摘要 i)大麦の赤かび病抵抗性獲得に有効な形質と考えられる閉花受粉性は、大麦2H染色体の長腕上にマップされ、閉花受粉性と0.4cMの距離で連鎖するDNAマーカーを獲得した。ii)高精度の赤かび病抵抗性検定法を開発...
摘要 i)大麦新品種候補として、北陸地域の主要品種である「ミノリムギ」よりも出穂期が早い「北陸皮37号」、精麦の白度が高く、雲形病に抵抗性の「北陸皮38号」および、収量が多い「北陸皮39号」を育成した。多く...
摘要 有望系統について、精麦及び麦茶加工適性の実需者評価を行い、関東皮78号は押し麦及び麦茶用として評価された。また、並性・もち性の関東皮糯80号を育成し配付系統とした。大麦の多収関連形質に対する半矮性...
摘要 大麦縞萎縮病等の病害抵抗性を備え、精麦及び麦茶品質が優れた早生・多収品種の育成を目標に、63組合せと育種素材作出用として226組合せの交配を行った。雑種第1代では51組合せを養成、雑種第2~4代は雑種...
摘要 耐雪性、耐湿性に加えて雲形病等への病害抵抗性に優れた良質、多収の多雪地向き優良大麦品種を育成することを目的に実施してきた。交配母本を選定するため、北陸・東北地域で栽培されている品種及び旧北陸・...
摘要 有望系統の関東皮75、78号について精麦及び麦茶加工適性の実需者評価を行い、関東皮78号は押し麦用及び麦茶用として有望であった。また、もち性の関東皮75号は焙煎時の膨化が大きく麦茶用として特徴があるこ...
摘要 大麦縞萎縮病等の病害抵抗性を備え、精麦及び麦茶品質が優れた高品質の早生・多収品種の育成を目標に、73組合せと育種素材作出用として57組合せの交配を行った。雑種第1代では18組合せを養成、雑種第2代か...
摘要 新たな麦政策の実施にともない、高品質・もち性等多収大麦品種を早期に育成・普及することを目的とする。11年及び12年は、高精麦適性が期待されもち性で新規需要も見込まれる関東皮75号を中心とする有...
摘要 早生、多収、強稈で、大麦縞萎縮病とうどんこ病に複合抵抗性を持ち、精麦特性又は麦茶品質が優れた高品質品種の育成を目標に、10組合せの交配を行った。雑種第1代は22組合せ、雑種集団は50組合せを養...
摘要 国内産の食糧用二条大麦(普通大粒大麦)の用途は、焼酎醸造用、食用、味噌原料用及び麦茶用に仕分けされ、中でも焼酎醸造用及び食用・味噌原料用の需要が多い。本課題では、平成9年に育成したニシノホシの...
摘要 精麦品質検定法の開発により育成した関東皮73号、75号は大麦縞萎縮病抵抗性であり、麦茶、精麦品質ともにすぐれるが、収量性と耐倒伏性が標準程度であった。また、これらの系統はうどんこ病に弱い欠点を...
摘要 "5年度には、多収性で麦茶用の品種「すずかぜ」が農林登録された。加えて、多収性の地方番号系統、関東皮74号、76号を育成したが、これらの系統は大麦縞萎縮病に抵抗性で麦茶品質に優れるが、中生で耐...