生産者・実需者ニーズのワンランクアップ上を目指したランクアップ育種
摘要 普通期水稲では、ホールクロップサイレージ用の稲でいもち病に強い「南海飼191号」を育成した。本年度、収量などの詳細な調査を行う有望系統として、早期水稲7系統、普通期水稲主食用4系統を選抜した。ま...
4.生産者・実需者ニーズのワンランクアップ上を目指したランクアップ育種
摘要 普通期水稲では、多収でいもち病に強い「南海飼190号」を育成した。本年度、収量などの詳細な調査を行う有望系統として、早期水稲主食用14系統、加工用(早期栽培)6系統、普通期水稲主食用42系統、加工...
摘要 普通期水稲では、いもち病に強く、大粒で食味が優れる「南海189号」を育成した。本年度、収量などの詳細な調査を行う有望系統として、早期水稲主食用19系統、飼料用5系統、普通期水稲主食用41系統、加工用米...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 1)フルクタン等の低温耐性に関する機能の解明については、小麦由来フルクタン合成酵素遺伝子が導入された稲では、穎花に蓄積したフルクタンが低温下での穎花へのショ糖の転流不足と単糖供給不足を補うこと...
摘要 i)東北地域向けの赤米糯系統「奥羽赤糯388号」を新品種候補に選定した。ii)DNAマーカーを利用し、いもち耐病性が極強い良食味系統「奥羽400号」を選抜した。iii)耐冷性が極強い系統は、品質、食味が不十分で...
摘要 i)「さとじまん」(関東209号)の命名登録を行った。神奈川県で奨励品種に採用され、実用栽培が開始された。また、コシヒカリの極早生同質遺伝子系統「関東IL1号」を命名登録候補とした。さらに、新配付系統...
摘要 青森県の奨励品種を選定するために試験を行った。予備試験には、粳2系統、糯2系統、飼料用3系統を供試し全てを試験打切りとした。本試験には、14系統を供試し現地試験(県内計15か所)の成績と併せて検討...
2 第II期良食味品種早期開発事業(2)県南地域を中心とした良食味品種等の育成 (iv) 高付加価値米品種の育成
摘要 糯米、低アミロース米(dull)、低グリテリン米、飼料用等として18組合せの交配を行なった。雑種集団については、F2~5の20組合せを場内世促及び依頼世促(沖縄県)と場内圃場で養成し選抜した。個体選抜...
2 第II期良食味品種早期開発事業(1)津軽地域を中心とした極良食味品種の育成 (ii) 高付加価値米品種の育成
摘要 酒米・糯米・香り米・低アミロース米・飼料用イネ等の育成を目標に試験を行った。交配は15組合せを実施した。F1は温室で14組合せ、ほ場で2組合せを栽培し、全てを選抜した。雑種集団は、圃場で4組合せ、温...
摘要 i)耐冷性が極強くγアミノ酪酸含量が高い巨大胚米系統「奥羽359号」を新品種候補に選定した。ii)直播に適する飼料イネ専用系統「奥羽飼387号」を新品種候補に選定した。iii) 白縞葉、紫穂の観賞用イネ系統「...
摘要 i)縞葉枯病抵抗性を有し、晩植で多収かつ食味も「コシヒカリ」並に良い中生水稲新品種候補「関東209号」を育成し、17年度に命名登録申請する。本系統は神奈川県が奨励品種として採用した。さらに、晩植適性...
2 第II期良食味品種早期開発事業 (1)津軽地域を中心とした極良食味品種の育成(iii)高付加価値米品種の育成
摘要 多様化する米需要に対応した酒米・糯米・加工用米・有香米等の多種用途向け品種を育成するため品種開発を進めた。交配は酒米・糯米・低アミロース米・飼料用イネ等の育成を目標に18組合せを実施して17組合...
2 第II期良食味品種早期開発事業(2)県南地域を中心とした良食味品種等の早期育成(iv) 高付加価値米品種の育成
摘要 糯米、低アミロース(dull)、低グリテリン、リポ欠、飼料用等として15組合せの交配を行なった。雑種集団については、F2~F5の19組合せを場内世促及び依頼世促(沖縄県)と場内圃場で養成し選抜した。個...
摘要 i)晩植栽培適性系統の育成では、縞葉枯病抵抗性系統「関東209号」が晩植での収量が高く食味が良好であり、有望であった。縞葉枯病抵抗性の低アミロース品種「ミルキープリンセス」は約100haまで普及した。ま...
摘要 i)倒れにくく直播に適する東北地域向け飼料用系統「奥羽飼387号」の品種化に向け成績の取りまとめを行った。ii)低アミロースで良食味の東北地域向け低グルテリン米系統「奥羽392号」を育成した。飼料用系統...
摘要 i)晩植栽培適性を備えた極良食味の低アミロース系統「関東194号」を命名登録に申請した。本系統は晩植栽培でも早期植コシヒカリ並の収量性と米飯食味を示し、麦跡栽培に必要な縞葉枯病抵抗性を備えていた。...
摘要 i)いもち病抵抗性、耐冷性が強く良食味の粳系統「奥羽366号」が沖縄県で奨励品種に採用予定のため、命名登録品種候補に選定した。ii)東北地域向けの赤米糯系統として早生の「奥羽赤糯388号」、東北地域向...
摘要 i)東北地域向きの早生で、丈が短く倒れにくい赤米粳系統「奥羽赤370号」を新品種候補とした。本系統は晩生過ぎる在来種の赤米に比べて、倒伏に強く多収で栽培しやすい。玄米にタンニン、カテキン、食物繊維...