ITSプライマーを用いたPCR法により土壌繊毛虫を簡便・高感度に検出できる
要約 土壌の環境DNAを鋳型として、繊毛虫のInternal Transcribed Spacer (ITS)領域を標的としたプライマーを用いたPCR法は、土壌中の繊毛虫を簡便・高感度に検出することができ、検鏡法よりも優れている。 キーワ...
要約 WebGISを利用して県内の土壌図及び土壌調査データを農用地土壌情報システムとして構築した。Web上でこれらの情報検索が可能となるとともに、土壌診断・堆肥流通支援システムで土壌情報を有益に活用できる。 ...
要約 土壌環境基礎調査等の土壌実態調査による長期的データによれば、各地目とも心土がち密化しており、pHの低い地点が多い。水田ではリン酸の蓄積及びケイ酸の不足、普通畑では作土深の増加、全炭素・全窒素の減...
要約 水稲「ヒノヒカリ」の移植栽培において被覆尿素(リニア型100日タイプ)を全量基肥施用したとき、水稲の施肥窒素吸収量は、気象変動、有機物(牛ふん堆肥)施用、水管理および地力による影響を受け難い。総...
要約 フラットベッドスキャナを用いて得られる湿潤土壌の画像をパソコンで解析し、その赤色輝度平均値を求めることにより、土壌の全炭素含量を簡易に推定することができる。 キーワード 土壌全炭素、簡易推定、ス...
黒ボク土での夏秋ピーマンのかん水施肥栽培による尻腐れ果低減効果
要約 黒ボク土での夏秋ピーマン「さらら」のかん水施肥栽培は、好適土壌水分値が維持され、尻腐れ果の発生が低減する。また、3~5割減肥しても慣行栽培に比べ肥効が高く、果実収量は慣行栽培を10~15%上回る。 キ...
地力実態調査及び土壌環境基礎調査基準点調査(一般調査)結果のデータベース化
要約 本データベースは、全国の公立試験研究機関によって実施された有機物・肥料等の長期連用圃場試験での施肥管理データ、作物データ,土壌の理化学性のデータ等よりなる。長期にわたる養分管理の土壌環境や作物...
要約 〔要約〕育苗期の高温により発現するトルコギキョウのロゼット性の程度は、たん水および日最低気温25℃以上の高温条件で栽培し、ロゼット化率を相対評価することにより判定できる。 キーワード 育苗、高温...
要約 育苗期の高温により発現するトルコギキョウのロゼット性の程度は、たん水および日最低気温摂氏25度以上の高温条件で栽培し、ロゼット化率を相対評価することにより判定できる。野菜・茶業試験場久留米支場花...
要約 CaO換算で40kg/10a程度の石灰質資材を作条施用すると、低pH土壌における根近傍のpH上昇をもたらし、石灰欠乏症状が改善されて収量が増加する。 背景・ねらい pH5.5以下の圃場では土壌診断基準値以上にpHを矯...
要約 水田土壌にリン酸が蓄積している実態にもとづき、水稲のリン酸吸収量と土壌中の可給態リン酸(トルオーグ法)水準に対応したリン酸施肥基準を策定し、可給態リン酸30mg/100g以上では無施用とした。 背景・ね...
要約 土壌環境基礎調査・定点調査の調査結果と今後の土壌管理の方向をとりまとめた。北海道耕地土壌の理化学性の実態、及び今後の土壌管理の方向として、化学性では各地目ともリン酸の蓄積が見られるが、カリは近...
土壌診断に基づく青果用かんしょ「ベニオトメ」の適正なカリウム施用法
要約 「ベニオトメ」の上イモが最適収量を得るために必要なカリウム(K)量は約170kg/haである。かんしょ苗植付け前の土壌中のK(IN酢安抽出)濃度から生育に有効なKの存在量が推定出来る。最適収量を得るには「...
要約 ケイ酸含有率の高い葉身では、葉身における単位葉面積の乾物重・窒素含有量および気孔の開放程度が高くなり、登熟期間中の見かけの光合成速度の向上が認められた。 背景・ねらい 近年の気象変動の下で、収量...
要約 10年間における農家の施肥量と有機物施用の実態をまとめた。窒素肥料は減少、リン酸は微増傾向にあった。加里は変化がなく、ケイ酸は施用圃場、施用量とも減少している。堆肥は施用圃場が減少しているが、継...
要約 10年間における土壌の理化学性について実態をまとめた。耕起は浅耕化の傾向が認められるが、深耕圃場数もやや多くなっている。土壌化学性はpHが低下、腐植含量が減少傾向にあった。また窒素、リン酸及び加里...
要約 かんがい水中の養分は石灰・ケイ酸が減少、加里・CODが増加傾向にある。また、水系別にみると窒素濃度の増加している水系があり、農業用水基準を超えている場所も多い。また、ケイ酸濃度の極端に少ない水系...
成果の内容・特徴