摘要 エダマメ栽培の難防除害虫であるダイズシストセンチュウに対して、夏期緑豆すき込み法による防除効果を明らかにした。また、高密度汚染圃場対策として土壌くん蒸が効果的であることを明らかにした。
摘要 無加温施設栽培における低温期のD-D処理を想定し、処理前の潅水・被覆による残渣の腐熟・卵の孵化促進や、MITC等他薬剤による古株枯死について、土壌消毒の効果を増加させる作用があることを明らかとなっ...
Ⅳ 環境にやさしい農業を推進する研究の強化、[14] 農業生産環境の維持管理技術の確立、2 農薬の環境における動態把握、(2) 難透過性フィルムを用いた土壌消毒剤の使用量と揮散量の低減化
摘要 室内試験により県内の主要な土壌病害虫の土壌くん蒸剤に対する感受性を評価し、濃度と時間の積により薬効が決まることを裏付けた。また、土壌くん蒸剤の化学的分解促進技術を用いた大気への揮散低減効果を...
Ⅳ 環境にやさしい農業を推進する研究の強化、(14)農業生産環境の維持管理技術の確立、2 農薬の環境における動態把握、(2) 難透過性フィルムを用いた土壌消毒剤の使用量と揮散量の低減化
摘要 室内試験により県内の主要な土壌病害虫の土壌くん蒸剤に対する感受性を評価し、土壌くん蒸に必要な暴露条件を明らかにする。本年度は、圃場試験によりガスバリアー性被覆資材を用いた土壌くん蒸剤の施用量...
耐病性品種の開発と緑肥輪作等を活用した環境保全型コンニャク低コスト生産体系の確立
摘要 目的:群馬県が育成した根腐病耐病性系統の現地適応性を検定する。また、低コストで収益性が期待できるほ場越冬栽培法を組立て、環境保全型低コスト生産体系を確立する。 、成果:1)耐病性系統の中で、「群...
摘要 目的:難防除病害「根腐病」に対する農薬代替技術と施肥量削減技術を検討する。 、成果:1)現地試験において、コンニャク栽培後、前作にギニアグラスを作付し、冬季にチャガラシを輪作してすき込むと、土壌...
摘要 目的:高知方式湛液型養液栽培システムで発生する土壌病害を防除するため、ロックウールの再利用が可能な栽培装置の殺菌法を開発し、立毛中に使用できる農薬を探索して農薬登録に向けた試験に繋げると伴に、...
摘要 目的:高知方式湛液型養液栽培システムで発生する土壌病害を防除するため、ロックウールの再利用が可能な栽培装置による殺菌法を開発し、立毛中に使用できる農薬を探索して農薬登録に向けた試験に繋げると伴...
臭化メチルと代替物質の放出抑制技術システムに関する研究(126)
摘要 大気中くん蒸剤のモニタリングを行うために、非多孔性高純度グラファイトカーボンブラックとカーボンモレキュラーシーブをガラス管に充填した吸着管を作成し、熱脱離濃縮導入装置を装備したガスクロマトグラ...
摘要 オゾン層破壊の進行を緩和するためオゾン層を破壊するおそれの大きい物質の製造と使用が規制されている。土壌くん蒸用臭化メチルは先進国ではその使用を2005年に全廃することが国際的合意になっている。...
農耕地で土壌くん蒸剤に使用される臭化メチルの大気中への放出量の推定と放出抑制技術の開発研究(112)
摘要 オゾン層を破壊するおそれのある土壌くん蒸用臭化メチルについて日本での大気排出量を把握し、排出を抑制するための技術開発を行った。臭化メチルの最大の使用県である高知県および関東地域における土壌くん...
拮抗微生物と熱水消毒による萎凋病防除を中心とした土壌病害の総合防除技術の確立
摘要 17年の土壌消毒用臭化メチル全廃、および環境負荷低減の視点から、農薬のみに依存しない総合的な土壌病害防除技術の開発が急務である。そこで、トマトの土壌病害を対象とし、熱水土壌消毒と拮抗微生物の組...
土壌病害の熱水消毒と耕種的防除・機能水消毒を組み合わせたつる割病等病害の総合防除技術の確立
摘要 環境負荷を抑えつつ持続的な農業生産を維持する上では、化学農薬使用量の大幅削減が必須の課題である。また2005年には臭化メチルの使用が禁止される状況にあり、土壌くん蒸剤に頼らない土壌病害虫の防除...
農耕地で土壌くん蒸剤に使用される臭化メチルの大気中への放出量の推定と放出抑制技術の開発研究(117)
摘要 臭化メチルは、オゾン層破壊の原因物質として2005年1月から全廃されることとなった。しかし、土壌病害虫防除に関し臭化メチルに勝る薬剤または技術はない。臭化メチルによる土壌くん蒸に際して臭化メチ...
農耕地で土壌くん蒸剤に使用される臭化メチルの大気中への放出量の推定と放出抑制技術の開発研究(128)
摘要 臭化メチルはオゾン層破壊物質として世界的な規模で使用廃止計画が進行中である。我が国の施設園芸は臭化メチルによる防除技術に支えられてきたため臭化メチルの廃止は大きな影響がある。農業で使用される臭...
摘要 サトイモ乾腐病菌の生態研究により、F.oxysporum密度の上限は黒ボク土の乾腐病発病畑では40,000/g乾土と推察されること、土壌くん蒸剤で低下したF.oxysporum密度は高くなるこ...
日本における臭化メチルの大気への放出量の評価に関する予備的研究(225)
摘要 日本における臭化メチルの使用量は、1994年度で約11,000トン、このうち検疫用が約3,000トン、土壌用が約8,000トンであった。都道府県別使用量は高知県1,220トン、愛知県640トン...
農耕地で土壌くん蒸剤に使用される臭化メチルの大気中への放出量の推定と放出抑制技術の開発研究
摘要 我が国では、臭化メチルは土壌病害虫の防除と輸入植物の検疫のため長年使用されてきた。近年、臭化メチルが成層圏のオゾン層を破壊する能力があることが明らかとなり、その使用を規制することが国際的に合意...
畑雑草の埋土種子集団の生存状態解明と防除技術の開発(173)
摘要 畑雑草の埋土種子集団の種構成と生存状態の実態を調べ、1■(採土深30cm)当たりの埋土種子は全草種で、活力種子として約89600粒存在し、そのうち、すぐに発芽が可能な種子は33500粒で、約6...
ホウレンソウ土壌病害の生物的・物理的制御による生産安定技術の確立(175)
摘要 岐阜県のホウレンソウ栽培地帯で、熱水土壌消毒と生物的防除を組み合わせた土壌病害の防除体系を確立するために試験を行った。6年度は、現地の雨よけハウス内において、熱水土壌消毒単独の処理効果について...