要約 乾物摂取量当たりのメタン産生量が少なく、胃液中のプロピオン酸濃度が高いホルスタイン種泌乳牛からプロピオン酸前駆物質を多く産生する新規の嫌気性細菌を分離し、新種登録した。乳用牛のメタン排出削減や...
要約 近赤外分析計を用いて、自給飼料の飼料成分を迅速かつ正確に定量できる汎用性の高い検量線である。対象は水分、粗タンパク質、粗脂肪、粗灰分、中性および酸性デタージェント繊維であり、飼料給与診断の基礎...
牛由来Salmonella Typhimuriumの遺伝子型に基づくデータベースの構築
要約 Multiple-locus variable-number tandem-repeat analysis (MLVA)およびパルスフィールドゲル電気泳動 (PFGE)プロファイルに基づくデータベースを用いることにより、流行型のモニタリングや新型菌の検出が可...
近年北海道で分離される牛由来Salmonella Typhimuriumの遺伝学的特徴
要約 北海道で分離された牛由来Salmonella Typhimuriumはパルスフィールドゲル電気泳動で型別するとⅠからⅨ型に分類され、Ⅶ型菌は2000年から出現して近年最も多く分離される。Ⅶ型菌の多くが多剤耐性を示...
要約 牛群検定情報データベース及び検定情報分析システムを構築することにより、効率的な成績表の作成が可能になった。また、牛群検定成績をインターネット等により送信することで、迅速なフィードバックが可能と...
インビトロガス培養法で反すう家畜からのメタン産生量を簡易に測定できる
要約 インビトロガス培養法で測定した反すう家畜からのメタン産生量は六フッ化イオウ(SF6)トレーサー法やチャンバー法での測定値と相関が高く、簡易かつ迅速に反すう家畜からのメタン産生量を推定できる。 キーワ...
要約 牛ふんには、水素生産好熱細菌であるClostridium thermocellumやCaldanaerobacter subterraneusなどに類似した細菌が存在しており、牛ふん尿スラリーの高温水素発酵に関与する。 キーワード 水素生産細菌、...
要約 乳用牛ふんたい肥では、K2O/N(カリと窒素の比。以下,KN比と定義する)によりカリ含量が高いたい肥を区分できる。KN比≧1.8の乳用牛ふんたい肥は窒素・リン酸に比べカリ含量が高く、化学肥料代替の施肥設...
MWPLSR法を用いた近赤外分析法による乳牛尿中カリウムの分析
要約 乳牛の尿中カリウム含量は、近赤外分析法のPartial Least Square Regression (PLSR)法を改良したMoving Window PLSR (MWPLSR)法による検量線を用いることにより高い精度で分析でき、乳牛の尿中カリウムの簡...
要約 バイオマス利用計画策定に利用するため、既存の統計情報等を用いて処理・利用経路別の家畜ふん尿とそのNPK成分の発生量を推定する手法を開発した。発生量は統計値やパラメータのデータベースと表計算ソ...
要約 牛舎に設置したライブカメラを用いて、牛舎内を一定時間間隔でパノラマ撮影・記録し画像解析するプログラムで、フリーストール内の牛の行動を高い精度で判定し、インターネット環境を用いて牛舎外からも牛...
要約 NRC2001年版で採用された可消化成分の加算によるTDN推定式は、酵素分析分画に基づく現行式に比べて、オーチャードグラスでは推定精度が低いもののチモシーおよびマメ科牧草については推定精度が高く、北海道...
要約 肉骨粉の畜種別由来識別は、近赤外スペクトルによる「吸収バンド吸光度比較法」、「差スペクトル法」で識別でき、近赤外分析法によるウシ由来肉骨粉の定量では高精度で迅速にしかも簡易に定量できる。 キー...
泌乳牛に給与する飼料中のTDN含量と乳量推移および初回授精日数
要約 泌乳牛にTDN含量74~75%の飼料を給与すると、分娩後180日までの乳量増加に効果がある。また、初回授精日数80日未満を期待できるTDN・EE含量の飼料設計例は約74%以上・3.9%以下である。 キーワード 泌乳牛、T...
要約 化成肥料中に含まれる肉骨粉含有率は、近赤外分析法により0.5%程度の精度で迅速にしかも簡易に定量することができる。 キーワード 近赤外分析法(NIRS)、化成肥料、肉骨粉、家畜、畜産環境 背景・ねらい ...
ルーメン内分解特性に基づく炭水化物及びタンパク質成分を加味した新飼料成 分表
要約 新しい飼料設計システム(NRC 飼養標準、CPM デーリィ)を活用するため、流通単味 濃厚飼料および自給粗飼料について、糖や溶解性繊維等を含む新たな飼料成分表を作成した。 牧草サイレージとトウモロコ...
要約 搾乳ロボットの詳細な搾乳状況を解析するためのデータベースである。汎用ファイル(テキスト)形式で搾乳ロボットデータをデータベース化し、簡易に長期間にわたる牛群・個体両面でのロボット搾乳状況を解析...
要約 オガクズ主体の牛ふん堆肥の堆肥化期間中の有機物割合は、発酵堆肥舎(スクープ式堆肥舎)内での一次発酵期間中にヘミセルロース主体分画の大部分が分解されるが、木質系の有機物が分解し始めるにはさらに約...
要約 近赤外分析法は、配合飼料中に含まれる肉骨粉の含有率を1%程度の精度で、迅速にしかも簡易に定量することが可能であり、配合飼料中の肉骨粉含有識別の検出法として有効である。 キーワード 近赤外分析法、...
要約 近赤外分析法を用いて動物由来の配合飼料原料である魚粉と肉骨粉を高い精度で迅速にしかも簡易に識別できる。 キーワード 近赤外分析法、魚粉、肉骨粉 背景・ねらい 我が国における乳牛の牛海綿状脳症(BSE...