摘要 食葉性害虫に対する抵抗性品種などの管理素材の実用化を図り、水田輪作における大豆栽培の省資源虫害管理方法の確立に資するため、害虫種と被害量を調査した。フクナガハ、リュウホウ、スズカリの3品種を6...
摘要 ダイズわい化病は北日本におけるダイズ生産に最も深刻な被害を与えており、本病抵抗性品種の早急な育成が望まれている。本病原ウイルス(SbDV)は篩部局在性で保毒アブラムシを用いた接種法しか検定手段...
摘要 ダイズモザイクウイルスの高度抵抗性品種育成試験は、隔離圃場における人工接種選抜試験及び山形農試における現地選抜試験で実施した。ダイズわい化病抵抗性品種育成試験は、東北農試・本場において現地選抜...
摘要 東北地方の大豆生産の脅威となっているダイズわい化病の抵抗性品種の早期育成が求められている。しかし、病原はエンドウヒゲナガアブラムシで媒介されるダイズわい化ウイルスYP系統が主体で、人工機械接種...
ハスモンヨトウ抵抗性機作解明及び暖地向き抵抗性品種の育成(251)
摘要 室内選好性選抜法を用いて九交589からハスモンヨトウに非選好性を有し収量性及び品質の高い「九系279」を育成した。抵抗性程度の異なる品種の飼育試験では抵抗性強の品種で蛹重が低下し、蛹化迄日数が...
摘要 南米における大豆生産は年々増加し、世界の貿易量の中で大きなウエイトを占めている。しかし病害虫による被害は増加傾向にあり、特に土壌に起因する病害虫の増加は著しい。これら土壌伝染性病害虫は防除が困...
摘要 イネのいもち病抵抗性遺伝子Pi-bの存在領域が約150kBのBACクローン1つ(BAC13)にまで絞り込まれたことから、この領域で発現している遺伝子のcDNAをBAC13とのハイブリダイゼーシ...
インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発(38)
摘要 大豆の食葉性害虫ハスモンヨトウに抵抗性を持つが実用形質が劣っている品種の持つ抵抗性遺伝子を感受性の栽培品種Wilisに導入するため,戻し交雑を4回行った(B4F1)。戻し交雑を3回行った系統(...
だいずの虫害抵抗性品種の検索及び抵坑性品種の育成法(199)
摘要 ハスモンヨトウ抵抗性品種の検索のために、選好性試験により約100品種をスクリーニングした。しかし、9年度では新たな抵抗性系統を見いだすことはできなかった。また、抵抗性品種で飼育したハスモンヨト...
ハスモンヨトウ抵抗性機作解明及び暖地向き抵抗性品種の育成(242)
摘要 ハスモンヨトウを抵抗性品種と普通品種で飼育し、その生育について調査した結果、抵抗性品種では普通品種に比べ蛹化日数が延び、蛹重が減少した。選好性試験で選抜した系統では全般的に蛹重が低下したが、影...
輪換畑圃場の傾斜化による排水促進の大豆土壌病害発生に及ぼす影響の解明
摘要 輪換水田におけるダイズの安定生産を阻害する主要因は土壌病害であるが、最近、ダイズの幼苗期にしばしば茎疫病が発生し、問題となっている。本病の生態は未解明領域が多く、研究蓄積も不十分である。そこで...
摘要 大豆の省資源虫害管理素材としては、一部の害虫に対して抵抗性品種の探索とその機構の解明、栽培時期による被害軽減方法が明らかにされている。だいず栽培上において被害が問題となる害虫種と被害量を明らか...
摘要 ダイズモザイクウイルスの高度抵抗性品種育成試験では、隔離圃場における人工接種選抜試験及び山形農試における現地選抜試験において、F2、F3及びF4集団11組合せ22355個体、F3、F4及びF5...
摘要 ダイズモザイクウイルスの高度抵抗性品種育成試験では、隔離圃場における人工接種選抜試験及び山形農試における現地選抜試験において、F2及びF3集団8組合せ17痢66系統を供試し、18組合せ23,300粒、24系...
ハスモンヨトウ抵抗性機作解明及び暖地向き抵抗性品種の育成(73)
摘要 ハスモンヨトウに対する抵抗性の機作解明のため、8年度は大豆葉の毛茸の影響を調査した。戻し交雑により抵抗性品種の「ヒメシラズ」及び「操田大豆」に無毛茸の形質を導入した系統を用いて、ハスモンヨトウ...
摘要 大豆の食葉性害虫であるハスモンヨトウに対する栽培品種の虫害抵抗性程度を、「アキシロメ」及び「アキセンゴク」を標準とした室内簡易検定法を用いて調査した。検定した166品種のうち、「コサマメ」は非...
中国におけるダイズシストセンチュウの発生実態と品種抵抗性評価
摘要 中国吉林省各地の21地点で大豆根辺土壌を採集し、ベルマン分離およびふるい分けした結果、9種類の植物寄生線虫が検出された。このうちダイズシストセンチュウは17地点から検出され、その2期幼虫の土壌...
摘要 インドネシアにおいてダイズの重要害虫であるborerに対する抵抗性品種選抜のための検定法を確立し、7品種に適用した。コサマメには産卵数が少ない傾向が認められたが、何れの品種とも莢に接種した幼虫...
インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発(36)
摘要 大豆の食葉性害虫ハスモンヨトウに抵抗性を持つが実用形質が劣っている3品種の抵抗性遺伝子を感受性品種Wilisに導入するため、戻し交雑及び選抜を行って世代をB2F2世代まで進めた。また、これらの...
摘要 ダイズ落葉病抵抗性育種素材の開発を行う目的で、抵抗性の遺伝資源の探索と抵抗性母材の育成を行った。抵抗性遺伝資源の探索試験では、4か年間で1208品種の検索を行い、小坂在来、小坂在来(黒臍)、小...