要約 体表温と活動量および起臥状態を連続的にモニタリング可能な多機能尾部センサを用い、得られたデータを人工知能により解析することで、繋ぎ飼育下の牛においても効率よくリアルタイムに発情を検知することが...
要約 カワウによるアユ等の食害を軽減するため、ドローンを使って、樹上のカワウの巣内にドライアイスを投入し、繁殖を抑制する技術を開発した。3Dプリンターで作成した投入装置を用い、40巣にドライアイスを投入...
リアルタイムPCRによるヒメアカカツオブシムシおよびカツオブシムシ類の同定法
要約 カツオブシムシのミトコンドリアDNAの塩基配列から設計されたプライマー/プローブセットを用いて、リアルタイムPCR法によりヒメアカカツオブシムシおよびカツオブシムシ類を同定する。本手法は、迅速かつ正...
要約 農業排水路から水田へと淡水魚類を遡上させ、水田内での繁殖を促すために設置される水田魚道。全国的に普及しつつあるが、長期間、水田魚道を観察し続けることは現実的に不可能であるため、その効果を定量的...
ICT・複数のセンサを使用し牛の発情を示す乗駕許容行動を判別するシステム
要約 赤外線、加速度および角速度センサで構成されたユニットを牛の背部に装着し、ICTを活用することで、授精適期時刻の推定に重要な指標である乗駕許容行動を98%の適合率で検知し、観察困難な時刻、場所でもリア...
果樹害虫チャバネアオカメムシの増殖地からの離脱と飛来を予察する簡易手法
要約 果樹害虫チャバネアオカメムシの増殖地であるヒノキ植林地などに、合成集合フェロモンと粘着シートから作るトラップを設置し、誘引・捕獲される幼虫数をモニタリングすると、本種新成虫の果樹園への飛来時期...
搾乳ロボットと飼料生産等の外部化による酪農収益性向上の可能性と条件
要約 ロボット等による搾乳および飼養管理の省力化と飼料生産等の外部化等により、夫婦1世代で経産牛約120頭の飼養と収益性の高い酪農が可能となる。ただし、高泌乳牛飼養となるため収益確保にはICT等を活用した...
要約 農家用の小規模なバイオガス発生装置(BD)からのガスの発生量は、原料となる家畜の排せつ物の供給量の影響を受けるが、ホテイアオイなどの未利用バイオマスを補助的な原料として活用することで、BDの安定的な...
要約 遺伝子組換えカイコの養蚕農家での飼育を可能とするため、遺伝子組換え動物として国内初の第一種使用等となる遺伝子組換えカイコの飼育試験を開始し、管理手法の検討やモニタリングを実施した。 キーワード ...
要約 生物資源モニタリングの活用により放牧地・放牧牛を適切に評価・判断することを通して、広域地域間の連携による繁殖和牛の周年放牧ができ、環境負荷軽減、更なる低コスト飼養、耕作放棄地の積極的活用を図る...
要約 マツモトコナカイガラムシのフェロモンは、他のコナカイガラムシ類のフェロモン(モノテルペン)とは全く異なるヘミテルペン系化合物であることを明らかにしました。この物質は簡単に合成できるため、本種の...
要約 ルアンプラバン県におけるテナガエビMacrobrachium yuiの生活史に関する野外調査の結果、雌は洞窟河川へ遡上し、その内部で主に7月から8月にかけて繁殖するとみられる。その生態的特性に基づき現地...
無病苗定植と圃場内および地域一斉防除によるグリーニング病の発生抑制
要約 カンキツグリーニング病常発地域において、無病苗の定植後に媒介虫ミカンキジラミの地域一斉防除と圃場内の慣行防除を継続すると、定植後5年経過してもシークワーシャーにおける同病の発生は低頻度にとどま...
要約 分娩後の乳牛の体重減少率はボディコンディションスコアと異なり、初産と経産牛の間に差はない。初回排卵、初回発情、および初回授精の早い牛では体重の回復が早いことから、体重減少率は初回排卵・発情およ...
要約 噴火湾ホタテガイ養殖においては、生殖巣発達期の2月のクロロフィルa濃度が低い年と母貝の成長不良年に採苗不良が起きている。エルニーニョ年は2月のクロロフィルa濃度が低く、ラニーニャ年には母貝の成長不...
要約 鳥の多様性は日本全体の森林の変化だけでなく、東南アジアにおける変化の影響も受けていることがわかりました。 背景・ねらい 人類はこれまで地球上の陸地の50%を利用してきたと言われます。農地化や宅地化...
チャバネアオカメムシ集合フェロモンには餌を求めて移動中のクサギカメムシ成虫が誘引される
要約 チャバネアオカメムシ集合フェロモントラップには、栄養蓄積と卵巣発育が劣り、餌を求めて移動中のクサギカメムシ成虫が誘引される。 キーワード チャバネアオカメムシ集合フェロモン、クサギカメムシ、栄養...
データ蓄積型温度計の体内装着による豚の深部および局所体温の連続測定法
要約 データ蓄積型の小型温度計を豚の腹腔深部や子宮、精巣に確実に装着する手術法を確立した。これにより、豚の生理状態を正確に反映した深部体温や子宮、精巣温度を、数ヶ月にわたって連続的に測定することがで...
要約 果樹の最重要害虫であるカメムシ類をモニタリングするために開発した乾式トラップは、水盤式トラップと比較して平均捕獲数はやや少ないもののほぼ同等の感度で発生動向を検出できる。さらに水の補充などの...
要約 分娩予定日前から、体温の推移をモニターすると同時に、人体用の小型簡易測定器等を用いて血糖値の推移をモニターすることにより、24時間以内の分娩を予知できる。 背景・ねらい 牛の分娩時には難産により子...