ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにネギさび病抵抗性素材及びレタスビッグベイン病抵抗性素材の開発
摘要 i)ハクサイ根こぶ病抵抗性半数体倍加系統と罹病性半数体倍加系統のF2分離集団94個体を用いてRAPD及びSSR分析を行い11連鎖群の遺伝地図を作製し、根こぶ病抵抗性検定結果から2つの抵抗性QTLを確認した。今後...
摘要 レタス根腐病菌の系統を分類し、対応する抵抗性素材を検索して、抵抗性品種育成の基礎資料とする。12年度は、各地から得られた菌株のレタス品種に対する病原性を接種によって検討した。菌株の病原性は,お...
ピーマンPMMV抵抗性品種の育成および効率的選抜技術の開発(157)
摘要 BC5F7世代7系統のPMMV抵抗性検定の結果、‘CT97C-6-11-2-2-20-11’は発病株率が8%以下、その他の6系統は発病がみられず、これらは抵抗性がほぼ固定したと判断して、6系統から着果性等が優れた各1個体を...
摘要 従来のレース検定法では判別できなかった根こぶ病菌についても、病原性を判別しうる方法を開発した。本判別法により、根こぶ病抵抗性品種の罹病化が、菌の病原性の分化に起因すると考えられた。また、抵抗性...
摘要 疫病に対する抵抗性の機作を解明して、抵抗性品種育成のための基礎的知見を得ようとした。ピ-マンの疫病抵抗性品種SCM334の葉に疫病菌の遊走子を接種した場合、罹病品種カリフォルニアワンダーよりも遅れて...
有機物、シスト孵化促進作物、地温制御資材を活用したシストセンチュウ害の防除のための輪作技術の確立(121)
摘要 シストセンチュウに対する被覆資材、おとり植物及び抵抗性品種の線虫増殖抑制効果を検討した。シスト数および卵数はともに透明マルチ区,黒マルチ区,裸地区の順で少なかった。また抵抗性ダイズ品種「Peking...
摘要 環境保全型茶業及び安全な茶の生産のためには農薬の使用量を低減させる必要がある。このためには耐病性品種の育成が最も効果的であることから複数の主要病害に対する高度抵抗性品種を育成する。8~12年度...
摘要 イチゴの重要病害である萎黄病について、検定方法と品種間差異を検討し、抵抗性品種を育成しようとした。その結果、浸根接種による簡易検定方法を確立し、抵抗性の育種素材‘堀田ワンダー、General ...
摘要 DNAマーカーについての知見を蓄積し、それらを利用した効率的な野菜の育種法を開発する。ハクサイ類根こぶ病抵抗性遺伝子に連鎖するDNAマーカー検索のため、241種類のプライマーを用いて調査したと...
摘要 細胞融合処理をした際の雑種細胞識別技術の確立を目的とした。このため、これまでRAPD分析を確立し、いくつかの融合処理カルス、再分化個体について分析した。7年度は青枯病罹病性品種AC2256、抵...
摘要 "現在形質転換に用いられているトマトはF1品種かあるいはTMV罹病性の固定品種である。前者では後代の諸形質の遺伝が複雑になる。また後者を用いた場合には隔離温室内でのTMV感染が問題になり、耐病...
摘要 茶の重要病害の一つである輪斑病について主要な品種・系統の抵抗性に関する遺伝子解析を行った。輪斑病抵抗性は2つの優性な抵抗性遺伝子Pl1及びPl2によって支配されており、Pl1は高度抵抗性を、P...