要約 日長感応性と生長調整剤の効果を基準に選抜したノジギクの系統は、高温期の短日処理でも安定して短い日数で開花し、生長調整剤による草姿改善効果が高く、鉢花商品として有望である。 キーワード キク、鉢花...
天頂方向からの画像処理で収穫後の小ギク切り花の開花程度は定量できる
要約 小ギク切り花を天頂方向から撮影したデジタル画像から得られる、非緑色部(花および蕾)と緑色部(茎葉)の比によって開花程度は定量できる。この定量値は生産者の目視判断に一致するため、開花程度による選別の...
日長処理による秋咲きアリウム「オータムヴィオレ」の開花期拡大
要約 秋咲きアリウム「オータムヴィオレ」は、シェードによる短日処理を8月初めから6週間行う促成栽培と、電照による長日処理を9月初めから2週間行う抑制栽培を組み合わせることで、収穫期間を10月上旬から11月上...
開花期の年次変動が少ない盆小ギク新品種候補「H-13」の育成
要約 「ともこ」と「ももわか」の交配実生の中から、盆小ギク新品種候補「H-13」を選抜した。「H-13」は開花期の年次変動が少なく、盆前の需要期に開花し、計画出荷が可能となる。花色は濃赤紫で、高温時にも退色...
要約 消費者のキク花束に対する嗜好性は、赤・白・黄色の混色、切り花長60cm、輪ギクと小ギクの組合わせ、価格500円が好まれる傾向にある。 背景・ねらい 土地利用型作物として「8、9月出し露地ギク」の省力作業...
要約 エテホン100ppm溶液または200ppm溶液を摘心時と10日後の2回処理することにより、開花が抑制されて、品質向上効果も認められる。200ppm処理では、「アイマム」シリーズの品種によって異なるが、無処理と比べ6...
要約 一輪ギク「愛知夏5号」は、無側枝性を有する白花の夏秋ギクで、生育が速く生産性が高い。また、草姿に優れ生育の揃いが良いなどの特徴があり、夏季高温期の出荷に適している。 キーワード 一輪ギク、無側枝...
要約 「キクつくば1号」は、日本に自生する野生種イソギクとスプレーギクとの種間雑種である。純白緑芯で花形が整い、茎の伸長性に優れ、フラワーアレンジメントにも利用可能な新しいタイプの小輪ギクである。 ...
要約 本県でのカーネーションの起き上がり仕立て栽培は早期定植では台風被害を受けやすいため、10月定植が良い。また、栽培品種は早生~中生品種の「ソネットブラボー」「エチュード」「アルテア」などが適する。...
要約 作業者の農薬被曝低減と能率向上を目的に開発した防除機は、リモコン式の無人走行可能防除機であり、多畦(2畦・3畦)同時防除により、慣行(動噴)作業の4~5倍の能率向上が図られ、作業者の軽作業化と安全性が...
要約 秋輪ギク「神馬」にイオンビームを照射して得られた変異体より、無側枝性で花容草姿の優れた「今神(いまじん)」、「新神(あらじん)」の2品種を育成した。 キーワード キク、イオンビーム、放射線、新品...
要約 セルトレイ苗挿し木装置は、作業者が周回するカップ内に穂を投入するだけで、自動的に穂をセルトレイに植付ける装置である。開発した装置には、標準タイプのほか、穂の下葉をブラシの回転などにより取り除く...
夏秋ギク「スーパーイエロー」のエセフォン処理による7、8月開花
要約 夏秋ギク「スーパーイエロー」の露地栽培における7、8月の開花作型で、切り花長90cmを確保し、計画的に開花させるには、7月中旬開花では4月10日定植の自然開花、以降は5月10日頃まで定植を順次遅らせると...
要約 夏秋小ギクに対する定植または摘心からの深夜5時間電照は、花芽分化を抑制する効果があり、旧盆出荷に合わせた開花調節が可能である。また、電照に伴う一部品種のボリウム低下は、栽植密度、仕立て本数を制...
要約 7月咲き無側枝性ギクを4月中下旬に定植し、6月中旬まで暗期中断すると、8月上旬に商品性の高い切り花が得られる。暗期中断処理により、摘芽・摘蕾作業は約70%省力化できる。 キーワード キク、無側枝性、...
要約 沖縄の農家にとって新規作物であるイチゴを導入する場合は、鮮度を最優先した生産・流通システムを採ること及び他作物との競合・栽培技術習得環境の制約等のためなるべく小さな規模(2~2.5a)から始めるこ...
要約 キクの培養外植片にイオンビームを照射し、再分化個体から突然変異体を選抜して、花の色が変異した6品種を育成した。イオンビーム照射は幅広い種類の突然変異体が誘発でき、今後多様な作物に応用できる。 キ...
要約 ガンマーフィールドにおいてキクを生体緩照射し、蕾や変異花弁を組織培養して再生させ3品種を育成した。また葉片へガンマ線を急照射し、1品種を育成した。これらの方法により幅広い種類の突然変異品種が効率...
要約 キクの養液栽培において、クリンカアッシュ、川砂の両培地はアクアフォームやパミスサンドなどの既存培地と同等の収量、品質の切り花を生産できる。また、ガーベラ、宿根スターチス、ソリダゴ等の宿根草類や...
要約 条間16.5cm×株間20cm、植え付け本数6~7本/株の千鳥密植とノビエ発生始期~移植後50日の水深10cmの深水管理を組み合わせることで、除草剤を施用しなくても雑草の発生を軽減でき、慣行栽培と同等の収量、品質...