摘要 イチゴは育苗期の夏季が猛暑年の時は花芽形成の遅延が顕著に現れ、開花の遅れと年内収量の低下が問題となっている。そこで、イチゴ品種「埼園い3号」を用いて、苗の安定・早期花成形成について試験を実施す...
摘要 畝連続利用栽培において、畝上の耕うん及び基肥を施用しない灌水同時施肥が収量に与える影響を明らかにした。また、定植後の温度、施肥及び灌水管理が生育及び収量に与える影響について明らかにした。さら...
バイテク技術等を利用した東京都産品種の育成~露地用イチゴ新品種の特性を活かした栽培管理技術の開発~
摘要 「東京特産野菜品種の育成(第2期)」のなかで露地栽培用イチゴについて、都内の主要品種「宝交早生」に代わる大果で食味の良いオリジナル品種「東京おひさまベリー」を育成し、品種登録をした。品種育成の...
夏秋どりイチゴ新品種「サマーリリカル(長・野53号)」の普及推進を後押しする安定生産技術の構築 2)現地実証と栽培マニュアルの作成 イ 現地実証
摘要 目的:試験場内で明らかになった栽培管理技術について、現地にて実証する。 成果:「サマーリリカル」の現地実証試験として、南牧村(1,240m)では8月上旬ランナー出しによる採苗性試験、富士見町(1,030...
夏秋どりイチゴ新品種「サマーリリカル(長・野53号)」の普及推進を後押しする安定生産技術の構築 2)現地実証と栽培マニュアルの作成 イ 栽培マニュアルの作成
摘要 目的:「長・野53号」を栽培する上で注意すべき病害虫とその防除法についてマニュアルに記載する。 成果:標高の異なる現地栽培圃場の巡回調査を実施した結果、イチゴ炭疽病(Colletotrichum acutatumの発生...
野菜の栽培に関する素材開発研究 2)果菜類の安定生産技術及び低コスト・省力技術の確立 ア 果菜類の持続的安定生産技術の確立 (ア)夏秋どりイチゴの安定生産技術の開発
摘要 目的:苗の最適な越冬方法を明らかにする。 成果:越冬中の温度管理を3℃加温と無加温、育苗中の追肥回数を2回と0回で比較した。越冬中3℃加温とし追肥を2回行うと、苗生育は旺盛となり、草高は高く、葉...
野菜・花きの育種に関する素材開発研究 1)野菜類高品質・耐病性品種の育成 オ 四季成り性イチゴ品種の育成
摘要 目的:果実品質に優れ、夏秋どりに適した品種、果実品質に優れ、低温伸長性に優れる品種、果実品質に優れる生食向き大玉品種を育成する。 成果:「サマーリリカル」の花房出し時期(早期・慣行)と中休み処...
野菜・花きの土壌肥料に関する素材開発研究 1)野菜・花きの土壌管理及び施肥技術 イ 野菜・花きの土壌肥料試験 (イ)現地において発生した野菜・花き生育障害・生理障害の原因究明と対策
摘要 目的:現地で発生して問題となった生育障害・生理障害について、発生実態を把握するとともに、土壌分析・作物体分析をとおして原因究明及び対策技術の確率に取り組む。 成果:松本のイチゴの葉の黄化症状に...
夏秋どりイチゴ新品種「サマーリリカル(長・野53号)」の普及推進を後押しする安定生産技術の構築 1)品種特性に応じた栽培管理技術の確立 イ 養分吸収特性の解明に基づく給液管理技術の確立
摘要 目的:養分吸収特性および当品種に適した給液管理技術を明らかにする。 成果:4~5月は廃液濃度低下がみられ、各養分の吸収量は多いが、夏季は吸収量が少なく、廃液濃度が給液濃度を上回る傾向がみられた...
