摘要 気候変動に対処し、持続的な農林水産業と適切な資源管理を両立するため、以下の取組を行った。 カンボジアにおいて広域水管理調査地を決定し、温室効果ガス排出等の観測準備を進めた。また、ベトナム国...
農林水産業競争力アップ技術開発事業 品質向上と早期出荷によるニンニク高収益安定生産技術の開発
摘要 目的:裂球及び中心球の発生を防止する品質向上技術並びに出荷時期の前進を目的とした早期収穫技術を開発する。 成果:①マルチは透明、グリーン、黒の順に地温が高く、透明マルチで初期生育が優れる傾向であ...
摘要 目的:鳥獣害を受けにくい品目を選定し、その栽培技術を確立する。 成果:12品目の検討を行い、「エゴマ」「ゴマ」、「ニンニク」等が鳥獣害を受けにくい品目であることが判明。
野菜・花き生産省力安定化技術の確立 7)ニンニク安定生産技術の開発 (6) 金郷種および早生種の施肥量の検討
摘要 ニンニクの先マルチ栽培における「金郷」種(農試選抜系統)の栽培では、施肥量の増加に伴い、水分率が増加することで、腐敗率が増加したと考えられた。「早生」種(農試選抜系統)では、施肥による腐敗及び...
野菜・花き生産省力安定化技術の確立 7)ニンニク安定生産技術の開発 (4) ニンニクの系統別分化時期の確認
摘要 令和元年定植作の「早生」、「金郷」、「太倉」の分化時期はそれぞれ、1月下旬、3月上旬、2月中下旬ごろであったと考えられた。
野菜・花き生産省力安定化技術の確立 7)ニンニク安定生産技術の開発 (2)施肥量が結球に及ぼす影響の検討
摘要 施肥量が結球に及ぼす影響については、判然としなかった。次年度以降も継続して調査し、低温不足などの他の要因と過剰施肥が組み合わさった場合の不結球の発生について検討する必要があると考えられた。
摘要 ■目的:果樹・野菜・特用作物等の県の主力品目を中心に、生産費をはじめとする作型別の経済性とその生産技術構造を調査し、企画指導のための基礎資料とする。 ■成果:ハウスわさび、デラウェア、シャイン...
ニンニクイモグサレセンチュウ等の総合的防除技術 1 化学農薬だけに頼らないイモグサレセンチュウ等の被害低減方法の開発
摘要 目的:難防除であるニンニクのイモグサレセンチュウに対し、緑肥作物等の被害低減効果を検討する。 成果:ポット試験によりニンニク作付け前に各種緑肥を播種・栽培し、すき込んだ場合、どの緑肥も線虫密度...
野菜の難防除病害虫に対する総合的防除技術 1 土壌消毒に依存しないナガイモの輪作体系の開発
摘要 目的:連作により土壌病害虫被害が発生するナガイモにおいて、緑肥を組み入れた輪作体系の効果を実証する。 成果:今年度は4年1作区でニンニクおよびスダックスを作付けした。それ以外の区にはナガイモを...
無加温パイプハウスにおけるICT利用型養液土耕制御システムの冬春期利用技術の開発
摘要 目的:夏秋トマト栽培後の養液土耕制御システム有効活用のため、冬春期のハウスニンニクの栽培技術を開発する。 成果:ハウスニンニクの養液土耕栽培において、時期別の施肥量が明らかになった。
新規ウイルス検査法を導入した道産にんにくのウイルスフリー種苗管理技術
摘要 目的:ウイルスフリー種苗の増殖体制の構築に不可欠なウイルス検査法と再感染回避技術を確立する。 成果:道内ニンニクに発生するウイルス2種1属を確認し、それらを同時検出可能なFDA法を確立した。ウイル...
にんにくに対する生分解性マルチおよび肥効調節型肥料を用いた省力栽培技術
摘要 北海道のにんにく栽培において生分解性マルチおよび肥効調節型肥料を用い、慣行並みの収量900kg/10a以上を確保できる省力化栽培法を開発する。
摘要 目的: ①サトイモ種芋の品質向上、効率化のため、分割育苗法によるサトイモの種苗生産技術の検討を行う。 ②ニンニク種苗の品質安定化を図るため、高品質なニンニク生産技術の検討を行う。 ③高糖度カンショに...
ニンニクイモグサレセンチュウ等の総合的防除技術 1 化学農薬だけに頼らないイモグサレセンチュウ等の被害低減方法の開発
摘要 目的:難防除であるニンニクのイモグサレセンチュウに対し、緑肥作物等の被害低減効果を検討する。 成果:ポット試験によりニンニク作付け前に各種緑肥を播種・栽培し、すき込んだ場合、どの緑肥も線虫密度...
無加温パイプハウスにおけるICT利用型養液土耕制御システムの冬春期利用技術の開発
摘要 目的:夏秋トマト栽培後の養液土耕制御システム有効活用のため、冬春期のハウスニンニクや葉菜類で利用するための栽培技術を開発する。 成果:ハウスニンニクの養液土耕栽培において、二次成長の発生を抑える...
水田転作畑における持続的安定生産のための土壌管理技術 1 ニンニクのりん酸減肥基準の改定
摘要 目的:ニンニク栽培におけるほ場の可吸態りん酸量に応じたりん酸適正施肥量を明らかにする。 成果:可給態りん酸81~98mg/100g以上のほ場において、りん酸基肥の半量及び無施用は慣行施肥とほぼ同等の収量を...
にんにくに対する生分解性マルチおよび肥効調節型肥料を用いた省力栽培技術
摘要 北海道のにんにく栽培において生分解性マルチおよび肥効調節型肥料を用い、慣行並みの収量900kg/10a以上を確保できる省力化栽培法を開発する。
摘要 プログラムA「開発途上地域における持続的な資源・環境管理技術の開発」(資源・環境管理研究業務セグメント)では、気候変動や環境劣化等、深刻化する地球規模的課題に対処し、持続的開発目標SDGsの目標13...
水田転換畑における持続的安定生産のための土壌管理技術に関する試験・研究開発 1ニンニクの高品質安定生産のための新たな施肥基準の策定 (2)硫黄基準の策定(沖積土)
摘要 ニンニクの硫黄吸収についての新たな基準化を図るため、土づくり資材としての硫黄施用効果確認及び収量向上を可能とする施用量を検討した結果、400kg/10aの畑のカルシウム施用で総収量が3%増加、同資材200kg...
水田転換畑における持続的安定生産のための土壌管理技術に関する試験・研究開発 1ニンニクの高品質安定生産のための新たな施肥基準の策定 (1)りん酸減肥基準の改定(沖積土及び黒ボク土)
摘要 県内のニンニク圃場はりん酸過剰の圃場が多い状況で、また現行のニンニクりん酸減肥基準は他県の事例に比べて高い基準であることから、可給態りん酸量に応じたりん酸の適正施肥量を検討した。その結果、可給...