要約 高知県における「ヒノヒカリ」を用いた不耕起乾田直播栽培法では、春季代かきと除草剤を組み合わせた除草体系とともに、浸種による出芽の安定を図る。播種量は10a当たり8kg用意し、施肥には140日タイプの緩...
要約 傾斜上下方向に設置した軌条に、等高線方向に園内くまなく配置したS字軌条を組合わせて、薬液散布や運搬等の作業を行うことのできる多目的モノレールである。薬液散布作業は無人で 25a/h 以上の能率で行う...
要約 傾斜上下方向に設置した本線軌条に、等高線方向に園内くまなく配置したS字状の軌条を組合わせて、薬液散布や運搬等の作業を行うことのできる多目的モノレールである。薬液散布作業は無人で25a/h以上の能率で...
要約 ナタネ油粕の表面散布と活性炭スラリーの2回の噴霧散布を組み合わせた処理により化学合成除草剤処理とほぼ同等の水田雑草防除効果が得られ、基肥窒素無施用とすることで化成肥料の節減も図られ、「環境にや...
ボーベリア・ブロンニアティ剤連年処理による果樹カミキリムシ類の防除
要約 カンキツのゴマダラカミキリおよびイチジクのキボシカミキリに対して、天敵微生物資材のボーベリア・ブロンニアティ剤を露地圃場において2~3年連続処理すると、高い防除効果が得られる。 キーワード ボーベ...
要約 日本シバ裁断茎は、バーク堆肥を主とした生育基盤材、肥料および水と共にタンク内で混合撹拌後、圧縮空気によりノズルで吹き付け植栽できる。植栽面積に対する苗シバ量は従来の張シバより少なく、大規模で省...
要約 既存の法面において、除草剤散布後にセンチピードグラス(暖地型シバ草)をセル苗で移植し、1年目に数回の草刈りを行うと、2年目以降は除草剤のスポット処理を中心とした省力管理が可能な植生に転換できる。...
要約 土壌処理型除草剤メトラクロールは、土壌の種類に関係なく、処理後早い時期の土壌表層における土壌水分の高い方が、残効期間が長い。 背景・ねらい 畑地における土壌処理型除草剤の効果(残効期間)は水田に...
要約 水稲乾籾を不織布に封入・貼付した再生紙マルチ直播シートを人力敷設機で敷設する湛水直播栽培法。代かき後落水し適度な土壌表面硬度になった田面に、直播シートを敷設することで、安定した出芽、苗立ちが確...
要約 マメ科植物のヘアリーベッチを、田植え前にすき込んで水稲を栽培すると、雑草発生が抑制され、無除草剤、無化学肥料で慣行栽培と同等の収量、品質が得られる。 キーワード ヘアリーベッチ、水稲、雑草抑制、...
要約 遺伝子組換え農産物とその食品に対する表示制度に併せて必要となる遺伝子組換え大豆、トウモロコシの高感度検知法として定性的にはMultiplex PCR法が、定量的にはreal time-PCR法が用いられる。
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要約 共同乾燥施設で発生する生モミガラを迅速かつ大量に利活用するには、水田裏作麦の作付け前の施用が適し、施用量の上限は10a当たり1t程度で、窒素飢餓対策は不要である。また、モミガラの施用で土壌中の炭素...
要約 高温乾燥に強いイワダレソウをイネ育苗箱でマット状に育苗し、雑草を除草剤で枯らした既存法面に1枚/m2割合で張りつけると、3か月で全面を緑化することができる。 背景・ねらい 畦畔の除草労力を軽減し、...
要約 そばの作付けによって雑草発生量を低く抑えることができ、雑草管理にも有効である。夏期における抑制効果は、被覆と高温乾燥条件における夏期耕転によると考えられる。また、抑草効果は、ロータリー耕のみよ...
要約 樹冠下列状の部分マルチは秋雨による糖度低下を防ぎ、全糖と還元糖が増加する。さらに果皮色が濃くなり、浮皮を軽減し、樹勢の低下は認められない。 背景・ねらい
通気性多孔質シートの全面マルチ栽培...
秋季代かきと播種同条施肥による水稲麦間不耕起直播栽培の省力安定化
要約 小麦播種前の秋代かきによって前作残さがすき込まれほ場が均平になるため、水稲の播種精度が向上し出芽・苗立ちが安定する。さらに、ヒエなどの夏雑草が減少し除草剤の効果が高まる。また、水稲播種時に基肥...
要約 コシヒカリの愛知式不耕起播種機による直播栽培では、チウラム水和剤による種子粉衣(乾もみに0.5%湿粉衣)によって土壌中の種子の生存率が高まり、2月中旬から4月中旬まで播種期前進しても出芽・苗立ちが安...
温度、土壌水分、耕耘がイチビの出芽に与える影響と発生パターン
要約 イチビは温度で15℃以上、土壌水分で25~55%の水分域で発芽勢が高い。自然条件では降雨の2~3日後に発生が増加し、その傾向は約1ヶ月間続く。また、その後の耕耘の刺激により再度、出芽のピークが訪れ、10月...
要約 ワルナスビの栄養繁殖器官(根)は埋没深5cmの位置では、冬季の寒波と乾燥による影響を受けない。また地表面から50cmの埋没位置からも出芽が可能なことから、プラウ耕による反転、深耕ではワルナスビの蔓延...
要約 大区画水田において、愛知式不耕起播種機を用い、冬季代かき不耕起乾田直播を基幹とした省力水稲作業技術体系を検証した結果、ほ場作業時間は16.4時間/haとなり、成熟期の異なる品種の組み合わせにより個別...