殺菌剤の生態影響評価のための水生菌類を用いた新たな毒性試験法
要約 殺菌剤の生態影響をより適切に評価することを目的とした、複数種の水生菌類を用いた効率的な毒性試験法である。試験生物種は、生態学的重要性や開発した毒性試験への適合性を考慮して、我が国の水域に優占す...
土壌くん蒸効果を向上させ現場ニーズに応えるガスバリアー性フィルム
要約 土壌くん蒸消毒時用いられる作物栽培用の農ポリと同等の性状で、かつ生産現場のニーズに応じたガスバリアー機能を付与した新規フィルムを用いること...
要約 ブドウべと病抵抗性の評価にあたり、発病葉に形成された分生子数を正確に計測するためには、分生子懸濁液に界面活性剤を添加して実験器具への分生子の付着を妨げることにより誤差を抑制する。 キーワード ブ...
要約 森林総合研究所がこれまでに実施してきたいろいろな種類の木材に関する膨大な数の強度試験の結果をひとつにまとめ、規格改正等に活用できる「木材の強度データベース」を構築しました。 背景・ねらい 木材の...
新梢への付傷接種法によるモモのせん孔細菌病の拡大抵抗性の品種間差異
要約 せん孔細菌病菌液を新梢に接種して形成された病斑長を測定することで、モモ品種・系統のせん孔細菌病に対する拡大抵抗性の程度を評価できる。「Chimarrita」、「もちづき」、「錦」は比較的抵抗性が強く、育...
要約 「葉群密度判定値」は植栽面積あたり葉面積と相関が高く、リンゴ樹の枝葉の混み具合を簡単に比較でき、樹への薬剤到達性の程度を推定できる。 キーワード 栽培管理、リンゴ、葉群密度判定板、樹冠評価 背景...
要約 チオファネートメチル(商品名:トップジンM)水和剤では散布後30分以降の降雨ならば防除効果の低下は少ない。粉剤では降雨強度が防除効果に強く影響し、弱い雨が2~3時間程度ならば再散布は必要ないが、強...
要約 ダイズ茎疫病のレース特異的抵抗性を高精度、効率的に評価できる接種検定法を開発し、それを用いてマーカーの探索、抵抗性の育種素材の探索と作出をおこなった。 キーワード ダイズ、ダイズ茎疫病抵抗性、培...
ビワにおけるカメムシ防除資材・農薬のフェロモンを利用した効果評価法
要約 チャバネアオカメムシ集合フェロモンをビワ園内に設置し、果樹カメムシ類の多飛来条件を人為的に作りだすことにより、果樹カメムシ類の少発生年においても、安定的に、果実袋等の防除資材や農薬の防除効果を...