摘要 甘しょと露地野菜への共用を狙ったM字型畝によるトンネル栽培様式を考案し、その実用性を検証した。M字型畝立て機を試作してカンショ、キャベツ、レタス、ダイコンの生育を調べたところ、慣行の個別の畝型...
高付加価値野菜・花き生産と周辺地管理の一体的営農システム(27)
摘要 ヘアリーベッチを水田にすき込むことにより、雑草量は除草剤を使用した慣行区よりも約3倍多かった。雑草種はコナギが大部分を占め、広葉の水田雑草が多く、イネ科雑草は少なかった。化学肥料施用に対して、...
摘要 供試機は,株間を10cm~33.3cmの範囲で調節できるように改造し,慣行の栽植株数,リ-フレタス(植え付け株数;約8,000株/10a),ちんげん菜(植え付け株数;約20,000株/10a)等に適応できるようにした。移...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立(104)
摘要 水田多年生雑草キシュウスズメノヒエの栄養繁殖器官である茎の密度低減技術を確立するため,耕種的防除法として切断や耕耘の効果,化学的防除法として刈跡における除草剤の効果を検討する。キシュウスズメノ...
摘要 家畜ふん等の有機質資源の農地への循環利用は環境保全型農業の基幹技術のひとつであるが、家畜ふんからは病原性大腸菌O157等の人間に対する病原菌が検出される場合があり、生食用野菜の生産段階における安全...
摘要 作物種や品種の窒素吸収特性に基づく養分管理によって窒素利用率の向上を図るため、根系における硝酸態窒素吸収に関与する根形態ならびに硝酸吸収における各種パラメータの作物種特性および品種特性を解明す...
標準的栽培様式下における野菜の生理生態特性の解明と効率的栽培管理技術の開発(77)
摘要 野菜類において提唱されている標準的栽培様式の、近畿中国地域での適用性を検討した。キャベツ・ハクサイ・レタス・カンショについて調査し、総じて現場的には栽植密度を構成する要素のうち、株間の設定が生...
摘要 7種の被覆植物を栽培した試験の結果、雑草の個体数、乾物重量ともに最も抑制したのは、クリーピングタイムとローマンカモミールであり、ペニーロイヤルミントがこれについで抑草効果が高かった。ヒガンバナ...
摘要 大腸菌O157による種子汚染が土耕栽培野菜の安全性に及ぼす影響を解明するため、種子汚染が苗ならびに培養土における菌の分布に及ぼす影響を解析した。大腸菌O157の接種条件と接種後の栽培条件を同一にした場...
摘要 営農試験地での聞き取り調査により作成したハウス及び遊休地の分布図を、現地確認調査により修正した。水田への畑作物導入の際の検討資料とするため、湿田の位置を現地生産者の協力により調査し、GISへデ...
摘要 根こぶ病に対して対抗性(発病抑制効果)を有する対抗性植物を選抜し、 選抜した植物を中心に再度発病抑制効果を検定するとともに、休眠胞子低減効果について検討を行った。その結果、前作無作付区とレタス...
摘要 野菜作の軽作業化を図るため、まず水田後作での機械移植を精度良く行うための耕うん、畝立て法を検討した。細土爪を導入することにより、従来のなた爪ロータリに比べ優れた砕土・わら埋没状態が得られた。ま...
摘要 不定胚や不定芽をはじめとする培養由来幼植物体は、セル成型苗技術と融合することで、高品質で均一な優良個体の大量増殖に利用されると期待される。しかし、その健全な育苗環境条件については不明な点が多い...
摘要 O-157による集団食中毒事件を契機として、生食用野菜の有害微生物汚染の可能性が指摘され始めた。特にカイワレダイコン等のもやし類では種子汚染の可能性が想定されたため、まず効果的な種子消毒法を検...
摘要 病原性大腸菌の汚染が懸念される家畜排泄物の野菜畑への利用における安全性を確認するため、大腸菌O157の非病原性突然変異株と選択培地を用い、ライシメータ土壌に家畜ふん堆肥とともに菌を接種して生食...
摘要 他の植物に対する生育抑制効果として表れるアレロパシー活性は雑草耐性の一因である。イネのアレロパシー活性を制御する遺伝子を明らかにすることを目的として簡易検定法を開発した。USDAのイネ遺伝資源...
標準的栽培様式下における野菜の生理生態特性の解明と効率的栽培管理技術の開発(87)
摘要 レタスを標準的栽培様式下で栽培し、収穫物の揃いを中心に生態特性と生産性を検討した。また、近畿中国地域における野菜作付様式の現状を調査し、研究ニーズを把握した。標準的様式下の栽培では株間が条数、...
摘要 土壌下層に有機資材等を投入することにより、野菜畑、飼料作畑に施用された過剰窒素の溶脱を防ぐことを目的に試験を行い、以下の点を明かとした。1)有材心破プラウにより、大麦稈を第1プラウによって作ら...
摘要 有用微生物の根圏定着に関与する要因を解析し根圏定着メカニズムを解明することをめざした。植物病原菌にたいして拮抗力を示すK23株の根圏定着性を、トマト、ベンリナ、チンゲンサイ、レタス、キャベツで...
摘要 様々な処理で水や水溶液の性質を変化させたものが機能水と呼ばれ、農業分野での植物栽培成長促進や減農薬等の効果が期待されている。しかし効果は再現性に欠け、解析方法や現象を説明する理論も不足している...