アミノ酸バランス改善飼料および鶏ふん焼却熱利用時のブロイラー生産の環境影響
要約 アミノ酸バランス改善飼料と鶏ふん焼却熱の鶏舎暖房利用により、慣行飼料・鶏ふん堆肥化の場合と比較したLCAの結果、ブロイラー生産の温室効果ガス排出量を16%、酸性化への影響を48%、富栄養化への影響を24%...
ヨーロッパからベトナムへ越境性伝播した豚インフルエンザウイルス
要約 2016年12月にベトナム南部で発見された豚インフルエンザウイルス(IAV-S)は、ヨーロッパで流行している鳥型H1N2亜型IAV-Sに由来する。国際的な豚の移動に伴って移動するウイルスは、新しい遺伝型のウイルスの...
ニホンウナギのふ化仔魚を10万尾単位で研究機関へ輸送・供給することが可能になった。
要約 ニホンウナギの組換え成熟ホルモンを人工的に大量生産し、親魚の成熟率を高めることができるよう になった。また、最終催熟処理において成熟段階の異なる複数の親魚をその後の水温制御により同日に産卵 させ...
肥育素牛における導入時からの増体遅延へのUDCA製剤投与による改善効果
要約 黒毛和種肥育牛において導入時の飼養環境急変に伴う増体遅延の改善を目的に、導入から 14週間ウルソデオキシコール酸(UDCA)製剤を一日当たり500mg経口投与する。投与群は導入直後からの 体重減少が認められ...
要約 200頭以上の健康な乳牛の血液、尿および唾液のコルチゾール濃度を測定し、統計学的に標準値と標準偏差を算出する。また、温湿度指数が80を超える搾乳待機室に長時間拘束した際には、コルチゾール濃度が上昇...
地域自給飼料を活用した日本短角種の生産は地球温暖化負荷が低い
要約 地域自給飼料は輸入飼料よりTDN1トンあたりの地球温暖化負荷が低い。日本短角種を用いた肉用牛生産(育成および肥育)において、地域自給飼料に基づく飼養体系は輸入飼料に依存した飼養体系より地球温暖化...
背景・ねらい 本県基幹漁業の一つであるカツオ一本釣漁業は、カタクチイワシ等の活餌を撒餌として使用しているが、高水温に弱く、漁獲も不安定なため、その操業に支障を来すこともある。そこで、東南アジアで広く...
要約 温熱刺激を受けた牛から採取した気管支肺胞洗浄(BAL)液中のマクロファージ化学発光(CL)能は低下し、リンパ球CD4+/CD8+比は上昇することから、温度環境の急変は呼吸器免疫能を変調させ、呼吸器病発症の一誘因...
酸性フクシン染色を用いたエンドファイトの光学顕微鏡による検出法
要約 イネ科植物の葉鞘組織片を、酸性フクシンを含む乳酸で染色・封入し、開口絞りを開放して検鏡することで従来の染色法よりも鮮明なエンドファイトの菌体像が得られ、その検出がより容易となる。検出対象は、葉...
要約 通常範囲内の個体数密度であっても飼育が長期化するとストレッサーとなり,魚体の免疫機能の減退に伴う耐病性の低下が認められた.さらなる低密度飼育の励行により,冷水病の発症率は低下することが予想され...
要約 農作物,家畜,林業および水産業に被害を及ぼす野生生物の特徴,被害発生状況と防除対策を記述するホームページを作成して,広く情報を提供する。 背景・ねらい 近年,カラス・スズメ等の鳥類,シカ・イノシ...
要約 ツインダイス式成型機における鶏ふん堆肥の成型には、作業性の観点から堆肥の水分含量は20~25%、粒径は4~8mmが優れる。成型堆肥の斉一性、平滑性、破断強度、耐久性は、堆肥の粗繊維含量の増加、粗灰分含...