摘要 樹木病原菌、野生きのこ、食用きのこ、昆虫病原菌、及び菌根菌の森林微生物遺伝資源(菌株)合計100点を収集し、森林総合研究所森林微生物研究領域菌株保存室に保存するとともに利用に供した。このうち南根...
摘要 ○目的:栽培施設の胞子による汚染や、胞子アレルギーリスクの低減のために、これまでに開発した遺伝資源を活用して、ほとんど胞子を生産しないシイタケを開発する。、○計画:①既存の胞子欠損株(第2世代)に...
摘要 <研究内容> 有用広葉樹の遺伝資源の効果的な保存策の作成に活用するため、シラカンバ等について遺伝的多様性を評価する手法を開発し、地理的な遺伝変異を明らかにする。サクラの栽培品種の系統関係を解明...
摘要 <研究内容>マツノザイセンチュウ被害により消失の危機にあるアカマツ遺伝資源を効果的に保存するため、全国の天然集団から採取した試料を用いてDNA分析等を行い、地理的な遺伝変異を解明する。森林遺伝...
摘要 従来栽培されているシイタケ等以外の有用栽培きのこを導入、栽培する目的で本試験は実施されている。本県に多く自生するマテバシイのおが粉並びにスギ・ヒノキの間伐材を培地基材として、未利用のヒラタケ...
マツタケ由来レトロエレメントを用いたシイタケ形質転換系の開発(466)
摘要 担子菌類では未解明のレトロウイルス様遺伝子をマツタケよりクローニングし、これを利用した新しい担子菌における形質転換系を構築する。マツタケより2種類の全く異なるレトロウイルス様遺伝子をクローニン...
摘要 平成8~12年に関西地区林業試験研究機関連絡協議会で報告された病虫獣害等の事例をまとめると,菌床栽培における病虫害の誘因は栽培上の不適切な管理によることが主と考えられる。毎年シイタケほだ木の黒...
摘要 原木栽培及び菌床栽培により得られたシイタケ子実体の芳香性成分を比較するため、菌床栽培により子実体形成可能な菌株のスクリーニングを行った。その結果、保存菌株246菌株中52菌株が菌床栽培にて子実体形...
摘要 菌床栽培により発生したシイタケを乾燥し、その温水抽出液より得られたヘッドスペースガスをGC-MSにより分析した結果、イソ吉草酸アルデヒド及びレンチオニン等12成分が「におい成分」として同定された。「...
摘要 本課題は、きのこの育種を体系化し、簡易化、効率化を図るために、きのこの実用育種に適した連鎖地図作製法の開発を図ることを目的とした。特に、食用きのこの連鎖地図作製を効率的に進める上で不可欠な標準...
摘要 1)輸入生シイタケの系統探査を行い、過去7年間に収集した73菌株が3系統に分かれること、その中の主要な2系統がFMC155、156と同一系統と推定出来た。2)シイタケの品種判別法に適したリボゾ...
森林微生物のダイオキシン分解力の把握と処理法の開発(456)
摘要 農薬中の不純物としてダイオキシン類が含まれる場合があり、これらが散布された農耕地等の拡散防止・除去技術の開発が急務である。本研究においては、野外での汚染土壌の環境修復に食用きのこ、リター分解菌...
マツタケ由来レトロエレメントを用いたシイタケ形質転換系の開発
摘要 マツタケが特異的に持つ自己複製型可動性遺伝子のレトロエレメントを利用して、シイタケにおける安定で安全な形質転換系を確立する。この課題のユニークな点は、担子菌類では全く発見されていなかったレトロ...
摘要 1)平成5~12年の7年間につくば市近辺のスーパーマーケットで購入した中国産生シイタケより組織分離菌株73菌株を調製し、栄養繁殖体不和合検定法、RAPD分析法等を用いてこれら菌株の系統調査を行...
摘要 1)連鎖地図を構築するために、平成10年度に選抜したシイタケ種菌から単胞子分離法により一次菌糸体603菌株を分離し、交配型やその交雑菌株の菌床栽培特性を調べた。2)遺伝子地図の構築で必要となる...
摘要 乾しシイタケの「におい」を評価する際の指標となる、1,2,4-トリチオランならびにレンチオニンは分子内にイオウ原子を含有している。「におい成分」の含有量を調節するため、培地中に含まれているイオ...
きのこ類に含まれる機能性成分の探索と高生産性菌株の育種(513)
摘要 シイタケには機能性成分の一つとしてビタミンD2が含まれており、ビタミンD2はカルシウムの体内への吸収を助けている。分析の結果、ビタミンD2は菌株により多少のばらつきはあるものの骨粗鬆症の治療に...
摘要 シイタケのトリコデルマ耐病性を確実に検定するための方法を検討した。極小の菌床を用いるトリコデルマ分生子噴霧接種法では、シイタケの菌糸を菌床に疎の状態で伸長させるために、シイタケを低い通気状態で...
摘要 菌株及び栽培方法の相違により生じる芳香性成分含有量の差異を比較した。2種類の菌株を用いて原木及び菌床栽培を行い、得られた子実体に関して芳香性成分含有量を測定した。その結果、イオウ化合物の含有量...
摘要 ブナシメジ栽培施設においてPenicillium sp.による汚染があり、シイタケ菌床においてはハエの幼虫による菌床劣化の被害が生じた。シイタケ黒腐れ病再現のため、人工ほだ場にて散水試験を行った。ほだ木内部...