籾殻、木炭、搾油残渣は、薪ボイラー熱源穀物乾燥機で燃料利用できる
要約 籾殻固形燃料、木炭、ナタネ搾油残渣は薪ボイラーで燃焼でき、穀物乾燥機に必要な通風空気を5°C以上加熱できる10kW以上の熱出力がある。籾殻固形燃料では、炉内の灰の量に留意が必要であるが、30分毎の約7kg...
有機栽培・転換中・慣行栽培の土壌に添加した有機物からの窒素無機化量の違い
要約 有機栽培・転換中・慣行栽培の土壌に米ぬかを加えて4~8週間培養し、窒素無機化速度を比較すると、慣行より有機栽培の土壌で窒素無機化が早く、転換中土壌には早いものと遅いものがみられる。ボカシや畜ふん...
遺伝子組換え作物の生物多様性影響評価に必要なツルマメおよびナタネ類の生物情報集
要約 遺伝子組換え(GM)ダイズや GM セイヨウアブラナの生物多様性影響評価に必要な近縁種(ツルマメやナタネ類)の植物学的情報、生育特性、生態特性、繁殖生物学、遺伝子浸透、雑種後代の特性等を集約した生物...
未変換ナタネ油を改造済ディーゼル発電機の燃料に使用して電源利用できる
要約 簡易な改造を施したディーゼル発電機は、適切な整備によりエンジンの異常な摩耗や燃焼を発生させずに未変換ナタネ油を燃料として1250時間以上利用できる。ナタネの乾燥~搾油工程での電源利用を想定すると2h...
要約 新たに開発した丸孔と長丸孔の2段ふるい選別機は圧搾油の品質劣化の原因となる夾雑物や損傷粒を効率よく除去することができ、選別後のナタネ圧搾油の酸価を低下させることができる。 キーワード ナタネ、選...
ナタネのカスケード利用計画・評価のための潜在エネルギーデータ
要約 「キラリボシ」について整粒収量200kg/10aを想定するとナタネ生産によって得られる熱量の総計は13.5GJ/10aである。熱量構成は、固形燃料利用が想定される茎葉部57%および搾油残さ26%とディーゼル燃料利用可...
FAMEに変換しないナタネ油のコンバインへの燃料利用による化石燃料削減効果
要約 FAMEに変換していないナタネ油をそのまま燃料として使えるようエンジンを改造したコンバインをナタネ生産へ導入すると、ナタネ生産の直接投入エネルギーの約20%にあたる収穫作業相当分の化石燃料を削減でき...
油かすの有機農家への販売は産地搾油ナタネの採算性を大きく改善する
要約 国産油かすは有機農家による50円/kgかそれ以上の価格での購入が期待できる。この価格で販売できればナタネ生産に要した物財費の約半分に相当する部分を回収でき、ナタネ栽培の採算性が改善し、ナタネ油の自...
要約 関東北部のナタネ後ヒマワリの播種期は6月下旬となる。播種時期が梅雨にあたるため,転換畑では、小明渠浅耕播種機で地表排水を図る。播種後約1ヶ月の追肥は収量確保に有効である。機械収穫は、花床・茎水分...
要約 関東北部のナタネ後ヒマワリの播種期は6月下旬となる。播種時期が梅雨にあたるため,転換畑では、小明渠浅耕播種機で地表排水を図る。播種後約1ヶ月の追肥は収量確保に有効である。機械収穫は、花床・茎...
グレーンドリルを汎用利用した水稲乾田直播の寒冷地向け播種体系
要約 麦の高速播種に用いられるグレーンドリルは、播種床を硬めに仕上げ、播種後にカルチパッカで鎮圧することで、乾田直播に利用できる。深さ15mm程度に播種するための播種床の硬さは、人が片足のかかとに全体重...
要約 露地野菜の無化学肥料栽培における施肥法では、カリの土壌診断に基づきたい肥の施用量を判断し、たい肥で補えない窒素・リン酸・カリを各種有機質肥料で施用する。この無化学肥料栽培法では、化学肥料栽培と...
要約 循環式乾燥機と穀物水分計を併用して、機械収穫後にふるいで粗選別したナタネの機械乾燥ができる。さらに、大豆用ベルト選別機を乾燥後のナタネに利用して精選別をすることにより、夾雑物をほぼ完全に除去で...
ホウレンソウケナガコナダニの増殖をもたらす餌種と死滅に要する高温条件
要約 なたね油かす、糸状菌類および野菜類残さの多くが、ホウレンソウケナガコナダニの増殖原因となりうる。本種の卵は成虫よりも高温に強いが、卵と成虫はともに40℃で24時間、45℃で3時間、あるいは50℃で1時間...
要約 愛知県が開発したかん水制御装置は、土壌水分を設定通りに制御でき、茶園の水分動態を把握することができる。また点滴施肥栽培にpF制御方式を組み合わせた栽培体系により、従来より水量を低減することができ...
要約 水田に稲わら、乾燥牛ふんや有機質肥料を連用して水稲を栽培すると、土壌からの窒素供給量が多くなり、土壌中の微生物バイオマス窒素量も増加する。稲わら全量還元+石灰窒素2kg/aと乾燥牛ふん100kg/aのみで...