
摘要 種子伝染性病害のいもち病等の発生生態の解明と防除管理法等として、(i)種子生産における穂いもち防除は穂ばらみ後期と穂揃期が適期で、箱粒剤施用も有効である。(ii)いもち病防除薬剤であるシタロン脱水酵...

摘要 ○目的:リンドウにおいて、ウイルス病は難防除病害である。これまで本病の防除法として、媒介虫であるアブラムシを対象とした薬剤散布に加えて、忌避資材(防虫テープ)の使用がウイルス病の発生を低下させる...

摘要 ○目的:ハダニ類は多くの作物に寄生し、薬剤抵抗性が発達しやすい代表的な害虫である。りんどうにはナミハダニとカンザワハダニが発生し、混発している圃場も少なくない。また、現在2種類の登録農薬しかない...

摘要 ○目的:近年、りんどう栽培圃場において、茎葉、特に葉が輪紋状に枯れる症状が多発している。これまでに、本症状の発生原因のひとつとしてリンドウ黒斑病(病原菌:Alternaria alternata)の関与が明らかにな...

17 環境負荷軽減のための花き病害虫防除技術の確立 1)難防除病害の効率的防除技術
摘要 キクの白さび病の耕種的防除を取り入れた化学農薬削減防除法の確立を図る。また、薬剤耐性菌の発生状況を調査する。 研究対象 共通 専門 病害 部門 花き

11 多発生・難防除病害虫の発生生態の解明と防除法の確立 (3) ミカンキイロアザミウマの効率的防除法の確立 (ii) 物理的防除法の検討
摘要 ミカンキイロアザミウマは花への指向性が高く、花きでの被害が問題となっており、防除が重要となっている。ミカンキイロアザミウマに対する有効な薬剤はあるものの、薬剤感受性の低下により薬剤防除のみで...

11 多発生・難防除病害虫の発生生態の解明と防除法の確立 (3) ミカンキイロアザミウマの効率的防除法の確立 (i) 土壌処理剤の活用技術
摘要 ミカンキイロアザミウマに対する有効な薬剤はあるものの、茎葉散布のみではやや効果が劣る。また破蕾期以降、成幼虫が蕾に入り込むため、さらに防除が必要である。そこで、浸透移行性の既登録土壌処理剤を...

11 多発生・難防除病害虫の発生生態の解明と防除法の確立 (2) キク半身萎凋病の効率的防除法の確立
摘要 クロールピクリン剤は刺激臭や作業性の問題があり、ほとんど普及していない。また、土壌全面処理は処理方法が煩雑であるという欠点がある。そこで簡便なマルチ畦内処理について検討した。特に、キク定植後...

10 花きに発生する病害虫の診断と被害実態の解明 (2) デルフィニウムの病害虫の発生相と被害実態の解明 (iii)デルフィニウムうどんこ病の品種間差異
摘要 デルフィニウムに適用される登録薬剤が少なく、防除が難しくなる場合が予想される。本試験では、うどんこ病発生の品種間差異について検討した。エラータム系品種では一部に発生が見られたものの、多くの品...

10 花きに発生する病害虫の診断と被害実態の解明 (2) デルフィニウムの病害虫の発生相と被害実態の解明 (ii) 虫害
摘要 デルフィニウムに対する登録薬剤が少なく、防除が難しくなる場合が予想される。デルフィニウムの害虫についてはヨトウムシ類、ハダニ類、シクラメンホコリダニ等の発生が確認されているが、生産現場での害虫...

10 花きに発生する病害虫の診断と被害実態の解明 (2) デルフィニウムの病害虫の発生相と被害実態の解明 (i) 病害
摘要 デルフィニウムに対する登録薬剤が少なく、防除が難しくなることが予想される。本試験では、現地農家において発生する病害の種類と時期、被害程度を調査する。青森地域の調査で、ベラドンナ系品種でうどん...

10病害虫防除農薬開発 (2)主要病害に対する新農薬の防除効果
摘要 効果があり実用性があると判定された薬剤は、ばれいしょのワタアブラムシに対するコルト顆粒水和剤、やまのいものワタブラムシとジャガイモヒゲナガアブラムシ両者に対するアクタラ粒剤5、アクタラ顆粒水溶...

摘要 ラークスパーに発生する原因不明の芯止まり症状について,病理学的見地から原因究明を行っている。発症株から細菌を分離し,病原性を再現して病原の特定を行っている。また,その発生しやすい環境条件を解...

アイリスイエロースポットウイルスおよびメロン黄化えそウイルスの発生生態解明と防除対策
摘要 目的:アイリスイエロースポットウイルスは2003年に侵入が確認され、ニラ、トルコギキョウ、ネギに激しいえそ斑を引き起こすなど品質の低下を招いている。また、メロン黄化えそウイルスはキュウリ、メロンの...

89.地上部害虫の発生生態と防除(2)花き類に発生するアザミウマ類の発生生態と防除
摘要 花き類に寄生し、被害を発生させているネギアザミウマ、ミカンキイロアザミウマなどアザミウマ類の発生生態を解明し防除法を検討する.カーネーションでの適用拡大のための薬剤試験を実施した。また、館山市...

花き類の新病害虫の同定と環境保全型防除技術の確立 (3)花き類の難防除病害に対する薬剤選定 イ キクのアザミウマ類の防除
摘要 キクのアザミウマ類に対し、定植直前に薬剤を土壌混和し、その防除効果を検討した。当試験のアザミウマ類は、主にミカンキイロアザミウマと思われ、調査期間中は少発生で推移していた。ジェイエース粒剤は処...

花き類の新病害虫の同定と環境保全型防除技術の確立 (3)花き類の難防除病害に対する薬剤選定 イ バラのハダニ類の防除
摘要 バラのハダニ類に対する新規薬剤の防除効果を検討した。その結果、SYJ-181スプレーは、4日後の補正密度指数が10.7、SYJ-181の顆粒は6.5と、対照薬剤より高い効果が認められた。しかし、7日後にはハダニ類の...

花き類の新病害虫の同定と環境保全型防除技術の確立 (3)花き類の難防除病害に対する薬剤選定 イ バラのうどんこ病の防除
摘要 バラのうどんこ病に対し、パンチョTFの2000培処理区は防除価が96.8と対照薬剤とほぼ同等の効果が認められた。SVJ-181スプレーは、防除価が73.2と対象薬剤よりやや劣ったが、効果は認められた。いずれも薬害...

花き類の新病害虫の同定と環境保全型防除技術の確立 (3)花き類の難防除病害に対する薬剤選定 ア トルコギキョウの土壌病害の防除
摘要 トルコギキョウの土壌病害防止のため、移植前に土壌消毒材としてキルパー液剤及びクロールピクリン薫蒸剤を灌注しその効果を検討した。しかし、無処理区を含め、全区で立枯病の発病が認められず、効果の判定...

花き類の新病害虫の同定と環境保全型防除技術の確立 (2)生物資材等を用いた病害虫防除技術の確立 イ キクのハスモンヨトウムシに対する有効薬剤の検討
摘要 生物的防除資材(BT剤)を用いて、キクのハスモンヨトウに対する防除効果と実用性を検討した。その結果、クォークフロアブル400倍処理の3日後の補正密度指数は、無処理区の100に対し18.8と効果が認められた...