摘要 寒冷地の大豆栽培上、大きな問題となるダイズモザイク病、ダイズシストセンチュウ、ネコブセンチュウ等について、高度な抵抗性を有する品種開発を目標に研究を実施した。ダイズモザイクウイルス(SMV)の高...
ダイズシストセンチュウの抵抗性品種に対する増殖力の差異と変遷(296)
摘要 道央・道南圏の本線虫地域個体群のレースを調査した結果、すべてレース3と判定され、道内既知のレース1とレース5は認められなかった。しかし、これらレース3の個体群に対する下田不知系抵抗性品種の反応...
摘要 大豆栽培においてダイズシストセンチュウは重大な被害を及ぼす土壌害虫であるため、従来からセンチュウ抵抗性品種の育成を重要課題として育種研究を進めている。本研究では、センチュウ抵抗性(レース3)D...
摘要 ダイズモザイクウイルスの高度抵抗性育成試験は、隔離圃場における人工接種選抜試験及び山形農試における現地選抜試験において抵抗性個体を選抜した。ダイズシストセンチュウ高度抵抗性品種育成試験はセルト...
摘要 主に関東地域におけるダイズシストセンチュウの発生状況を調査するとともに、それらのレースの検定を行い、新たなレースの発生についての確認を行う。さらに、調査して得られた各地の個体群につき、1シスト...
抵抗性品種を核とした暖地主要害虫の総合防除技術の確立(255)
摘要 ハスモンヨトウ抵抗性品種の育成については、納豆用の小粒品種では九交589(納豆小粒/ヒメシラズ)、九交628(納豆小粒/操田大豆//納豆小粒)、九交625(IAC100/納豆小粒)をハスモンヨトウ幼虫を用いた室内...
だいずの虫害抵抗性品種の検索及び抵坑性品種の育成法(202)
摘要 大豆食葉害虫のハスモンヨトウ幼虫に対する抵抗性品種をスクリーニングするため、11年度はのべ142品種について、室内選好性試験を行ったが、ヒメシラズ並みの抵抗性強の品種は無かった。10年度に室内選好性...
中国におけるダイズウイルス病の実態解明と遺伝資源の抵抗性評価(152)
摘要 ダイズモザイクウイルス抵抗性品種に発生の認められたカウピーマイルドモットルウイルスに近縁のひも状ウイルスは汁液伝染性であった。しかし虫媒伝染性,種子伝染性は認められなかった。本ウイルスを純化し...
南米諸国における大豆の高位生産・利用技術の総合的開発研究(37)
摘要 南米の大豆生産は、近年急激に生産量が増大したが、不安定な気象、不良な土壌、病虫害の多発などの厳しい条件のもとで行われている。特に、不安定な気象条件により収量の変動が大きい。なかでも、干ばつの発...
南米諸国における大豆の高位生産・利用技術の総合的開発研究(36)
摘要 南米諸国における大豆生産は作付け年数が浅く、深刻な病虫害が不在の条件下で行われている。今後、作付け年数の増加に伴い、病虫害の多発が予測される。これら病虫害に対しては、抵抗性品種の育成が有効であ...
ダイズシストセンチュウの抵抗性品種に対する増殖力の差異と変遷(313)
摘要 道央に発生するダイズシストセンチュウ4個体群と本州中信農試の個体群のレース検定の結果は道内産個体群はレース3、中信農試はレース1であった。北海道に発生が知られるレース1と5は供試した道内産個体...
南米諸国における大豆の高位生産・利用技術の総合的開発研究(49)
摘要 南米諸国における大豆生産は作付け年数が浅く、深刻な病虫害が不在の条件下で行われている。今後、作付け年数の増加に伴い、病虫害の多発が予測される。これら病虫害に対しては、抵抗性品種の育成が有効な対...
ダイズシストセンチュウの抵抗性品種に対する増殖力の差異と変遷
摘要 ダイズシストセンチュウは国内では北海道から九州まで広く分布しするダイズ・アズキ等の生産阻害要因としてきわめて重要な線虫である。その防除には枝豆の一部を除いて経済的観点から長期輪作と抵抗性品種の...
インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発(35)
摘要 温帯南部及び熱帯の大豆栽培では害虫による被害が最大の減収要因となっている。対策は殺虫剤散布のみで、抵抗性品種の利用は高度抵抗性遺伝資源がないことから行われていない。そこで、中程度の抵抗性の利用...
摘要 南米の大豆生産は、近年急激に生産量が増加したが、不安定な気象、不良な土壌、病虫害の多発などの不良条件のもとで行われている。特に、不安定な気象条件により収量の変動が大きい。なかでも、干ばつの発生...
中国におけるダイズウイルス病の実態解明と遺伝資源の抵抗性評価(170)
摘要 吉林省各地で採集したダイズのウイルス病様症状株169点をDot-ELISAにより検定した結果、吉林43号など近年育成されたSMV抵抗性品種に低率ながら葉面に激しい凹凸とモザイクが生じ、やや葉巻...
摘要 だいずは、タンパク質や脂肪を多く含む重要な食糧、飼料であり、イネ、コムギと並ぶ世界の重要作物である。世界的な人口増加が予測される中で、だいずの生産量増大は、世界の食糧需要の安定化に不可欠の課題...
だいずの虫害抵抗性品種の検索及び抵坑性品種の育成法(205)
摘要 10年度はハスモンヨトウ抵抗性品種検索のため、ハスモンヨトウ幼虫を用いた室内選好性試験を用いて60品種をスクリーニングしたが、抵抗性強と判定できるものは無かった。抵抗性品種の「操田大豆」、「ヒ...
摘要 近年、暖地の転換畑を中心に大豆葉を食害するハスモンヨトウの突発的な大発生が問題となっている。当研究室では、既存の遺伝資源からハスモンヨトウ抵抗性品種を見出してきたが、実用的な耐虫性品種育成には...
摘要 ダイズ黒根腐病は、転換畑を中心として北海道を除く全国各地で発生し、土壌伝染性の難防除病害としてダイズの安定生産を阻害する重大要因となっている。本病に対する有効な防除法は熱水土壌消毒法、田畑輪換...