グリーニング病根絶事業を支援する高精度診断・最小薬剤使用・統計的手法の開発
摘要 (1)カンキツグリーニング病罹病葉(研究所保有)から回収した高密度の病原細菌菌液をサンプルとして、さまざまな培地での培養を試験する。培地については、公開されている本病原細菌のゲノム情報をもとに...
根部エンドファイト活用によるアスパラガス連作障害回避技術体系の開発
摘要 (1)佐賀県をはじめとする西南暖地など様々な土壌・気象条件下にあるアスパラガスの連作障害発生圃場と隣接する健全生育圃場の土壌について、PCR-DGGE法を用いてフザリウム群集構造を解析し、本解析法の普...
摘要 (1)貯蔵性が高いと考えられるF1系統を材料として圃場での栽培を行い、植物体特性(短節間性、早晩性、株元着果性)、収量特性(果実重、着果数、収量等)、果実特性(果形、果皮色、果肉色、乾物率、糖度...
摘要 (1)10月以降の放射冷却時に茶樹近傍の微細気象観測を行い茶樹特有の冷却機構を解明 するとともに、その観測データに基づいて送風温度・送風空気量などの微温風防霜システムに必要な基礎的数値を明確に...
地球温暖化の抑制と水質保全に資する地域資源活用型農地管理技術の実証と導入促進
摘要 (1)(1)草地酪農地帯における土地利用変化に伴う環境影響の評価、(2)草地に対する畜産由来有機性資源活用型農地管理技術の実証と導入促進(2)5筆の圃場を供試し、代かきの有無や水管理、栽植密度の違い...
サトウキビの収穫早期化に向けた優良品種育成と新しい栽培体系の構築
摘要 (1)沖縄本島南部、宮古島、鹿児島県徳之島で生産力検定予備試験に準じた試験栽培を行い、早期高糖性、11月の糖度、収量を重点として評価する。(2)次年度の生産性評価に向け、春植えから約10系統を予備...
地球温暖化に対応したブドウおよびウメ新品種の開発と温暖化に伴う適地変化予測
摘要 (1)選抜4系統並びに対照3品種(「シャルドネ」、「甲州」、「甲斐ブラン」)について、果実調査、ワインの成分分析を実施する。ワイン品質については山梨県内のワインメーカー等の協力も得て、50名規模...
摘要 (1)無魚粉EP飼料の製造に際し、新規原料候補(廉価版濃縮大豆タンパク、チキンミール、ポークミール、フェザーミール、血粉等)を使用し、消化、吸収、嗜好性、リンや窒素の環境負荷を考慮しながら配合割...
気象変動に強く多様なニーズに対応した西日本向けの水稲品種育成とその効率的な普及
摘要 (1)「越南246号」の生産力検定は場内および場外3か所で行う。特性検定試験については、耐病性についてはいもち病抵抗性(葉いもち、穂いもち)と縞葉枯病抵抗性について行う。他の特徴的な加工適性を持つ...
根圏環境制御による土壌菌媒介性ウイルス病害の発病抑制技術の開発
摘要 (1)現地汚染圃場において、10月に窒素の基肥量と時期を変えて複数品種の球根を植付け、土壌のpH、EC、窒素濃度等の変化を随時計測する。翌春にウイルス感染率と球根収量を調査する。亜リン酸資材の効果検...
気象変動に強く大幅省力化が可能なニホンナシ自家和合性品種の結実管理技術開発
摘要 (1)開花特性調査:鳥取園試(「早優利」「秋甘泉」「秋栄」「おさゴールド」「夏そよか」「優秋」「瑞秋」「瑞鳥」)、新潟園研(「新美月」「新王」「おさゴールド」)について着蕾状況(子花、遅れ花)...
世界的に貴重な遺伝資源を活かしたチューリップ新品種育成と新規需要の創出
摘要 (1)系統適応性検定試験に供試中であった4系統及び内部試験11系統について地上部特性調査、球根収量調査、促成適応性調査を行う。併せて、初選抜が終了した系統の増殖を行い、促成適応性検定試験など、...
摘要 (1)各有望系統の春期の低温被害回避特性、ほ場耐寒性、耐病性、及び収量構成要素を比較調査し、生育特性を明らかにする。また一・二番茶製茶と品質審査により、品質諸特性を明らかにする。(2)各有望系...
いぐさ・畳表生産量の向上と豚補助飼料への利用に対応したいぐさの品種開発
摘要 (1)いぐさを活用した暑熱環境下での肉豚飼養技術開発を目的にしているので、肥育開始を7月の暑い時期から開始し、肥育終了は残暑が厳しい10月頃を予定している。供試豚には、ランドレース種系統豚ヒゴサ...
摘要 (1)本年度は実下水灰をいくつか選定した後、これらに含まれる各種重金属の同定および定量を当研究室で所有するICP発光分析装置、および学内共同分析機器室で所有するX線解析装置などを用いて行う。このよ...
摘要 (1)播種期・播種量試験は早限として3月上旬、晩限として4月上旬播種を設け、播種量については多・中・少を設け、播種の適期幅および適量について検討する。また、春そばは生育期間が3月~6月の低温期...
摘要 (1)収量性・農業特性を明らかにするため、農試圃場にて生産力検定試験、栽培特性検定試験(栽植密度3処理、追肥2処理)を実施する。耐冷性検定として、上士幌現地圃場を利用した生育期耐冷性、低温育種実...
雌を妊娠させやすい雄牛の評価と新規精液凍結法による繁殖性向上技術の開発とその実証
摘要 (1)これまでの豚精子での知見から、精子の処理条件が本法開発の鍵を握っていることが判明している。そこで、低pH/界面活性剤を用い、特殊蛍光プローブが牛精子核のDNAに結合するための精子核DNAの至適変...
周年安定供給を可能とする食品加工用バレイショ品種の育成と栽培法の開発
摘要 (1)有望系統「北育15号」の生産力検定試験を実施し、慣行栽培法によって標準品種「トヨシロ」及び対照品種「スノーデン」と比較して、草丈、枯凋期、収量、でん粉価、外観品質及び内部品質を評価する。施...
イネ南方黒すじ萎縮病の簡易検出法と被害発生リスクに基づく防除技術の開発
摘要 (1)主要イネ科作物(トウモロコシ・コムギ・オオムギ・ヒエ・イタリアンライグラス・エンバク)に対し、SRBSDVを保毒したセジロウンカを1週間加害させる。加害終了1ヵ月後に病徴の有無および植物体内のSR...