摘要 海外探索の調査結果は動物遺伝資源探索調査報告(NO3~7)として刊行した。試験期間において6つの海外探索を実施した。また、日本鶏及び在来家畜の国内探索調査結果を上記の海外探索報告とあわせて公表...
摘要 マイクロサテライトDNA(以下、MS)を利用した解析法は、MSが全ゲノムに散在し、多型性が高いことから最も有効な手法と考えられる。しかし動物、特にニワトリにおいては、解析に必要な既知のMSマー...
摘要 豚ぷんの堆肥化試験で経時的に採取した試料について、近赤外分光分析法による成分変化等の推定を試み、粗灰分、全炭素、全窒素、C/N比、CECのいずれの項目においても、相関係数0.96以上の高い精度...
摘要 食肉の熟成中に骨格筋の細胞骨格タンパク質であるコネクチンが、分子量約120万のペプチドと、その他の部分のペプチドに開裂することを示した。さらに間接免疫蛍光法、免疫電子顕微鏡法により、その開裂が...
摘要 食材ごとのカルシウムの存在状態を解明するための基礎資料として、溶媒分画により検討した。食材として、薄力粉、大豆、煮干し、鶏卵、ミルク、キャベツ、ホウレンソウについて、ヘキサン、酢酸エチル、メタ...
摘要 烏骨鶏には昔から漢方薬として珍重されてきた経緯がある。本研究では烏骨鶏の体内に存在する機能性物質を探索する目的で、烏骨鶏の特徴である黒色色素をマーカーとしてその発現を調べている。8年度は烏骨鶏...
摘要 烏骨鶏の体内での黒色色素の発現を指標として、烏骨鶏の特性成分の有無と発現機構を明らかにする目的で、まず黒色色素の抽出方法を検討し、白色レグホーンと烏骨鶏の各組織の色素の定量を試みた。調べた10...
摘要 コネクチンの構造の違いが家畜種による食肉の品質の違いに寄与していると考えられるので、クリーブランド分解法を用いた酵素分解法でコネクチンの構造を解析する方法を開発し、その手法を用いて家畜種による...
摘要 ニワトリの初代培養細胞を用いて安全性評価系の開発を試みた。ニワトリ胚神経性網膜細胞については5年度は単層培養法、6年度はコラーゲンゲル内での三次元的培養法を確立した。コラーゲンゲル内で周囲に神...
摘要 動物遺伝資源の遺伝子レベルでの特性評価法のために、遺伝的指標としてマイクロサテライトDNAを用いた解析手法を開発を試みた。6年度に開発した方法を用いて、ニワトリのマイクロサテライトDNAの単離...
摘要 "近年、貴重な在来種や野生種などが急速に失われつつあることから、動物遺伝資源を世界的規模で探索、収集、評価、保存する必要がある。海外では、モンゴルにおける動物遺伝資源の探索調査を行った。国内で...
摘要 本研究は、生物の環境変化に対する細胞レベルでの応答として知られているストレスタンパク質(HSP)を指標とし、生物側からの環境評価手法の確立を目的とする。6年度は、HSP遺伝子の発現を調べるため...
摘要 烏骨鶏は江戸時代に中国より持ち込まれた鶏の品種で、皮膚、肉、骨に黒色の色素が沈着することを特徴としている。古来より、卵は脳溢血、肉や血液は呼吸器疾患の薬になるとして珍重され、現在でも漢方薬とし...
養鶏用飼料における人工消化試験を中心とした栄養評価法の開発(121)
摘要 人工消化試験法を中心に養鶏用飼料における栄養価の的確・迅速・簡易な測定方法の確立を目的として検討を行った。その結果、家禽における有効リンを表す単位として用いられているフィチンリン(フィチン酸)...
家畜・家禽のサイトカインと免疫機能の評価法に関する基礎的研究
摘要 ニワトリにおける抗ハプテン抗体の産生機構および性状を解析するためにDNPKLHで免疫し、ELISA法により産生される抗DNP抗体のfine specificityおよびaffinityについて...
摘要 食品中の無機成分測定のための前処理法として、一般的な乾式灰化法は灰化後、不燃物が微量ならば、そのまま20%塩酸で溶解、蒸発乾固後、1%塩酸と加温して溶液(1)とした。しかし、米及びレバー(豚、...
摘要 動物遺伝資源は新しい農用動物資源を開発するために不可欠の素材であるが、近年これらの貴重な在来種や野生種などが急速に失われつつあることから、動物遺伝資源を世界的規模で探索、収集、評価、保存する必...
摘要 動物遺伝資源は新しい農用動物資源を開発するために不可欠の素材であるが、近年これらの貴重な在来種や野生種などが急速に失われつつあることから、動物遺伝資源を世界的規模で探索、収集、評価、保存する必...
家畜・家禽におけるサイトカインおよび免疫機能の評価法に関する基礎的研究(134)
摘要 家禽の免疫機能を評価する一つの方法として、ハプテン/キャリアで免疫したニワトリにおけるハプテンに対する抗体をELISAによる測定系およびその抗体の特異性について検討した。その結果、2週齢の正常...
鳥類胚の長期培養および操作技術を用いた生体機能評価法の開発(125)
摘要 ニワトリ初期胚を卵殻外で人工的に発育・孵化させる実験系を確立した。これを用いてニワトリの形質転換個体を得ることを目的に、ラウス肉腫ウイルスゲノムを基にした安全で安定な遺伝子導入ベクターの開発を...