たった1個の栽培果実も廃果も外来種を含む哺乳類の効率的なエネルギー獲得源になる
要約 ハクビシンは1日に必要なエネルギー量の22%に相当する柿1個を最短1分で食べ、イチゴ廃果場の1回の訪問だけで1日分のエネルギーを獲得することがある。アライグマも1回の廃果場の訪問で1日分の1/4のエネルギ...
要約 これまで青い花色のキクは作出されていない。遺伝子組換え技術を用い、フラボノイド3′,5′-水酸化酵素とアントシアニン3′,5′-グルコシル基転移酵素の遺伝子2つをキクに導入して花弁...
ウンシュウミカンの親がキシュウミカンとクネンボであることをDNAマーカーで推定
要約 206種類のSNPマーカーを用いたカンキツ67品種系統のDNA鑑定により、ウンシュウミカンの種子親がキシュウミカン、花粉親がクネンボと推定される。
要約 心材含水率が遺伝的に少ない「材質優良トドマツ品種」5品種を開発しました。これらの品種を生産・普及することで、将来の乾燥等のコスト削減と材の高付加価値化が期待できます。 背景・ねらい トドマツは、...
トマト「桃太郎ヨーク」の収量はオランダの台木品種「Maxifort」利用により増加する
要約 トマトの日本品種「桃太郎ヨーク」の収量は、オランダの台木品種「Maxifort」に接いだ場合に共台の場合に比べて約30%高くなる。この収量増加は地上部総乾物生産の増加によるものであり、地上総乾物生産の増...
背景・ねらい 京都府において養殖されたトリガイは「丹後とり貝」というブランド名を付て、大中小の銘柄別に出荷されている。近年の銘柄別出荷割合を見ると、単価の安い小・中型貝の割合が生産貝の2/3ほどを占め...
シンテッポウユリ「さきがけ雷山」の切り下球根利用による12月出し栽培
要約 シンテッポウユリ「さきがけ雷山」の二年生切り下球根を、流水処理等の前処理後、摂氏8度2週間の低温処理を行い、9月上旬までに定植すると12月中に出荷できる。使用する球根重量は10g~20gが適当である。 キ...
アースカラーのスプレーカーネーション新品種「カーネ愛知1号」
要約 スプレーカーネーション「カーネ愛知1号」は、開花の早晩が中晩生、多収性で、花色は黄ピンクの地色に鮮橙赤色の斑点が入る中輪八重花である。開花後、徐々に緑味を増すため、花色変化を楽しめる。茎はしな...
筍芋と海老芋赤茎との交配によるさといも新系統、サトイモ「愛媛3号」
要約 さといも葉茎部のジベレリン処理で開花した「筍芋」と「海老芋赤茎」との交配を行い、未熟種子を培養し、作出した雑種個体の中から育成したサトイモ「愛媛3号」は、葉柄頸部、基部ともに着色があり、いもの...
要約 農協生産部会は農業経営自立化のために技術開発も果たさなければならない.そのためには農家の自発的な取り組みの組織化,農家同士の日常的な技術交流が確保されなければならない.また,開発される技術は参加農...
要約 光条件に関係なく黄色の繭をつくる天蚕を固定した。この黄色の繭の色は緑色に対して劣性形質であり、常染色体上の劣性の単一遺伝子により発現する。黄色繭と緑色繭をつくる天蚕では、飼育および繰糸成績にお...
要約 ノビル系デンドロビウムの花熟は高温で促進され、栽培品種は極微、弱、中及び強のいずれかの高温要求性を示す。この高温要求性は開花の早晩性と密接な関係にあり、弱いほど早生性が増す。極微から中までの品...
要約 トルコギキョウの植物体にガンマ線緩照射を行いその葉片と花弁培養由来の再分化個体を自家受精により固定化を図り、切り花用として小輪スプレイ咲きの3突然変異品種を育成した。 背景・ねらい トルコギキョ...