摘要 肥料の施用方法については、慣行法、窒素分施法でほぼ同様な生育、収量となった。しかし、窒素分施法ではCaやSO4の集積によるECの上昇が見られ、肥料バランスの検討が必要と考えられた。また、リン...
摘要 県内各地域における適応性を明らかにし、本県の栽培に適した有望系統を選抜する。本年度は、極早生粳系統「佐系1394」及び「佐系1396」を供試した結果、いずれの系統も耐冷性が「弱」で、「ふさおとめ」と...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、アミロースエクステンダー変異系統「北陸粉243号」と高アミロース系統「北陸254号」、グルテリンとグロブリンの割合が少ない「奥羽405号」と「西海269号」、...
摘要 目的:消費動向に即した高品質米麦を生産するため、収量品質に優れた新品種の導入に向けて、新品種の能力を最大限発揮できる栽培技術の確立等を図る。 、成果:水稲新品種「おいでまい」の栽培管理技術につ...
摘要 新奨励品種「つや姫」を普及するために、島根県の水田土壌や気象条件に適応した特別栽培農産物基準内での高品質・良食味米生産技術を確立する。
高温条件でも安定多収な豆腐・味噌用大豆品種及び有色大豆品種の育成
摘要 目的:東山・北陸地域の水田転換畑向けで、安定多収性の豆腐・味噌に適した大豆品種の育成および普及への取り組みを行う。 、成果:「すずほまれ」は現地生産原料を用いた豆腐加工試験の結果、「タチナガハ...
2)高品質・良食味米生産を実現する 、収穫適期延長技術の確立 、(1) コシヒカリの超晩植における適正生育 、指標の解明
摘要 目的:大規模稲作では作業競合等の理由により移植時期が大幅に遅れる場合がある。他方、水田の高度利用等の目的により大麦収穫後の水田で稲作が行われている。これらに対応するため、コシヒカリを6月中旬に...
摘要 目的:耕作放棄地対策として省力的に生産できる作物の選定と栽培技術を確立する。また、水稲品種「きぬむすめ」の栽培・施肥管理が生育や収量、品質に及ぼす影響について検討する。 、成果:1)マコモの現地...
摘要 施肥窒素量を削減した条件で収量、玄米品質及び食味が優れる水稲品種の育成を目標に、奨励品種決定調査(別課題)を含む生産力検定試験に37系統を供試して、形質の優れる10系統を選抜した。このうち、奨励品...
摘要 家畜ふん堆肥の施用を始める水田において、次のような「ふさこがね」の高品質・良食味安定栽培法を確立した。堆肥施用1・2年目は基肥窒素に化学肥料肥料のみを使用せず、40%以上有機物由来窒素を含有す...
摘要 「ふさのもち」の早期移植及び育苗様式の違いによる収穫前進の効果と収穫適期を、4月19日植えの稚苗を対照として比較すると、4月10日植えの稚苗では収穫時期は3~4日早い8月28日頃、4月2日植えの稚...
摘要 各研究室及び育成地において「ふさおとめ」、「ふさこがね」、「コシヒカリ」及び「ふさのもち」を各地域における標準的な方法で栽培し、作柄安定のための基礎的データを得た。生育、収量及び玄米中粗タン...
摘要 目的:火山灰水田において有機物の連用が水稲の生育・収量に及ぼす影響について明らかにする。 、成果:有機物連用により収量が増加したが,玄米タンパク質が増加し,食味値がやや低下した。また,有機物...
摘要 目的:地域の土壌条件や栽培法にあった地域限定の新全量基肥肥料を開発する。 、成果:県北地域水田においては,速効性窒素の比率を増やすことにより,生育前半の茎数を確保しやすく,収量・品質目標(540kg...
摘要 炊飯米の食味決定には粘りが関与し、高い粘りと弾力性が得られ、かつ、炊飯米表層のしっかり感が得られた場合には食味官能値(総合)が高まった。特栽試験区では慣行試験区と比較して茎数が低く推移したが...
「ほしのゆめ」及び「北海287号」を遺伝背景とする準同質遺伝子系統の作成と耐冷性評価
摘要 目的:画期的耐冷性品種を迅速に育成するためには、DNA マーカーを用いて耐冷性遺伝子を導入・集積することが有効であると考えられる。本研究では耐冷性遺伝子Ctb1,2 およびqCTB8 等を北海道品種に導入・集...
摘要 目的:国内トップレベルの食味で耐冷性が極強でいもち病抵抗性に優れ、気象変動に対応した高品質品種を育成する。 、成果:多様な育種目標に対応した選抜強化 、(1)育種のスピードアップ 、1)ほしのゆめ/空...
摘要 日本海側湿田地帯において他の課題と連携を取りながら技術確立を図り、有機栽培条件において技術体系を実証する。最終年度までに、日本海側湿田地帯に適した有機栽培技術体系が開発され、有機栽培条件におい...
摘要 各研究室及び育成地において「ふさおとめ」、「ふさこがね」、「コシヒカリ」及び「ふさのもち」を各地域における標準的な方法で栽培し、作柄安定のための基礎的データを得た。生育、収量並びに玄米中粗タ...
摘要 品種や地域に対応した各生育ステージごとの生育予測システムを確立した。移植時期を変えることによって作出した生育ステージが異なる「ふさこがね」の生育を調査し、過去のデータに新しいデータを蓄積する...