摘要 バイオマーカーについては、リンの指標遺伝子の発現レベルをスペクトルデータにより高い精度で推定する手法を開発し、玄米品質に関連する遺伝子と関連するペプチドの絞り込みを進め、その抗体の利用により遺...
実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ小麦品種の育成
摘要 コムギでは、現地栽培試験や実需者の評価等によりパン用2 品種、日本めん用1 品種で許諾契約を獲得したほか、実需者等の要望により北海道で1 品種が産地品種銘柄設定に申請された。DNAマーカーを利用して、...
実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ大麦品種の育成
摘要 オオムギでは、育成したモチ性品種が、昨年度の「重点普及成果」に選定されたことから、事業開発室等と連携したPR や食品メーカーへの売り込み活動を精力的に行い、さらに、新品種に関するプレスリリースも...
⑤ビール麦の良質多収品種の育成、ア 麦類の高品質病害抵抗性多収品種の育成と選定
摘要 目的:オオムギの優良形質を識別するDNAマーカーを開発するため、スカイゴールデン×とちのいぶき解析集団における連鎖地図を作成する。、成果:「スカイゴールデン」及び「とちのいぶき」のRNA-seqデータから...
ムギ類ゲノム育種システムの高度化とミネラル制御遺伝子同定への応用
摘要 オオムギゲノム育種システムの開発についてはすでに品種解析の大部分が終了し、十分な多型を得た。ムギ類DNAマーカー作成システムの開発についてはオオムギ部分のデータベースの初版を公開し、育種家の評価...
ムギ類ゲノム育種システムの高度化とミネラル制御遺伝子同定への応用
摘要 1.ムギ類ゲノム育種システムの開発 2.オオムギミネラル耐性と制御関連遺伝子の同定と応用 3.コムギゲノム育種システムの開発
① 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1.コムギの全ゲノム解読を目指している国際コムギゲノム解読コンソーシアムの一員として、コムギ6B染色体の詳細物理地図作成とゲノム配列解読を行っている。コムギ6B染色体由来のBACクローン68,000個を使...
摘要 1)休眠関連遺伝子の解析に関しては、大麦の休眠遺伝子SD2について、連鎖解析により遺伝子の候補領域を30kbに絞り込んだ。2)穂発芽耐性形質の発現・制御機構の解明に関しては、突然変異処理を行った「タ...
低リパーゼ活性稲品種のゲノム育種のための分子マーカー及び育種素材の開発
摘要 トリアシルグリセロール(TAG)を分解する活性を指標にリパーゼ精製を進め、Similar to mRNA-associated protein mrnp41 を同定し、TL-1a,1b及び2の3つの活性画分の存在を認め、順次、精製と内部アミノ酸配...
摘要 1)小麦穂発芽抑制遺伝子候補(TMS2)を小麦種子に遺伝子導入して高発現させたところ発芽が抑えられた。この発芽抑制は、ジベレリンによる休眠打破で解除された。これにより、このTMS2遺伝子が穂発芽を抑制...
低リパーゼ活性稲品種のゲノム育種のための分子マーカー及び育種素材の開発
摘要 部分精製した小麦胚芽リパーゼに対する抗体”As3698”を作製し、リパーゼ活性を有するタンパク質とほぼ同じ分子量のタンパク質を認識した。また、As3698は米胚芽抽出液中のリパーゼ活性を有するタンパク質とほ...
摘要 1)小麦の種子休眠関連遺伝子については、19年度に行った網羅的遺伝子発現解析により絞り込んだ候補遺伝子のうち、2つについて、その塩基配列から推定される機能、および染色体上の座乗位置から、休眠性遺...
摘要 1.研究リソースのTos17突然変異体系統については、約5万系統整備し、データベース公開及び種子の配布業務を実施している。2.約3万8千のイネ完全長cDNAと遺伝解析材料については、配布用のリソースと...
摘要 1)麦類の穂発芽耐性に関与する遺伝子の単離、機能解析を目指し、異なる2つの温度で登熟させた小麦の種子を実験材料に用い、2つの材料間でのマイクロアレイによる網羅的遺伝子発現比較を行うことにより、小...
摘要 麦類の穂発芽耐性の改良を目指して、穂発芽関連遺伝子の機能解明研究とコムギの形質転換系の確立に取り組み、以下の成果を得た。(1)オオムギ種子におけるアブシジン酸(ABA)合成・代謝酵素遺伝子の発現と種...