摘要 目的:近年、リンゴ「ふじ」において果実表面に網目状のさび症状を呈している果実(さび果)が多く見られ生産性の低下が懸念されるため、さび果発生と木材腐朽菌の関与を明らかにし発生要因を解明する。 成...
(4)果樹研究室、③果樹の高品質生産安定技術の確立、ア なし新品種「おりひめ」の栽培技術の確立
摘要 目的:収穫適期判定基準の作成及び果面保護技術、販売戦略に応じた着果管理技術、花芽着生技術、早期収量確保のための樹体管理技術を確立する。、成果:収穫時果実品質は、収穫始で地色3.0以上、収穫盛で地...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(190)
摘要 由来の異なるリンゴさび果ウイロイドの8分離株を、高接ぎ、または芽接ぎにより、‘王林’、‘スタ-キング・デリシャス’、‘印度’、‘ふじ’の4品種に接種し、果実に発現する病徴を少なくとも接種後2年目まで観...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(183)
摘要 輪状さび果病の1分離株から分離された小球形ウイルスは,本病病原ではないことが判明し、新種のApple latent spherical virus として報告した。リンゴモザイクウイルスのリンゴ樹体内での移行は遅く、顕著...
リンゴの病原ウイロイド及びウイルスの遺伝子構造・機能の解析(184)
摘要 平成7年から12年までの6カ年間、リンゴさび果病、リンゴゆず果病、高接病等の病原ウイロイド・ウイルスの遺伝子構造を解明し、全系統を検出できる遺伝子診断法の開発を試みた。リンゴさび果ウイロイド5...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(181)
摘要 ゆず果病罹病リンゴ樹より特異的に検出されるウイロイド(AFCaVd)のリンゴ樹への病原性が確認され、本ウイロイドがゆず果病病原であることが明らかとなった。すなわち、AFCaVd単独感染実生(純...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(185)
摘要 輪状さび果病の病原はリンゴクロロティックリーフスポットウイルス(ACLSV)の1系統であるとする報告があるので、我が国で採集された輪状さび果病9分離株についてACLSVの保毒状況をELISAで...
リンゴ接ぎ木伝染性病害の病原究明ならびに迅速診断法の開発(201)
摘要 輪状さび果病に罹病した‘印度’の1樹より分離された小球形ウイルス(ARRAV)は、ARRAV分離樹に高接ぎされ輪状さび果病特有の病徴を発現している‘旭’からは全く検出されなかった(ELISAによる...
摘要 リンゴのゆず果病、さび果病、高接ぎ病等は接ぎ木によって伝染し、果実の商品価値を著しく低下させたり、樹を衰弱枯死させる病害である。これらの病原はウイロイド(ウイルス)であるが、これらの被害回避に...
摘要 奇形果病、ゆず果病及び輪状さび果病の病原、ならびに高接ぎ病病原ウイルスの一つであるリンゴステムピッティングウイルスは未だ明確でない。そこで、これらの病害を中心として接ぎ木伝染性病害の病原を探索...
摘要 ゆず果病病原と推定される特異的なウイロイドを検出し、リンゴさび果ウイロイドと分子種が異なることを明らかにした(病原性確認中)。また、病徴との関連が不明な2種類のウイロイド様RNAを新たに検出し...
摘要 果実に凹凸症状を呈するニホンナシ品種‘新高’と‘吉野’から見い出されたRNA1は、リンゴさび果ウイロイドグループに属することが明らかとなった。そこで本ウイロイドの検定植物の探索を行ったところ、接ぎ...
摘要 リンゴさび果病罹病樹を芽接ぎ接種したビンジに発現した枝幹粗皮症状が接ぎ木伝染することを確認した。本粗皮症状はゆず果病関連ウイロイド(AFCaVd)によると考えられるスターキングデリシャスの粗皮...
摘要 果実凹凸症を発現したニホンナシから、検出される2種の低分子RNAのうち、RNA1はウイロイドの性状を示し、リンゴさび果ウイロイドグループに属することが推定された。1991年春期にリンゴ品種スタ...
摘要 輪状さび果病罹病樹から分離されたウイルス(ARRAV)は,健全リンゴ実生と本ウイルス感染キノアとの呼び接ぎにより,新たに1樹のリンゴ実生に感染した。しかしながら戻し接種したリンゴ樹は全て本年度...