イチゴ新品種「べにたま」の低温伸長性を生かした低温管理栽培技術の開発
摘要 「べにたま」の品種特性を活用した燃料消費量削減、炭酸ガス排出量低減、収益性向上を目的として、低夜温による生育低下・収量減少程度を明らかにするとともに、収量維持のために昼温を含めた温度管理技術を...
摘要 イチゴ促成栽培において、炭酸ガス施用による高品質・高生産栽培技術を確立する。本年度は、午前多施用・午後少施用とした場合の温度管理の違いが主要3品種の生育・収量・品質に及ぼす影響を調査したとこ...
イチゴオリジナル品種の栽培技術確立 →「やよいひめの高度環境制御による多収高品質栽培法の確立 」
摘要 群馬県では「やよいひめ」に続く品種として、早生で食味の良いオリジナル品種の開発を行っている。新品種候補である育成系統については、栽培管理のための詳細な特性把握が必要である。 そこで収量品質...
12 環境に優しい農作物生産技術の開発 (4)いちごのアザミウマ類のIPM防除体系の確立
摘要 目的:いちごの現行の品種・作型におけるアザミウマ類の発生実態を解明するとともに秋期被害抑制のための定植時処理剤と天敵製剤の効果的な使用方法を明らかにし、取り組みやすい防除体系を確立する。
11バイオテクノロジー利用による効率的育種手法の開発 (1)いちごの市場拡大に向けたスマート育種の実装と検証
摘要 目的:四季成り性いちごの果実形質を大幅に改良するため、ゲノミックセレクション法を用いた画期的な果実形質選抜システムを確立するとともに、優れた特性を有する育種素材を開発する。 成果:四季成り性相互...
9施設・装置等を活用した省力・快適な生産技術の確立 (4)いちごの次世代型(超多収・高収益型)生産技術の開発
摘要 目的:超多収生産や周年生産を実現できるイチゴの新たな栽培管理(温室内環境制御)技術を確立する。 成果:多収性の新品種とちあいかを用いて赤色LEDによる日長延長処理、炭酸ガスの日中施用、クラウン部の...
8園芸作物の新品種の育成と選定 (11)いちご種子繁殖型新品種の育成と普及に必要な栽培技術の確立
摘要 目的:種子繁殖型品種の開発を加速化させることで、品種候補となるF1系統を1~2系統選抜すると同時に、種子繁殖型品種の普及に必要な栽培技術の検証や経営評価を行う。 成果:萎黄病耐病性及び四季成り性...
8園芸作物の新品種の育成と選定 (7)いちごの新品種育成(促成用新品種の育成)
摘要 目的:早生性、多収性、耐病性などの特性を有しかつ食味の優れるイチゴ新品種を育成する。 成果:2016年交配の3系統を特性地検定試験2(5年次)に、2017年交配の9系統を特性検定試験1(4年次)に、201...
2農作物の高品質安定生産技術の確立 (4)いちご新品種「栃木iW1号(ミルキーベリー)」の栽培技術の確立
摘要 目的:新品種「栃木iW1号」を速やかに普及させるために、親株管理や育苗時、本ぽにおける安定生産が可能な栽培技術の確立を行うとともに、品質を向上し商品性を向上させるために先端障害果の抑制技術や果実...
2農作物の高品質安定生産技術の確立 (3)いちご新品種「とちあいか(栃木i37号)」の栽培技術の確立
摘要 目的: 新品種「とちあいか」を速やかに普及させるため、花芽分化条件や養分吸収特性、適期収穫のための果実の成熟特性を明らかにするとともに、先つまり果等の生理障害の抑制など、特性に応じた最適な栽培...
直売イチゴ経営におけるスマートフードチェーン構築によるデータ駆動型高収益経営体系の実証
摘要 目的:直売イチゴ経営において、生産から販売まで一貫したデータ駆動型スマートフードチェーンを実証する。 成果:自動環境制御の導入により、従来慣行と比較して30%以上の増収効果を得るとともに、作業時...