摘要 そばの夏型系統育成は、発芽揃いは良好で順調な生育を示したが、開花期から成熟期にかけての天候が不順で生育が遅延し、結実数が低下した。気温の低下のため昆虫の訪花が少なく、結実程度も低かった。新系蕎...
摘要 10年度は、播種期の天候が安定せず、播種後の雨量が多かったため、ほとんどの系統で根腐れなどによる生育障害が見られた。また開花期以降2度の台風により、全ての系統が倒伏した。新系統として、新系蕎9...
摘要 夏栽培では、開花期に集中豪雨および台風があり、また成熟期前にも台風があったため全ての系統が倒伏した。このため成熟期が決まらない系統が多かった。秋栽培では播種直後に集中豪雨があり、発芽ぞろいが悪...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(209)
摘要 日本の在来種78品種を用いて、5作期で播種し、生育反応を調査した。4月播種では夏そば型品種だけが成熟期に達した。秋に播種すると開花などが均一であった品種が、4月播種では開花盛期や成熟期が分離し...
摘要 9年度は5月上旬播種の夏そば、8月上旬播種の秋そば試験の結果、夏そばでは4号はやや倒伏に強く、やや多収であった。秋そばでは1号が多収ではなかったが千粒重が大きかった。両者とも配布県で成績が良く...
摘要 大粒で品質がよく、安定多収品種の育成を目的としている。8年度の試験の結果、夏ソバではそば関東4号の収量がしなの夏そばに勝り、千粒重およびリットル重は関東4号が最も高かった。秋そばでは高温・乾燥...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(106)
摘要 そば2品種を用いて4月播から10月播までの7作期で栽培を行い、生育反応を調査した。秋そば品種(九州在来種)は、8月及び9月播種の作期以外では低収となった。夏そば品種は、10月播種を除いて開花盛...
摘要 "当研究室で選抜してきた高ルチン・多収品種を目的とした91FE3、中間型優良品種を目的とした92FE4、92FE5の計3系統群について生産力検定予備試験を行った。播種直後に集中豪雨があり、発芽...
摘要 これまでに選抜してきた夏型高ルチン系統に関しては、開花期から成熟期に多雨が続き、選抜系統は標準品種に比べ、未熟種子が多くなった。選抜系統群は標準品種に比べ収量はやや低めであったが、ルチン含量が...
摘要 新配布系統候補「北海4号」、「北海5号」、および他4系統を生産力検定試験に供した。標準播(6月6日播種)では、収量性において、標準品種「キタワセソバ」をしのぐものはなかった。晩播(6月21日播...
摘要 播種期および遮光がルチン含量に及ぼす影響、ならびに選抜系統のルチン含量について調査した。その結果、遮光による日射量の減少がルチン含量を減らすこと、適期栽培期間中であればルチン含量は変動しないこ...
厳寒環境における作物の生育反応と良質安定多収技術の確立(199)
摘要 重粘土壌(灰色台地)に有望なダッタンソバの品種は導入番号MT-1、MT-3及びMT-6、播種期は6月上旬まで、播種量は平方m当たり150-200粒、施肥量はa当たり窒素0.2Kg、燐酸0.2-...
摘要 資源作物について特性を調査し、有効活用を図る。4年度は岩手県内で収集したごま在来系統について試験を行ったが、播種後の降雨などで立ち枯れ、斑点病が多発したので中止した。えごま在来収集系統15系統...
厳寒環境における作物の生育反応と良質安定多収技術の確立(140)
摘要 ダッタンそばの特性を検定し、北海道に適応する品種の選定、育成及び栽培特性を解明する。普通そばに比べダッタンのMT-2は開花期、成熟期が早く草丈が低い。大粒種子の系統を育成するため3材料を用いて...
輪換畑における播種法を中心とした春播コムギ導入技術の開発(106)
摘要 春播小麦を前年の根雪前に播種すると,根雪時期までにわずかに発芽し,積雪下でも根は伸長し,融雪後,急速に生長して,春に播種した場合に比べて幼穂形成期が2週間以上早まり,成熟期も約2週間早まった。...
摘要 低利用または未利用の遺伝資源について特性を調査し、有効活用を図るための方法、問題点を検討する。3年度はごまの岩手県北で収集した15系統と富山大育成の10系統について試験栽培を試みたが播種後の降...