病害虫総合管理技術(IPM)の開発~有機質培地を用いたトマト養液栽培における病害管理技術の開発~
摘要 トマト養液栽培は、土耕栽培で問題となる土壌病害を回避でき、高品質で安定した収量を確保できる技術として、都内でも年々栽培面積が増加している。そのような中、栽培で用いられる培地について、生産現場で...
摘要 コナジラミの主要薬剤に対する感受性を調査し、平成30年度の結果と傾向が変わらないことが分かった。そのため現地でコナジラミが多発する要因として、薬剤の散布ムラが推察された。TYLCVの伝染源について...
イノベーション創出強化研究推進事業(応用研究ステージ) 画期的機能を持つ接ぎ木システムの実用化と接ぎ木効率を向上させる接ぎ木促進剤の開発
摘要 平成28年から現在までにトマト果実を高糖度化する台木の選抜に成功したほか、ナスの収量増加、害虫忌避性を示す台木の選抜を行った。これらの実績を踏まえ、トマトの果実が高糖度となる台木に最適な穂木の選...
摘要 利根沼田地区は夏秋トマトの産地で、JA利根沼田における販売額は20億円に及ぶ。近年では、黄変果や軟化玉等の障害果の発生抑制が課題で、一部の生産者は、かん水や肥培管理を制御できるシステムを導入し...
気象変動に応じた厳寒期以降のかん水管理によるトマト草勢管理技術の開発 →「環境制御下におけるトマトの温度管理技術の開発」
摘要 温暖化の進行により年平均気温は上昇しており、施設栽培においても、環境に応じた管理が必要となっている。促成トマト栽培において、厳寒期以降のかん水管理はその後の草勢に影響を与えるため、3月以降の収...
12環境に優しい農作物生産技術の開発 (2)トマトフザリウム株腐病防除技術の確立
摘要 目的:被害拡大が続くトマトフザリウム株腐病に対し、複数の防除法を組合せた総合的な防除技術、安定した効果が発揮できる防除方法を確立する。 成果:主要な台木品種の耐病性を検討した結果、発病度が低い数...
9施設・装置等を活用した省力・快適な生産技術の確立 (1)トマト次世代型養液栽培施設による夏季安定生産技術の確立
摘要 目的:トマト次世代型養液栽培・育苗施設をモデルに、夏季安定生産技術の確立を図る。 成果:トマト密植栽培におけるLED樹間補光の増収効果を検証した結果、慣行の2.22株/m²においては1株あたり約35%、10a...
トマトの品質向上・栽培管理の効率化のためのスマート農業技術の開発
摘要 【目的】トマト栽培では、高温・乾燥による裂果の発生が問題となっているため、安価な装置でハウス内環境改善し、裂果を低減する。 【結果】測窓ネットへのミストによるハウスの加湿・冷却において、ミスト...
施設栽培における細霧冷房装置を利用した農薬自動散布技術の開発
摘要 キュウリ、トマト等の施設栽培での農薬散布作業は、高温で長時間の労働環境のもと、頻度も多く、作業者への身体的負担は非常に大きい。そこで、省力的で作業者の負担を大幅に軽減できる細霧冷房を利用した農...
摘要 夏季の高温は年々厳しくなっており、特に近年増加している施設栽培トマトでは、生理障害や生育不良事例の報告が多い。また、4~5 月を中心とした春季の強日射により施設内が高温になることに加え、低湿度も...
摘要 トマト産地における可給態リン酸含量が100mg/100gを超える褐色低地土でのリン酸減肥栽培技術の適応性の検証を目的とし、長生地域の6圃場の現地土壌を収集しポット栽培試験を行った。また、リン酸肥沃度が...
土壌総合管理技術および農作物の機能性成分解明~東京式養液栽培におけるトマトの肥料三要素成分適正範囲~
摘要 東京式養液栽培システムは,廃液が出ないため環境にやさしく,少ない設備投資 で導入できるため,規模の小さい東京農業に適合したものである。現在は東京型統合環境制御システムの構成要素として利用されて...
Ⅰ かながわらしい地産地消を推進するための技術開発 2 消費者ニーズに応える高品質・安定生産技術の開発
摘要 目的:(1)多様化する県民ニーズや地球温暖化に対応した、かながわらしい地域特産品を開発する。(2)新品種、新系統の収益性を高めるための、高品質・安定生産技術を確立する。(3)生分解性プラスチックマルチ...
環境保全型農業の確立 1 有機質資材による持続可能な農業技術の確立 (2)鶏糞を中心とした施肥体系の改良及び短期間での物理性改善を目指した栽培実証
摘要 鶏ふんを2t/10aまたは0.5t/10aを連用した有機栽培体系において、夏秋トマトを栽培した結果、収量はいずれも化成肥料単用区に及ばなかったが、鶏ふん2t/10a施用区では化成単用区に近い収量が得られた。地下...
摘要 目的:環境モニタリング・制御技術を用いた夏秋どり作型における安定生産技術を確立する。 成果:細霧冷房設置から8月下旬までは、細霧冷房区で対照区より日最高気温が1~2.8℃低く推移し、昇温抑制効果が...
摘要 目液:夏秋どり作型における高温期の草勢維持に有効な台木品種を選定する。 成果:ミニトマトでは、「TTM079」と「スパイク23」の強勢台木2品種に接木をすることで収穫できる果実数、重量が増え、増収効果が...
ICTおよびセンシング技術による生体情報を用いた栽培管理システムの開発およびハウス内統合環境制御システムの開発によるトマト安定生産技術の確立
摘要 目的:冬春トマトの県開発「ポット耕システム」等の高度化を図るためICT技術およびセンシング技術を活用し生育や環境条件に応じた温室機器等の制御基準を明らかにするとともに生育状況等に応じ最適な養水...
摘要 目的:これまでに実施した共同研究により、トマト葉先枯れ症の発症に気象要因が関わっていることを明らかにし、発症予測モデルを作成した。そこで、本研究では独立ポット耕冬春作での葉先枯れ発症の予測精度...
生育状況や気象等に応じた最適環境制御技術の開発 Ⅲ)土壌養分情報と生体情報を反映した施肥設計支援システムの開発
摘要 目的:夏秋トマトの窒素施肥に地力窒素を考量できるシステムを構築する。 成果:飛騨地域の産地を共通化した地力窒素の発現モデル式を検討し、地温と1分析項目があれば計算可能なモデルを作成した。また、...