4 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料栽培農産物栽培技術の確立 ア 減農薬・減化学肥料農産物栽培技術体系の経営・経済評価
摘要 1目的:食に対する安全・健康志向から、水稲でも減農薬・減化学肥料栽培農産物及び有機農産物へのニーズが高まっている。このため、減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の経営経済評価と導入効果を検証する。...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立(ii) 減化学肥料農産物栽培技術の確立イ 各種有機質資材の特性に基づいた施用基準の作成
摘要 含有成分や窒素無機化特性の異なる菜種粕、鶏糞、有機質100%肥料を用いて減化学肥料栽培を行ったところ、これら資材の無機化率を勘案して基肥窒素量を増肥することにより、慣行並みの収量を確保できた。 ...
家畜排泄物等の有機物資源を活用した特別栽培農産物生産技術体系の確立
摘要 目的:「家畜排せつ物処理適正化法」や「食品リサイクル法」等の施行、併せて硝酸態窒素が環境基準に格上げされるなど、有機物資源の適正な循環利用が強く求められている。本県の特別栽培農産物のあるべき姿...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立(ii) 減化学肥料農産物栽培技術の確立 ア 有機資材の特性把握
摘要 有機質資材をほ場に施用した場合の肥効性を把握するため、県内に流通している有機質資材の成分や窒素無機化特性を検討し、主原料別の窒素無機化特性を調査した。その結果、肥料登録のある有機質100%肥料...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 減農薬農産物栽培技術の確立ウ 雑草防除体系(イ)再生紙マルチによる雑草防除
摘要 除草薬剤の使用を削減するため、移植時に田面を黒色再生紙マルチで被覆することにより雑草防除できないか検討したところ、収量は最大で4%減収となったが雑草防除効果は高かった。 研究対象 水稲 戦略 土...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 減農薬農産物栽培技術の確立ウ 雑草防除体系 (ア)除草機利用による雑草防除
摘要 除草薬剤の使用を削減するため、二輪乗用除草機による除草効果を検討したところ、除草機4回処理により慣行薬剤処理並みの除草効果が得られた。また、初期除草剤(1成分)処理後に除草機1回処理することに...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 減農薬農産物栽培技術の確立イ 害虫の物理的防除法の開発(イ)畦畔被覆による害虫防除技術
摘要 透明マルチ資材を用いて畦畔被覆処理によるコバネイナゴの防除効果について検討したが、初期侵入時では効果は認められるものの、出穂期頃では効果は認められず実用性がないものと判断された。 研究対象 水...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 減農薬農産物栽培技術の確立イ 害虫の物理的防除法の開発 (ア)畦畔焼却処理による害虫防除技術
摘要 火炎式防除機での畦畔焼却処理によるアカヒゲホソミドリカスミカメの防除について検討したが、判然とした結果は得られなかった。 2か年の結果から、実用性がないものと判断された。 研究対象 水稲 戦略 ...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 減農薬農産物栽培技術の確立 ア 病害防除技術の確立(ウ)数種のいもち病防除剤による防除効果の検討
摘要 「つがるロマン」では葉いもちの発生を抑制できれば、穂いもちの発生も少なくなったことから、予防粒剤による1回施用でも慣行の体系防除と同程度の防除効果が認められた。しかし、「ゆめあかり」では、予...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 減農薬農産物栽培技術の確立 ア 病害防除技術の確立(イ)生物農薬による病害防除
摘要 生物農薬「エコホープ(非病原性糸状菌)」の防除効果は、ばか苗病に対しては対照の化学合成農薬と同等~やや劣った。ごま葉枯病に対しては、塗沫処理では防除効果が劣ったが、浸漬処理では対照薬剤と同等...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立 (i) 減農薬農産物栽培技術の確立 ア 病害防除技術の確立 (ア)温湯種子消毒による病害防除
摘要 一般的に普及している処理方法で、「ゆめあかり」では発芽率への影響はなかったが、「つがるロマン」「アネコモチ」では発芽率がやや低下した。ばか苗病並びにごま葉枯病に対する防除効果は、化学合成農薬...
10「地産地消」を軸とした有機農産物等生産・流通システムの構築
摘要 目的:「食の安全・安心」志向を反映し消費者は、化学肥料・化学合成農薬に頼らない「新鮮」「安全・安心」な農産物を求めるとともに、生産者との顔の見える交流への関心を高めている。このため、有機農産物...
9 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料栽培農産物栽培技術の確立 ア 減農薬・減化学肥料農産物栽培技術体系の経営・経済評価
摘要 目的:食に対する安全・健康志向から、水稲でも減農薬・減化学肥料栽培農産物及び有機農産物へのニーズが高まっている。このため、減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の経営経済評価と導入効果を検証する。 ...
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立(iii) 減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の体系化と実証
摘要 昨年までの個別栽培技術の成果を取り入れ減農薬・減化学肥料栽培を実証したところ、雑草及び害虫の影響も少なく、ほぼ慣行栽培並みの収量を確保した。 研究対象 水稲 戦略 環境 専門 栽培生理 部門 水稲
3 水稲の青森型有機農産物等栽培技術の確立 (1)減農薬・減化学肥料農産物栽培技術の確立(iv) 減農薬・減化学肥料農産物栽培技術体系の経済・経営評価
摘要 上記(3)の実証試験の経営・経済評価をしたところ、慣行栽培に比較して病害虫防除回数とそれに係る経費は減少したが、有機質資材として有機質100%配合肥料を使用したこと、慣行並みの収量を確保すること...
摘要 目的:(1) 背景(i) 県は、大家畜生産の基本計画として「岩手県酪農・肉用牛生産近代化計画(平成13年3月)」を策定し、資源循環利用による良質な自給粗飼料生産の拡大を基本に(飼料自給率現状26%、H22...
摘要 目的:消費者等の要望により有機農産物についての基準が明確化された特定JAS法が平成13年4月より施行される。このように現在、消費者の有機、特別栽培農産物に対する関心は高まっている。そこで、岩手...
摘要 目的:近年、有機農産物に対する消費者ニーズが高まり、本県においても昨年度、有機農産物認証制度を立ち上げた。しかし、有機農産物の栽培・土壌条件等については明らかになっていない。そのため、有機農産...
摘要 イムノアッセイ(免疫化学測定法)は簡便で迅速、かつ高感度に分析できるため、生産現場での残留農薬分析にも適用できる可能性がある。しかし、環境試料とは異なり、農産物の分析には解決すべき多くの問題...
摘要 「キャベツの病害防除対策試験」の後継課題。関東を中心とする消費者から「やわらか系キャベツ」に対する需要にともない春系キャベツの作付け面積が増加したことから各種難防除病害が多発傾向にある。これ...