摘要 アフリカにおける食料と栄養の安全保障促進に資するため、アフリカの食料問題解決のためのイネ、畑作物等の安定生産技術の開発に係る課題については中長期計画において【重要度:高】と位置づけ、研究資源を...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
l.飼料作物の育種素材開発のためのDNAマーカー利用技術と遺伝子組換え技術の開発
摘要 1)トウモロコシの耐湿性については、テオシントの持つ通気組織形成に関与する3つのQTLをトウモロコシ優良自殖系統「Mi29」に集積させた。イタリアンライグラスではマーカー選抜により「はたあおば」を戻し...
l.飼料作物の育種素材開発のためのDNAマーカー利用技術と遺伝子組換え技術の開発
摘要 1)とうもろこしでは耐湿性に関わる通気組織形成のQTL領域に合計36個のマーカーを開発し、詳細な連鎖地図を作成した。ライグラス類ではこれまで同定した冠さび病抵抗性遺伝子を「はたあおば」に戻し交配し...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 i)アポミクシス遺伝子近傍のBACからはコンティグが作成できず、マーカー間の遺伝距離は小さいが、物理距離が大きいためと推定された。ii)トウモロコシ近縁種テオシントの耐湿性(不定根形成能)関連2遺伝子...
長大飼料作物のすす紋病の寄生性分化と抵抗性機作の解明(86)
摘要 我が国に発生するトウモロコシ及びソルガムのすす紋病菌の寄生性、レースを解明し、本病抵抗性品種育成のための基礎的知見を得ることを目的とする。11年度は自殖系トウモロコシの4系統及びソルガム・スーダ...
長大飼料作物のすす紋病の寄生性分化と抵抗性機作の解明(79)
摘要 我が国に発生するトウモロコシ及びソルガムのすす紋病菌の寄生性,レースを解明し,本病抵抗性品種育成のための基礎的知見を得ることを目的に,各地から採集した本病の病原菌株についてDNAレベルでの差異及...
長大飼料作物のすす紋病の寄生性分化と抵抗性機作の解明(80)
摘要 長大飼料作物のすす紋病菌をV8ジュース寒天培地で生育させたコロニーより採集した胞子は25%グリセリン溶液に懸濁して凍結保存できることが分かった。トウモロコシの幼苗への接種実験で、抵抗性遺伝子を...
摘要 オギ条斑ウイルス(MiSV)は日本で発見された唯一のイネ科植物に感染するジェミニウイルスである。MiSVをイネ科植物体内で複製できるようにベクター化し、外来遺伝子(CAT)の高率発現及びDNA...
摘要 近年の発展途上国における麦類の栽培面積の増加は著しく、その多くは熱帯・亜熱帯に位置するため、乾燥・高温等による被害が大きい。特に乾燥が生産阻害要因となっている面積は4千万ha、37%に達すると...
とうもろこしのごま葉枯病・紋枯病抵抗性育種に関する研究(84)
摘要 とうもろこしのごま葉枯病については、導入あるいは未固定系統など合計419系統を人工接種により検定し、26系統の抵抗性自殖系統を選抜して育成した。本病に対する抵抗性遺伝子は相加的効果が大きいので...
摘要 昨年度の結果から縞葉枯病ウイルス抵抗性遺伝子はイネ以外にトウモロコシにも存在することが示唆されたが,それぞれの種子の遺伝的背景が明らかでない.これに対し,イネでは3種の抵抗性遺伝子が報告されて...
摘要 イネ苗立枯病菌の毒素リゾキシンは、イネの微小管に統合してその形成を阻害する。本研究は、微小管の構成蛋白質であるβ-チューブリンの遺伝子を単離し、リゾキシン非感受性に改変し、イネに導入することに...