要約 穂木用と台木用の給苗ユニットを有するウリ科野菜用の全自動接ぎ木装置である。半自動接ぎ木装置(以下「半自動機」)では3名必要であった運転要員を、セルトレイの補給者1名のみにすることができ、半自...
要約 ヒペリカムを、6~8月に定植し、9月中旬までに摘心を行い、最低夜温12℃、3時間の暗期中断で 栽培すると、11~1月と4~6月の2回の収穫ができる。11月収穫ではシングルタイプが多く、 それ以降では、...
傾斜地養液栽培システムによる夏秋トマト・促成ブルーベリーの栽培体系
要約 傾斜ハウス及び養液栽培システムを用いて、5~12月には夏秋トマト、1~5月にはブルーベリーのコンテナ促成栽培を行うことで、慣行に比べ長期の作物生産ができる。トマトでは収量が増加し、ブルーベリーでは...
サツキ(伊勢シリーズ)の長穂ミストセル挿しによる早期コンテナ栽培法
要約 サツキ(伊勢シリーズ)は、8月に慣行の2倍長の挿し穂を、発根の優れるミストセル挿し法(セル成型挿し・ミスト管理)を用いて挿し木することで、3月鉢上げが可能となり、春期の生育が促進することで生育...
モミガラくん炭を用いたバラの養液栽培における安定生産のための給液管理技術
要約 バラの養液栽培においてモミガラくん炭培地を用いる場合、気相率が高いため、給液量をロックウール栽培よりも25%増やし、給液回数は1日最低6回が必要である。また、同培地における給液ECを通年0.8mS/cmとロ...
要約 冬出しヒペリカム鉢物には品種「エクセレントフレアー」と「ピンキーフレアー」が適し、「エクセレントフレアー」では、前年の8月に挿し木繁殖した1年生苗を露地育苗し、1月下旬に定植すれば、夜間最低気温...
要約 本道のりんご主要品種に対する「JM台木」等の品種特性を調査した。「ハックナイン」には「JM1」「JM5」「JM7」「JM8」「ランセップ」「M.9」が、「つがる」には「JM7」「JM8」が、「さんさ」には「JM2」「JM...
開花期の年次変動が少ない盆小ギク新品種候補「H-13」の育成
要約 「ともこ」と「ももわか」の交配実生の中から、盆小ギク新品種候補「H-13」を選抜した。「H-13」は開花期の年次変動が少なく、盆前の需要期に開花し、計画出荷が可能となる。花色は濃赤紫で、高温時にも退色...
要約 セルトレイ苗挿し木装置は、作業者が周回するカップ内に穂を投入するだけで、自動的に穂をセルトレイに植付ける装置である。開発した装置には、標準タイプのほか、穂の下葉をブラシの回転などにより取り除く...
要約 極早生で香味に優れる玉露用新品種「53- 7」を育成した。萌芽期及び摘採期は「さみどり」に比べ7日早く、樹姿は直立型で樹勢がやや強く株張りが大きい。製茶品質は「さみどり」と同様に良質で、特に香味に優...
要約 ツルウメモドキの挿し木方法は密閉挿しが良く、挿し床には含水率の低い山砂が適している。挿し木部位は枝の中央部分を用いると発根が良い。ノイバラの挿し木方法はミスト挿しが良く、用土を選ばずに良く発根...
要約 バラの少量土壌培地耕は、1株あたり2l程度の土壌を培地に使用する養液耕の一種で、品種に応じた苗の種類や仕立て方を選択することで、ロックウール耕と同等以上の収量や品質が得られる。また、養液を循環利...
要約 低木のグランドカバー植物イヌツゲ「ヒレリ」のポット苗をマットトレイに定植する場合、5~6月に根鉢をトレイの深さに合わせ底側を崩し、1マット当たり4本定植すると定植後1年内にマット植物が完成する...
アザレアの鉢物用新品種、「ダンシングスノー」、「ももか」、「ほほえみ」
要約 鉢物用のアザレア3品種を育成した。「ダンシングスノー」は大輪一重咲きの 白色花で赤紫の絞りが入る。「ももか」はやや大輪一重咲きの濃桃色花。「ほほえみ」は大輪一重咲きの明桃色花。いずれも促成栽培...
要約 低樹高で新規な樹形の‘ハマナス低性1号、同2号’を育成した。‘ハマナス低性1号’は低樹高(約45cm)、赤紫色の一重咲き、多花性である。‘同2号’はさらに低樹高(約30cm)、桃色の八重咲きである。 キーワード ...
要約 ツバキ品種‘小紅葉’とヒメサザンカとの種間交雑により、白地にピンクの縦絞りの入る花色をもつ芳香性ツバキを育成した。本品種は、生育が旺盛で、高い挿し木発根性をもつ。 キーワード ツバキ、ヒメサザンカ...
要約 発芽室内や酸素濃度を一定あるいは通常より高めることにより、パンジーなどの花き類種子で発芽速度と発芽勢を高めることができ、より効率的なセル成形苗生産が可能になる。 キーワード 発芽促進、酸素濃度、...
要約 7~9月を出荷期とする夏秋ギク「岩の白扇」の電照抑制作型の親株養成方法は、2月上旬に最低夜温12℃とした温室内に植え付け、親株の電照は4月上旬に開始し、深夜4時間の光中断とすることで3月から連続的に挿...
種間交雑による新しいツバキ‘春待姫’、‘彩祭り’、‘雪祭り’
要約 ツバキとチャとの雑種である‘春待姫’は、わい性で、白地にピンク絞りのごく小輪の花を秋から春にかけて多数開花させる。テオプシス節野生種間の雑種である‘彩祭り’、‘雪祭り’は、直立性でやわらかな樹姿を示...
埼玉県におけるチャ密閉夏挿しの遮光法及び挿し木床マルチの改善
要約 チャ密閉夏挿しのトンネルに遮光率80%のアルミ蒸着フィルムをからみ織りにした資材を直掛けすることによって安定した苗の生育が可能である。また、挿し木床面のマルチとして銀色ポリフィルムを使用すれば、...