摘要 モモ「154-1(101-26×モモ福島12号)」は、食味良好で裂果が見られず高評価であったため、現地試作系統「モモ福島18号」として番号を付与し、現地試作試験に供することとした【参考成果23】。
需要の動向に即した水稲・麦類・大豆新品種系統の作柄安定化対策試験
摘要 目的:本県は「ぴかいち」や「ヒノヒカリ」等の良食味品種への作付転換を図ってきたが、従来にも増して多種多様な消費者ニーズに対応した米生産への取り組みが必要となってきた。.農業センターにおいては、...
県産果実のブランド強化と安定供給を目指した鮮度保持技術の開発
摘要 目的:農産物の食味評価方法を活用して、外観のみならず、良食味を維持した高品質果実の鮮度保持技術を確立する。 成果:モモでは、多汁性及び硬さの評価には果肉硬度が、香りにはγデカラクトン量を測定する...
摘要 大玉で食味、着色の優れた品種、また、気象変動にも対応できる品種等を開発する目的で、2組合せの交雑を行い、核を獲得した。 本年度結実した80個体について果実調査を行い、12個体を継続とした。
摘要 施設向け有望系統「千葉L1号」の品種登録出願を行った。他の一次選抜、二次選抜系統については大果・良食味であることを前提とし、露地栽培では耐寒性がある品種、施設栽培では早生~中生で高温障害に強...
摘要 本県に適した完全甘ガキ品種の選定を目標とし、第8回系統適応性検定試験の2系統の調査を行った。「安芸津26号」は1果のみの収穫で、「安芸津27号」は発芽せず枯死した。検討会で「安芸津26号」は良食味...
摘要 落花生「千葉P114号」の機械化栽培体系の確立に向けて、ラッカセイ掘取機の改良を行った結果、掘り取った株の整列率が向上し地干し作業が省力化され、莢実品質も維持された。播種機、ラッカセイ掘取機、拾...
摘要 「Qなっつ(千葉P114号)」のショ糖含有率が一定以上となる栽培技術の確立及びゆで豆用における栽培特性を解明する。本年度はこれまでの知見を基に現地実証を行い、品質面及び作業面においても実用性があ...
盛土式根圏制御栽培法を軸としたブドウの高品質果実安定生産技術の開発
摘要 「シャインマスカット」の果皮の厚さのばらつき、「クイーンニーナ」の着色不良など、高品質な果実の安定生産のための課題は多い。そこで、本研究では栃木県で開発された盛土式根圏制御栽培法による試験を軸...
摘要 目的:早生で着色・食味が良く、食べやすく、栽培性に優れた品種を育成する。中晩生で着色・食味が良く、食べやすく、栽培性に優れた品種を育成する。 成果:樹体特性等を調査し、選抜・淘汰した結果、106個...
沖縄県農業育種基盤技術開発事業 (2)高糖度で良食味かつ果肉色の優れたマンゴー品種の育成
摘要 マンゴーではこれまでの遺伝資源評価を基に交配育種により、高糖度で良食味な系統を作出する。さらに新しい評価項目として果肉色について計測機器を用いた調査により評価基準を作成し、果肉色が優れたマンゴ...
早期成園化が可能な樹形によるナシ、ブドウ、モモの省力・高品質安定生産技術の実証
摘要 ナシジョイントV字樹形は定植3年目で成園並みの収量が得られ、前年比で約2.4~4倍に増加した。定植時の苗の樹齢によって新梢長や花芽着生率等の樹体生育に差がみられた。モモのジョイントV字樹形において...
摘要 「ラ・フランス」に偏った品種構成を是正するため、早生、中生、晩生の新品種を育成する。また、消費拡大を目的に食べ頃が判り易く、外観の良い良食味品種を育成する。
摘要 目的:高齢化や気象災害で低迷する果樹産地の再生を図るために、生産者の所得向上に寄与する新品種の開発や優良品種・系統を選抜する。 成果:①果皮色が赤のリンゴを得るため、744個体をDNAマーカー選抜に供...
害虫防除と受粉促進のダブル効果!スマート農業に貢献する振動技術の開発
摘要 目的: 農業生産現場では,薬剤に依存しない新たな害虫防除技術が求められている。また,トマト等の受粉においては,外来種である受粉昆虫の転換方針から代替技術が求められている。これらの課題を解決す...
青森りんごの「優位性」を高める品種の育成に関する試験・研究開発
摘要 目的:4月以降の販売に適した後期販売向け品種、良食味耐病性品種及び難果肉褐変性品種を開発するため、遺伝子情報を活用して選抜母集団の育成を行う。また、これまでに育成した集団から優良個体及び優秀系...
「日本一の米どころ北海道」の実現へ向けた水稲新品種の開発促進 1.極良食味で耐病虫性の強い多収品種の開発へ向けた選抜強化
摘要 目的:他産地に先駆けた先進的な取り組みが可能となる品種の育成へ向け、中後期世代の選抜を強化する。 成果:「ふっくりんこ」や「ななつぼし」並以上にアミロース含有率が低い、すなわち炊飯米の老化性が...
摘要 ・大玉。 ・食味は糖度Brix14度(「佐藤錦」以上)。 ・耐寒性は「南陽」以上。 ・交雑和合性は①自家和合性、②マイナーS遺伝子、③「佐藤錦」「南陽」との交雑和合性、のいづれかを有する。
摘要 ・大玉。 ・食味は糖度Brix14度(「佐藤錦」以上)。 ・耐寒性は「南陽」以上。 ・交雑和合性は①自家和合性、②マイナーS遺伝子、③「佐藤錦」「南陽」との交雑和合性、のいづれかを有する。
2 新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発
摘要 開発途上地域の農業開発ニーズに対応し、対象地域の安定的な食料生産並びに国際的な食料需給及び食料栄養安全保障に貢献するため、上述の活動に加え、以下の取組を行った。 複数環境下におけるキヌア自...