有機水稲栽培への高能率水田用除草機の導入の目安と栽培面積拡大の可能性
要約 高能率水田用除草機を導入した有機栽培の費用合計は慣行栽培対比で123%となり、これを上回る販売価格を実現できるかが導入の目安となる。線形計画により試算すると、機械作業ができる労働力を繁忙期に1人追...
微生物殺虫剤ボーベリア・バシアーナ乳剤の野菜類うどんこ病防除効果
要約 微生物殺虫剤であるボーベリア・バシアーナ乳剤は、キュウリ、トマト、ナス、イチゴ、メロンのうどんこ病に対して高い防除効果を示す。本剤は、野菜類うどんこ病への適用拡大が認可され、野菜類において同病...
要約 面積と生産物の両視点を組み入れた評価のフレームワークを作成し、収量と面積当たり環境影響のトレード・オフと生産物当たりの環境影響を同時に考慮することにより、有機輪作体系と慣行輪作体系を比較評価す...
要約 水田農業の将来の担い手である80~100ha規模の経営が業務用多収品種と水稲乾田直播を組み合わせた大規模水田輪作を導入すると、60kg当たり米生産費は15ha以上層の平均に比べ1~4割低くなり、小麦-大豆2毛作...
籾がら焼却灰は市販のケイ酸資材と同等のイネいもち病発病抑制効果を有する
要約 水稲の有機栽培において、低温燃焼によって可溶性ケイ酸含量を高めた籾がら焼却灰の施用により、ケイカルなどのケイ酸資材を施用した場合と同等のイネいもち病発病抑制効果が得られる。 キーワード 籾がら焼...
耕種農家主体の地域資源を活用した堆肥づくりシステムの形成と運営の要点
要約 耕種農家を主体とした地域資源活用による堆肥づくりシステムの形成・運営には、堆肥づくり技術の普及や堆肥材料の収集を促す工夫による農家の活動意欲向上、農家が満足する堆肥の品質と販売価格の維持、一般...
ホタテガイ加工残さを原料とする速効性有機液肥・培土の製造法および使用法
要約 微生物複合発酵により、ホタテガイ加工残さから速効性有機液肥および育苗用培土を製造できる。有機液肥は、低分子のペプチドを含有し、速やかな肥効を示す。液肥は、水稲育苗やトマト本圃用追肥として、培土...
要約 中山間地域における有機質肥料栽培では、100%有機肥料、特栽用50%有機肥料やペレット牛糞堆肥を用いても化成肥料並みの収量が得られる。穂肥を出穂前20日および30日に施用しても収量は同程度である。米ぬか...
要約 高精度水田用除草機の利用にあたっては、雑草の発生をみながら、移植から10日間隔をめやすに3回の除草作業を行う。軟弱な耕盤のほ場においても補助車輪を装着することで、移植機作業と同程度の高能率で除草...
要約 5月中下旬移植の水稲無除草剤栽培で、乗用型米糠散布機で米糠を散布後、株間対応乗用型除草機で機械除草を2回行い、移植直後から7月初旬まで深水管理すると、収量は除草剤栽培のやや減にとどまり、慣行の...
周年栽培における、夏季太陽熱処理畦の連続利用による雑草発生の抑制
要約 雨よけ栽培で、作畦した後に太陽熱処理をして、毎作作畦を行わず連続利用(畦連続栽培)すれば、1作毎に作畦する栽培(畦更新栽培)に比べ雑草の発生が少ないため、周年栽培で特に問題になる除草作業をおこな...
要約 再生紙マルチに不織布とホットメルト接着剤を用いて水稲種子を固定し、代かき直後の水田に敷設することにより、点播直播が可能となる。 背景・ねらい 国際競争力の強化のため稲作の低コスト化、省力化、高...
要約 再生紙マルチに不織布とホットメルト接着剤を用いて水稲種子を固定し、代かき直後の水田に敷設することにより、点播直播が可能となる。 背景・ねらい 国際競争力の強化のため稲作の低コスト化、省力化、高品...