「さかほまれ」の実生産に即した酒米特性評価と栽培方法との関連性解析事業
摘要 目的:酒米品質の向上を図るため「さかほまれ」の栽培方法と酒米特性の関連性を明らかする。 成果:浸漬割れに対する改善要望が酒蔵から高く、浸漬割れは米の形状・構造・成分が影響していると考えらえた。
「とくしま米」ブランドの確立を加速する高品質化技術の開発と新品種育成
摘要 「あきさかり」の最適窒素吸収量を明らかにし,全量基肥肥料の改良などによる高品質化技術を確立するとともに,葯培養を用いて,本県オリジナルの特徴ある主食用品種及び酒造好適米品種を育成する。
摘要 早生で短稈の「広系酒44号」(令和2年品種登録申請),および中生の晩で短稈多収の「広系酒45号」(令和3年品種登録申請)を育成した。いずれの品種も醸造では良く溶ける特徴を保有している。また,「HI-73...
摘要 米の競争力強化を目指し、酒造好適米では美濃地域に適した新品種の育成と栽培技術を確立する。また糯米では「たかやまもち」の高品質化を可能とする施肥技術体系を確立する。
摘要 本県オリジナルの酒造好適米品種の育成を行う。温暖化に対応した水稲品種や各種業務用実需者のニーズに合う水稲・畑作物の奨励品種を選定する。
知的財産管理に関する素材開発研究 1)DNAマーカー等を活用した知的財産保護手法の開発
摘要 目的:葉片及び精米からの品種識別技術を確立する。 成果:酒米品種「山恵錦」の葉片を用い、マルチプレックスPCRによる識別において、3種のDNAマーカー(31P1、31P2、aa02034p31P1)により、主要な酒米21...
2農作物の高品質安定生産技術の確立 (1)酒造好適米新品種「夢ささら」の高品質安定栽培技術の確立
摘要 目的:施肥量、追肥時期・量等の栽培条件の違いによる収量性及び玄米品質を検討し「夢ささら」の高品質安定栽培技術を確立する。また、穂発芽を低減する最適作期を解明する。 成果:精玄米重、心白発現率と...
1稲・麦・大豆の新品種の育成と選定 (2)水稲の優良品種の選定
摘要 目的:水稲の系統(うるち、もち、酒米、飼料用イネなど)について予備調査、本調査及び現地調査を実施し、奨励品種候補を選定する。 成果:水稲奨励品種選定調査の本調査では、早生粳「栃木IL32号」は打ち...
摘要 目的:本県の気象条件に適した良質・良食味で栽培特性の優れる水稲品種を育成する。 成果:早生の有望系統「生研153号」は多肥区で倒伏したため育成打ち切りとした。晩生の有望系統「生研152号」は収量が対...
摘要 目的: 近年、高温障害による玄米の品質低下やいもち病・トビイロウンカなどの病害虫による収量・ 品質の低下が問題となっている。そこで、安定多収・良質・良食味で高温・病害虫(いもち病・ トビイロウンカ...
摘要 気象条件による酒造適性への影響を評価するため、移植時期の違いによる出穂後の気温と玄米品質への影響を調査したところ、今年度の気象条件においては、「五百万石」の早植区と「夢の香」の早植区で登熟期...
摘要 出穂期が「あきたこまち」~「コシヒカリ」熟期の高温登熟性の優れる良質・極良食味品種、低温出芽性・伸長性、耐倒伏性の優れる直播向け品種、高度精白可能な酒造好適米品種の育成を目標とし、50組合せの...
摘要 籾殻くん炭の塩化カリ代替利用による放射性セシウム吸収抑制効果を検証したところ、塩化カリを施用した場合と同様に交換性カリ含量を高め、玄米中放射性セシウム濃度を基準値未満にできることが明らかとな...
摘要 目的:酒米では「美山錦」タイプの酒造特性を持つ品種を、糯米では「でわのもち」よりも収量性や穂発芽が優る品種を育成する。飼料用イネでは多収で低コスト栽培に対応した飼料用イネ(米・WCS)を育成す...
秋田の清酒業界がポストコロナを生き延びるための革新的清酒製造技術開発
摘要 コロナ禍による飲食業における販売環境の悪化は、本県の基幹である酒造業にも大きな打撃となっている。その一方で、巣ごもり需要による自宅消費が拡大するなど、清酒消費動向にも変化が現れている。そこで、...
摘要 背景:国や全農は米粉の普及を推進し、米粉用米の令和7年度の目標生産量を10万トンとしているが、道内の米粉用米は現在309トンに留まっており、今後の生産拡大が望まれる。一方、近年の国産米粉は需要が生産...
摘要 目的 新たな酒米品種開発にむけた有望系統の道北地域における地域適応性を明らかにする。 成果:「吟風」より多収で耐冷性が“やや強”と優り、いもち病抵抗性が“中”、清酒に含まれるアミノ酸度が「吟風」よ...
酒造好適米の特性分析による品質選抜強化および醸造適性の早期評価
摘要 既存の道内酒造好適米品種に比べ、心白発現程度や酒造適性に特徴があり、かつ農業特性が優れる新たな酒造好適米品種開発にむけた有望系統を選抜する。
摘要 道産米粉の需要拡大・定着のため、多収水稲品種や酒米白糠など北海道産米資源を供試して、米粉の特性や用途別加工適性を評価する。