摘要 散播水稲の局所栽培管理システムを確立する上で重要な要素となる苗立数検出システムを開発した。本システムは、カメラとGPSを搭載したトラクタにより散播水稲の苗を移動撮影してマップ化し、得られた各画...
摘要 転換畑に導入される作物について気象条件との関連から生育モデルを作成するために、新潟県刈羽郡西山町の営農試験地で気象観測を行い、気温・湿度・日射量のデータをほぼ完全に収集することができた。作付け...
摘要 大豆では、「九州127号(エルスター)」が「フクユタカ」と同程度の熟期と子実重を確保しており、「フクユタカ」の栽培が3分の2を占める九州地方では有望な系統と考えられた。麦では、製パン用小麦「西海1...
暖地水田作における主要雑草の発生・生育予測と除草剤低減技術の開発(102)
摘要 環境調和型農業を推進するため,水稲栽培における除草剤使用量の低減を図る。その方策として,雑草発生予測法を開発し,予測に基づいた必要最小限の除草剤使用を可能とする防除マニュアルを作成する。そのた...
摘要 気象観測装置によって測定された気象観測データおよびインターネット上で公開されている各種気象情報をコンピュータ上で利用・加工しやすくするプログラムを開発する。そして産地間比較・生育予測・病害虫発...
摘要 東北の基幹品種の生育監視に適用する止葉展開期までの発育ステージを主稈葉齢で予測するモデルを作成した。本モデルでは、主稈葉齢が1進むに必要な10~24度の有効積算気温を出葉速度とし、生育時期別に3分...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(113)
摘要 寒冷地では雑草の発生が不斉一であることや水稲の初期生育が緩慢であることから、雑草防除期間が長くなる傾向がある。そこで、除草剤の適正な使用のために、強害雑草であるタイヌビエの発生期間を予測する手...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(123)
摘要 寒冷地において不斉一な発生を示すタイヌビエの要防除期間を策定するために、発生期間及び葉令進度と田面水温との関係を調査した。その結果、代かき後からタイヌビエの発生終期(98%が発生した時期)まで...
摘要 東北太平洋側10カ所にポット栽培した3品種を配置し、生育、気温、水温を測定し、そのデータに基づいて水田と最寄りのアメダス地点の気温差異、気温と水温の相関、水温が発育速度に及ぼす影響等を検討した...
摘要 同伸葉・同伸分げつ理論に基づく穂数の決定過程の診断手法を検討した。それによると有効穂数を予測するためには、最高分げつ期から出穂期までの日射量と気温が有効茎歩合に及ぼす影響を数量的に評価する必要...
暖地水田作における主要雑草の発生・生育予測と除草剤低減技術の開発(117)
摘要 雑草の発生予測技術を確立し、予測に基づいた必要最小限の除草剤使用を可能とする防除マニュアルの作成を目指す。10年度は代かき以降の平均気温によって予測した雑草の発生始期および終期を、圃場における...
摘要 転換畑に導入される作物について気象条件との関連から生育モデルを作成し、安定した転換畑輪作技術の確立に資することを目的とする。10年度は、新潟県刈羽郡西山町の営農試験地で気象観測を行った。小型百...
直播水稲栽培における生育予測技術の開発と最小管理単位の策定(17)
摘要 単位面積当たり最高茎数の予測値は、苗立密度に個体当り最高茎数の理論値を乗じて算出する。個体当たり最高茎数は、1次分げつの出現開始節位と最終出現節位とを知ることで算出できる。最終出現節位は、苗立...
温暖地水稲作における雑草の発生・生育予測と要防除水準(82)
摘要 土中種子数と2月中旬から耕起前までの約10日間隔の土壌含水比を説明変数とした重回帰式で代かき後のタイヌビエの発生数の変動の84%を説明できた。糸状菌Exerohilum monocerasの粉...
摘要 直播では苗立ち数が変動するので、個体あたりの茎数に差が生じ、収量や倒伏に大きく影響する。そこで、茎数や分げつ構成を迅速に予測する手法等を開発するとともに、生育状況に対応した施肥等の生育制御方法...
摘要 9年度は、転換畑導入されているキャベツが、どのような気候条件下で栽培されているかを把握するために、日本海側の営農試験地と主要産地の気候を比較した。主要産地として群馬県嬬恋村、愛知県豊橋市、神奈...
暖地水田作における主要雑草の発生・生育予測と除草剤低減技術の開発(118)
摘要 9年は移植水稲の作期と雑草発生消長との関係を検討した。7~9年の3カ年の結果から、代かき日から最終出芽数の10%および90%に到達する日までの有効積算気温は、草種毎に決められた特定温度以上の平...
摘要 気象変動下における小麦の生育予測や気象災害の精確な評価のためには、日平均気温よりも実際に近い日変化する気温値を用いる必要がある。9年度は有効気温積算式を改良するために、気温の日変化を組み込んだ...
摘要 冷温障害の程度を予測する基礎となる水稲の発育モデルを作成するため、異なる温度条件下における幼穂の発育と出穂の個体内変異を検討した。止葉葉耳間長と幼穂長は直線的関係にあり、この関係は温度条件で大...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(114)
摘要 多年生雑草であるエゾノサヤヌカグサ、シズイ、オモダカ及びクログワイの繁殖器官の土壌中における生存率を明らかにするために、増殖3年後の発生消長を調査した。その結果、クログワイ以外の3種では種子か...