摘要 目的:水稲および野菜の有機農作物等の生産技術を新たに確立し、「ふくしま型有機農産物」の生振興を図る。結果:(i)地域未利用資源の屑大豆とソバフスマを利用したぼかし肥料作りでは、ソバフスマと米糠を1...
摘要 めん用秋播型小麦「西海185号」、赤かび病抵抗性小麦「西海187号」等の実需者による評価を行い、概ね良好な評価を受けている。また、「西海187号」は福岡県で高い評価を受けている。収穫前の降雨による色相...
高品質・早生小麦品種の育成及び赤かび病抵抗性の機作と形態的・生態的形質等との関係解明
摘要 i)めん用秋播型小麦「西海185号」は早播栽培でも品質低下は無く、有望であった。ii)西海系統では収穫前の降雨による色相劣化に系統間差は無かった。iii)閉花受粉性小麦U24とバンドウワセの交配後代を用い...
摘要 Trigona carvonaria(オーストラリア産)、Scaptotrigona bipunctata(パラグアイ産)の2種が、作物への受粉能力および周年飼養の可能性等の観点から最有望種として選定できた。また、環境制御室飼養および...
高品質・早生小麦品種の育成及び赤かび病抵抗性の機作と形態的・生態的形質等との関係解明
摘要 i)製パン適性が高く、短強稈で蛋白質含量が多い、醤油醸造適性もある硬質小麦品種「ミナミノカオリ」を育成し、大分と広島県で採用された。ii)秋播性早生系統「西海185号」は早播き栽培しても品質低下するこ...
摘要 開穎時に感染する赤かび病の防除や遺伝子組換え体の花粉飛散防止のため、大麦の開穎受粉に関わる準同質遺伝子系統を用いて、開穎受粉の機構の解明と、薬剤による開穎制御方法を検討した。開穎しない大麦は鱗...
新形質大麦の生理作用における植物ホルモンの役割の解明(41)
摘要 本研究は、矮性や閉花受粉性などの有用形質の発現に関する植物ホルモンの役割についての基礎知見を得、これを応用する技術につなげることを目的としておこなった。矮性に関しては、新規に作成された優性遺伝...
摘要 イネ科植物は通常、受粉時に開穎し花粉を外部に飛散させる。将来除草剤抵抗性イネ科植物を作成した場合、この性質のために、近傍の類縁植物が除草剤抵抗性を獲得することが懸念されている。本研究では、開穎...
摘要 耐雪・耐倒伏性早生系統を育成するため、第5世代の55母系を供試し、乾物収量が全母系の平均値以上、出穂期がワセアオバ並の19母系を選抜した。各母系内からは、耐倒伏性に優れる73個体を選抜し、放任...
摘要 アスパラガスの採種技術確立試験では、花粉の貯蔵条件、訪花昆虫相を解明し、セイヨウミツバチ(以後、ミツバチ)による受粉法を開発した。ミツバチは全雄系一代雑種採種の花粉媒介昆虫に適し、放飼適期は石...
摘要 組換え作物の安全性を評価するため、組換えダイズ(高オレイン酸及び除草剤耐性)の越冬性及び組換え体から非組換え体への受粉による結実の頻度を調査した。組換え体と非組換え体との間には顕著な差は見られ...
摘要 耐雪・耐倒伏性早生系統の育成として、第4世代の32母系を供試し、葉身幅、稈径が平均値以上の18母系を選抜した。各母系内からは、出穂期が標準品種のワセアオバ並の55個体を選抜し、放任受粉後、個体...
摘要 組換え植物の安全性を評価するため、8年に隔離圃場で栽培された除草剤抵抗性組換えなたねと同じ圃場で栽培されたなたね及びからしなの種子を隔離温室で発芽させ、芽生えの除草剤抵抗性を調べた。除草剤耐性...
摘要 組換え植物の安全性を評価するため、7年に隔離圃場で栽培された除草剤抵抗性組換えなたねと同じ圃場で栽培されたなたね及びからしなの種子を隔離温室で発芽させ、芽生えの除草剤抵抗性を調べた。除草剤耐性...
摘要 大麦において農業上重要な性質である矮性、閉花受粉性における植物ホルモンの役割を解明する。これらの形質は植物の基本的生理作用にかかわる形質であるため、本結果は種々の植物の生育制御に役立つとともに...