要約 「きゅうり中間母本農5号」が有するうどんこ病高度抵抗性には少なくとも4個のQTLが関与する。特に、第5染色体上に座乗する最も大きな効果をもつQTLpm5.3とその近傍に位置するpm5.1を両方もつ個体は強い抵抗...
要約 温室内で生育させたブドウ挿し木苗あるいは交雑実生幼苗に低濃度のブドウ黒とう病菌を噴霧接種し、病斑の大きさを主要な指標として病徴を達観評価することで、黒とう病抵抗性を安定的に評価できる。 キーワ...
要約 赤外光を利用してササゲ子実の粉体サンプルの窒素含有量を推定し、これをタンパク質含有量に換算することにより、育種過程で利用可能な子実タンパク...
要約 ブドウべと病抵抗性の評価にあたり、発病葉に形成された分生子数を正確に計測するためには、分生子懸濁液に界面活性剤を添加して実験器具への分生子の付着を妨げることにより誤差を抑制する。 キーワード ブ...
β-クリプトキサンチンはマウスの非アルコール性脂肪肝炎の炎症を抑制する
要約 β-クリプトキサンチンはマウスに高コレステロール・高脂肪食で誘導される非アルコール性脂肪肝炎を改善する。遺伝子発現解析の結果などから、特に炎症を抑制する。 キーワード β-クリプトキサンチン、...
甘露排出量を指標としたチャのチャノミドリヒメヨコバイ抵抗性評価法
要約 チャノミドリヒメヨコバイが排出する甘露の量を計測することでチャへの吸汁加害程度を評価できる。吸汁量と相関のある甘露排出量が少ない場合は、抗寄生性があると評価できる。 キーワード チャ、チャノミド...
新梢への付傷接種法によるモモのせん孔細菌病の拡大抵抗性の品種間差異
要約 せん孔細菌病菌液を新梢に接種して形成された病斑長を測定することで、モモ品種・系統のせん孔細菌病に対する拡大抵抗性の程度を評価できる。「Chimarrita」、「もちづき」、「錦」は比較的抵抗性が強く、育...
要約 アフリカの農家圃場ではケイ素欠乏値を示すイネが広範にみられ、土壌のケイ酸供給力不足、不安定な水条件をもつ稲作生態系、および窒素施用量の増加を要因として、ケイ素欠乏のリスクが高まる。 キーワード ...
要約 ダイズさび病抵抗性に関する実験手法を取りまとめたマニュアルである。本マニュアルをさび病菌の病原性の変異、並びに抵抗性の遺伝解析や選抜育種等に活用することで手法や材料が統一され、大豆生産の重要な...
要約 ダイズさび病菌に対する16のダイズ判別品種の反応を抵抗性型、中間型、感受性型に分類することで、南米のダイズさび病菌の病原性を評価する。2007年~2010年の3ダイズ作期に採集したブラジル、アルゼンチン...
要約 トマト切断シュートを、Tomato yellow leaf curl virus(TYLCV)の感染性クローンを保持したアグロバクテリウムの菌懸濁液中に浸漬・減圧処理することで、簡易かつ確実にTYLCVを接種できる。接種漏れ...
要約 ブドウ黒とう病菌を切葉に接種後、形成された病斑数と病斑径を測定することによって、定量的に黒とう病抵抗性の品種間差異を評価できる。 キーワード ブドウ、黒とう病抵抗性、病斑径、病斑数 背景・ねらい ...
トマト台木品種LS-89の青枯病抵抗性関連遺伝子の網羅的探索
要約 トマト台木品種LS-89の茎部では青枯病菌の感染に伴い140以上の抵抗性関連遺伝子が発現する。高発現したグルカナーゼ、リグニン合成等の遺伝子は他の抵抗性品種でも同様に発現する。本解析データは台木品種の...
要約 ガラス室内で主茎を生育させた穂ばらみ期のイネ葉鞘に、液体培養で得たイネ稲こうじ病菌の分生子懸濁液を注射接種し、発病した病粒数を調査し、基準品種と比較することで、品種の抵抗性程度を評価できる。 ...
要約 開花期のコムギの切り穂の小花に赤かび病菌分生胞子を接種し、高湿度恒温条件で発病を促すことにより、小花から穂軸への褐変の拡大程度から赤かび病進展抵抗性を評価することができる。かび毒蓄積性には初期...
要約 長期間水と接触しているコンクリート水路のコンクリート表層からは、カルシウム成分が失われている。この場合、表層が脆弱化し、凍結融解に対する抵抗性が弱まるとともに、補修材料との付着強度が低下する。...
要約 帯状粗皮病ウイルスの媒介昆虫であるモモアカアブラムシを用いて、本病害の野外における伝搬を再現した虫媒接種検定法を確立した。虫媒接種においてもSPFMV-SCP遺伝子組換えサツマイモはSPFMVに対して抵抗性...
要約 イネいもち病の真性抵抗性遺伝子を個々に有する23種のLTH一遺伝子系統群に対する病斑の感染型による評価基準は、各遺伝子の抵抗性程度も考慮しており、正確な抵抗性や罹病性の判定に利用できる。 背景・ねら...
要約
要約 採取した野菜の根を洗浄し、細断した後、窒素ガスを使って嫌気処理する。その時に生成するアセトアルデヒドおよびエチルアルコール量を測定することで、野菜の湛水害耐性を迅速・簡便に評価できる。 キー...