要約 乳用雌子牛を省力的に哺育育成する技術として、哺乳回数を1日2回から1回に減少させ、哺乳期間を35日齢までとした。また、乾草の給与開始時期は離乳後(35日齢)とした。 背景・ねらい 自家育成牛による後継...
フリーストール1群管理方式における個体毎の乾物摂取及びTDN摂取の動向
要約 フリーストール方式において、TMR自由採食方式で1群飼養管理する場合、個体毎の乾物摂取量は脂肪補正乳量の増加に対応して増加するが、反対にTDNの充足率は低下する。初産牛は乾物摂取量が少ないため、2産目...
副資材を使用しないフリーストール牛舎排出ふん尿の堆肥化発酵処理技術
要約 ハウス内に設置した2列の撹拌移送機付き浅型発酵槽(深さ30cm)を乳牛1頭当たり5.4m3用意することにより、堆肥化処理が困難とされているフリーストール牛舎から排出されるふん尿混合物の副資材を使用しない堆...
要約 ロールベーラによる貯蔵飼料調製作業は、省力効果が高く、作業人員を削減できる。のべ収穫面積を40haとした試算では、TDN1kg当たり生産コストはロールベール乾草が最も低く52.5円で、輸入粗飼料価格の約62%...
要約 開発した経営試算システムは、フリーストール方式酪農経営の経産牛頭数、年間産乳量及び乳価等の設定条件に応じた損益計算書、損益分岐点分析表および労働時間等の試算を行うことができる。福岡県農総試・畜...
乳牛子牛の8リットルほ乳・TMR飼養による初産分娩の早進化技術
要約 乳用子牛に、1日ほ乳量をこれまでの倍量の8リットルで4週間ほ乳し、離乳後は高エネルギー高蛋白TMRで飼養すると、発育が促進され、特に体高の伸びが著しくなる。この飼養によって、12ヶ月で体高が130cmに達...
ロールベール体系に対応したリードカナリーグラス草地の省力管理技術
要約 九州低標高地域において、永年生牧草であるリードカナリーグラス草地を造成し、年3回ロールベール乾草調製することにより、10t/ha/年の収量を確保した高い労働生産性の実現と良質な粗飼料生産が可能である...
要約 サイロクレーンによる粗飼料の取り出しに始まり、TMRの調製および配飼を全自動で行う装置である。本装置は牛群毎の材料配合割合・給飼量・時刻を制御コンピュータに設定することで、牛群毎のみならず個別...
要約 スーダングラスの刈り取り適期は出穂期であり、そのサイレージは乾物あたり57~63%の可消化養分総量を有し、泌乳牛の飼料として乾物中25%程度配合して利用できる。 背景・ねらい 大規模酪農においては、飼...
要約 放牧導入割合が高い経営ほど年間の所要労働時間が少なく、農業所得は放牧導入割合を30~45%取り入れた経営が通年舎飼の経営より5~7%高くなる。なお、家族労働力を2.5人から2人にしても同様の傾向がみ...
要約 生後7日間は初乳を1日2回給与、2週齢からは代用乳の1日1回定量哺乳とし6週齢で離乳した。4週齢まで人工乳給餌器を使用し、固形飼料の食い込みを早める工夫をし、良好な発育成績を得た。 背景・ねらい 年々規...
要約 スーダングラスは刈り取り適期が出穂期で、そのサイレージは乾物あたり57~63%の可消化養分総量を有し、泌乳牛の飼料として乾物中25%程度配合して利用できる。 背景・ねらい 大規模酪農においては、飼料作物...
ロールベール体系に対応したリードカナリーグラス草地の省力管理技術
要約 九州低標高地域において、永年生牧草であるリードカナリーグラス草地を造成し、年3回ロールベール乾草調製することにより、10t/ha/年の収量を確保した高い労働生産性の実現と良質な粗飼料生産が可能である。...
分娩前後同一TMR(混合飼料)給与による高泌乳牛の飼養管理技術
要約 分娩前に泌乳前期用TMR(体重の1%(DM))とチモシー乾草の自由採食とすることにより、分娩直後からTMRの自由採食が可能で、採食量は順調に増加する。乳量は分娩後2週目には最高乳量の8~9割に達し...
要約 夜間分娩事故防止、省力化等のため、夜間給餌による昼間分娩誘起試験を行った。 酪農家の作業時間帯内で高い昼間分娩率を示し、初産牛と経産牛、分娩予定日以前と後の成績、季節の影響等を明らかにし、予定...
本州高標高地におけるペレニアルライグラス草地による育成牛の短期輪換放牧
要約 本州高標高地(標高1,200m)でジャージー育成牛を用いて短期輪換放牧を行い,ヤツボク,ヤツナミで造成した草地では安定した草地生産が示され,家畜の生産性は500kg/ha前後であった。 背景・ねらい 放牧技術は...
部分耕播種とロールベール収穫を組み合わせたスーダングラス一貫省力栽培
要約 九州農業試験場で開発中のス-ダングラスの部分耕播種技術を、3年間にわたって現地農家に導入し、部分耕播種、スラリ-の追肥利用、ロ-ルベ-ル収穫調製から成るス-ダングラスの一貫省力栽培技術を確立し...
部分耕播種とロールベール収穫を組み合わせたスーダングラスの一貫省力栽培技術
要約 九州農業試験場で開発中のスーダングラスの部分耕播種技術を、3年間にわたって現地農家に導入し、部分耕播種、スラリーの追肥利用、ロールベール収穫調製から成るスーダングラスの一貫省力栽培技術を確立し...
要約 受精卵移植により生産された和牛子牛の人工哺育育成技術において、早期離乳体系について検討し、6週齢離乳の可能性が示された。高蛋白高脂肪代用乳、餌付け専用人工乳を給与した場合、哺乳期の発育が良好な...
要約 和牛の過剰排卵処理におけるFSHの注射回数は、1日1回の3日間注射でも現行法の1日2回の3日間注射と同様に胚が回収でき、処理方法の簡易化が図られる。 背景・ねらい FSH製剤は投与後約12時間で血中から消失す...