要約 市販の芝刈ロボットは、モモ、スモモ、ナシ、ブドウ、オウトウ、リンゴ、ブルーベリー、カキの果樹園の下草管理に利用でき、その際、走行の障害は簡易な方法で対策ができる。また、休耕圃場への適用では、面...
要約 主に短梢せん定ブドウを対象とした果実保護ネットは、棚下で簡易に設置できるため、脚立や踏み台などが不要な果実の防鳥獣資材である。本資材により、鳥獣害対策にかかる作業の省力・安全化ならびに高い防鳥...
要約 ブドウ花冠取り器は、ジベレリン処理用のカップ上部に花穂が通過できるブラシを取り付けた道具である。満開期のジベレリン処理と同時に簡便に花かすを落とすことができる。 キーワード ブドウ、花かす落とし...
要約 花穂整形器は、本体中央部に半円形の切り刃を一対付けた手のひらサイズのブドウ花穂整形用の道具である。半円形の切り刃の間に穂軸を挟み、穂軸に沿って下方に動かすことで不要な支梗を効率よく切除でき、...
ジベレリンの花穂伸長効果による「巨峰」「ピオーネ」の摘粒作業の省力化
要約 「巨峰」「ピオーネ」の無核栽培において、展葉5枚時の花穂にジベレリンを低濃度で散布すると花穂が伸長する。花穂伸長により、果粒の密度が低下し、摘粒作業時間が削減できる。 キーワード 巨峰、ピオーネ...
要約 「ロザリオビアンコ」栽培において、2m間隔の平行な直線上に長梢せん定した結果母枝を誘引する。この結果母枝の列1mの間に16本の新梢を配置し7から8房を着果させることで、自然形整枝より18%少ない作業時間...
ブドウ「紫玉」の軽労・省力化のための整枝法および花穂管理技術
キーワード ブドウ、紫玉、整枝法、花穂管理、作業時間 背景・ねらい 鹿児島県のブドウは「巨峰」(有核)が主体で、収穫期間が8月下旬に集中するため、労働力不足や労働負荷が一層増大している。これまでに、「...
要約 平行整枝長梢せん定栽培は長梢せん定した結果母枝を直線上に誘引し、平行に配置する技術である。「巨峰」の有核栽培では、結果母枝列を1.5m間隔とし、結果母枝列1m当たり5房着房させることで収量、果実品...
ジベレリン処理種なしぶどう「デラウェア」、「バッファロー」の垣根栽培新方式
要約 生食用ぶどうの垣根栽培は早期成園化が図られる。栽植4年目までの10a当たり累積収量は棚栽培の約3倍。収量当たりの作業時間は短い。負担が大きい「上向き・腕上げ」姿勢は棚栽培より大幅に少なく、作業姿...
要約 樹冠占有面積25m2のブドウ「デラウェア」を適正に生育させるために必要な最少土壌容積は0.75m3であり、土壌改良範囲は慣行(幹から半径1.8m、深さ30cm程度)の1/4に縮小できる。深さ30cmで改良を行う場合、...
早期成園化と管理作業の省力化に適したブドウの独立型トンネル栽培
要約 ブドウのトンネル栽培において、トンネル毎に独立した棚施設を開発した。この施設に一文字型整枝で密植された「ピオーネ」は、植栽4年目で成園化し、慣行の平棚トンネル栽培に比べて早期成園化が可能となる...
要約 無核「ピオーネ」の短梢栽培において、開花開始期(花穂整形時)にブドウ棚の副線位置(第6節前後の節間)で新梢をねん枝し、さらに満開期(第1回目ジベレリン処理時)に副線位置から先の各節間をねん枝する...
要約 大阪府のぶどう園は、複雑な地質母材からなるためCECは園により非常に差がある。点数をこなすためCECの測定は省略し、pHと塩基含量からCECを類推する一次式を作成する。さらに、表計算ソフトにより処方箋を...
要約 二次花穂を利用した花穂整形とフルメット10ppm混用ジベレリン25ppmの満開期1回処理を併用すると摘粒作業を行わなくても従来と同等の「ピオーネ」果実の生産が可能となり、花(果)房管理が大幅に省力化でき...
ブドウ欧州系2倍体品種の中梢剪定栽培による着房新梢率と果実品質
要約 欧州系2倍体品種の着房新梢率は品種により異なる。中梢剪定(4~5芽剪定)栽培で果実品質が優れる品種は「マスカット・ビオレ」、「ルーベル・マスカット」、「赤嶺」、「ロザリオ・ビアンコ」である。 キー...
ハウスぶどう「巨峰」のドリップ潅水による盛土式根域制限栽培法
要約 ハウスぶどう「巨峰」の液肥を用いたドリップ潅水、培土量60リットルの盛土式根域制限栽培では、1樹当たりの年間窒素施用量を、植え付け3年までは20g、4年以降は60gにすることにより、早期多収が図られ、二...
根域制限裁培ぶどう「巨峰」の垣根仕立てによる軽労働・省力効果
要約 ぶどう「巨峰」の垣根仕立ては、根域制限により副梢の生育は抑制される。軽労化と作業能率の向上により、棚仕立てに比べせん定は約20%、摘粒は約30%の省力になるが、新梢管理に 2.6倍の時間を要するため、総...
テキライグシ利用によるぶどう「ピオーネ」の摘粒作業の省力化及び果粒肥大促進
要約 ぶどう「ピオーネ」の無核栽培において、満開10~15日前に「テキライグシ」を用いて摘蕾を実施することにより、摘粒作業時間が短縮され、花穂・果房管理の省力化を図ることができる。また平均1粒重が1~2g増...
ぶどう「藤稔」の高品質、軽労化に対応したハウス垣根仕立て栽培法
要約 垣根仕立て栽培におけるぶどう「藤稔」の早期多収と果実品質の安定化には単棟ハウスの利用が有効である。垣根仕立て栽培は平棚仕立て栽培に比べて作業の軽労化効果が高いが、枝管理の労力は多くなる。しかし...
垣根仕立てブドウ「ノースレッド」の一文字両側整枝短しょう剪定による省力化
要約 垣根仕立てブドウ「ノースレッド」の一文字両側整枝短しょう剪定は、果実品質を低下させずに、単位面積当たりの作業時間を摘しょうで60%、剪定で40%短縮でき、結果母枝の2芽剪定という作業の簡素化により労...