要約 多層断熱資材の中綿にナノファイバーを使用した断熱資材の利用マニュアルである。ナノファイバー断熱資材は従来の多層断熱資材と比べて断熱性能は同等であるが、軽量・薄型化され取扱性が改善し、施設園芸に...
施設野菜類の微小害虫防除に役立つバンカーシートと利用マニュアル
要約 バンカーシートはカブリダニ類にすみか・増殖場所を与え、害虫に対する防除効果を高める天敵増殖資材である。本資材の活用により、イチゴやキュウリ等の施設栽培の野菜類で問題となるハダニ類、アザミウマ類...
要約 トマトの加熱調理によって、うま味成分であるグアニル酸が増加する。オーブン加熱の場合、加熱前(10 mg)の約1.8倍となる。グアニル酸増加の最適温度は、50~60℃である。 キーワード トマト、グアニル酸、う...
要約 葉面常在酵母菌(Pseudozyma antarctica)の培養ろ液に植物を枯らす効果があることを発見しました。本菌が産生するエステラーゼ活性を有する酵素が葉面クチクラ層を破壊するため、植物は乾燥を伴っ...
要約 野菜ジュースの殺菌や酵素失活のために交流高電界技術を用いると極短時間で高い殺菌効果が得られ、加熱による品質劣化も抑制される。また、開発した交流中電界技術による味噌の連続酵素失活処理が可能となり...
要約 乾燥または吸水後のトマト種子への重イオンビーム照射を種々の吸収線量条件で行い、変異を誘発した約11,500系統を作出し、約4,300系統のM3種子ストックが共同利用可能である。M2世代...
LC-MS/MSを用いたトマトのオスモチン様タンパク質Protein NP24の定量法
要約 液体クロマトグラフタンデム質量分析装置(LC-MS/MS)と安定同位体標識内部標準ペプチドを用いることで、トマトのオスモチン様タンパク質Protein NP24を定量できる。 キーワード Protein NP24、オスモチン、ト...
日本のトマト品種改良は多収化させず、果実糖度を高めて水分含量は維持した
要約 日本のトマトでは品種改良による多収化はみられない。桃太郎系品種以外では果実の糖度と乾物率との間に強い相関関係がみられるが、桃太郎系品種では果実の乾物率当たりの糖度が高く、それ以前の品種よりも糖...
要約 トマトの転写因子MCは転写因子JOINTLESSと複合体を形成して果実の脱離に関わる果柄の離層形成を制御しており、MC遺伝子の発現抑制により離層形成を抑制(ジョイントレス化)できる。この離層形成制御...
機能成分高含有農作物・加工食品に対する消費者の認知状況および摂取意向
要約 健康志向の高い消費者の94.6%が機能成分高含有農作物・加工食品の摂取を希望しており、栄養成分や機能成分の高さに魅力を感じている。一方、安全性等に対する不安もあり、有効成分の安全性評価結果並びに成...
要約 「すずこま」は、早生で草姿がコンパクトな心止まり性の加熱調理用トマト(クッキングトマト)品種候補であり、低段密植養液栽培に適する。 キーワード クッキングトマト、品種、低段密植、養液栽培、心止まり...
要約 包装袋のシール部微細孔に加え、レーザー光により袋表面に微細穿孔を開けることで、これまで難しかった輸出など長期間にわたる鮮度保持が可能となった。その結果、ニラやネットメロン等を航空便と同等の品質...
堆肥・飼料中のクロピラリドのLC/MS/MSを使用した定量方法
要約 堆肥・飼料中のクロピラリドは、LC/MS/MSを使用することで精度良く定量でき、詳細な動態解析に利用できる。 キーワード クロピラリド、堆肥、LC/MS/MS、園芸作物 背景・ねらい トマト等の園芸作物の栽培にお...
不織布ポットの埋設によるマルチカラー根染色法の野外試験への適用
要約 不織布ポットをあらかじめ埋設して植物を生育させ、掘り上げて乾燥させることで、野外試験でも0.5気圧程度の加圧で植物根ごとに異なる着色液を注入することができる。これにより混植した植物それぞれの根系...
ホタテガイ加工残さを原料とする速効性有機液肥・培土の製造法および使用法
要約 微生物複合発酵により、ホタテガイ加工残さから速効性有機液肥および育苗用培土を製造できる。有機液肥は、低分子のペプチドを含有し、速やかな肥効を示す。液肥は、水稲育苗やトマト本圃用追肥として、培土...
要約 無培地循環栽培システムでは、遮根シートで隔離したトマトの根域にカルシウム、マグネシウム等の塩ストレス培養液を吸水シートで、その他の成分を含む基本培養液は点滴で給液することにより、培養液を再利用...
要約 蒸気散水処理により盛夏期ホウレンソウ栽培で発芽率が向上し、収量が増加する。土壌伝染性病害に対して高い防除効果を示し、雑草の発生も抑制する。土壌表層の養分の多くは一時的に下層部に移動するが、移動...
ファン付き作業着(商品名:空調服)の利用による高齢者の農作業の軽労化
要約 空調服の着用により、作業者の体表面温度が低下し高齢者の農作業負担の軽減に有効である。熱線カットタイプと慣行の空調服は、同程度の温度低下効果が認められる。また、高齢作業者の総合評価では、9 割以上...
要約 本データベースは、「五訂日本食品標準成分表」に掲載されていない福井県特産農林水産物の栄養成分を明らかにしたもので、福井県独自の調理・加工方法ごとに、その調理例と併せてインターネットのホームペー...
要約 施設トマト栽培において籾殻を施用することにより過剰な土壌中無機態窒素の影響を緊急的に回避できる。透水性の増大により潅水チューブ直下の土壌中無機態窒素量は速やかに減少し、窒素の有機化によりチュー...