しながら搬送することにより、草丈のバラツキに関係なく、採種に必要な花球部のみを効率的に刈り取り、 コンテ...
自走式細断型ロールベーラにより収穫した稲発酵粗飼料の飼料特性
キーワード 細断型ロールベーラ、稲発酵粗飼料 背景・ねらい 都府県向けに、1台の機械で、青刈りトウモロコシ、牧草、飼料イネの収穫に対応でき、高密度ロールの成形が可能な自走式細断型ロールベーラの開発が進...
専用収穫機と予乾方式を組み合わせた飼料イネの効率的な収穫調製
要約 1日に行なえる飼料イネの収穫・調製作業可能面積は、コンバイン型専用収穫機の場合6人体制で1.8ha、予乾方式の場合4人体制で1.5haであるが、作業の効率性や機械装備の特徴等を考慮して両方式を組み合わせ...
キーワード 水田作経営、イネWCS、専用収穫機、コスト、所得、助成金、導入促進 背景・ねらい 生産調整水田の有効活用や粗飼料自給率の向上を図るため、北陸地域においてもイネWCS生産の拡大が求められてい...