カウ・コンフォートの改善のための牛舎環境制御技術に関する試験
摘要 1 目的:牛舎の環境要因(換気、床面の状態等)は、乳牛の生産性や乳房炎・蹄病等の疾病に大きく影響することが想定される。乳牛により快適な居住性を与えるための牛舎構造の改善や各種環境制御装置の選択に...
カウ・コンフォートの改善のための牛舎環境制御技術に関する試験
摘要 目的:乳用牛の生産性や乳房炎・蹄病等の疾病に大きく影響する牛舎の環境要因(換気、床面の状態等)について、より快適な居住性を与えるための各種環境制御装置の選択に必要な簡便で効率的に行える環境要因...
陸域起源環境負荷物質影響下における微生物生産の変動に関する研究
摘要 陸域から流入してくる環境負荷物質には無機態窒素,リンの他に溶存有機物があり,そのため内湾沿岸域ではこの有機物を同化する微生物の高い生産量が推測される。しかし,その定量的研究は遅れており,低次生...
摘要 内湾の魚類養殖漁場では,海水交換に伴う水質(溶存酸素,栄養塩)変化が魚類養殖生産に大きな影響を及ぼしている。特に,中層貧酸素水塊の発生は,養殖魚に悪影響を及ぼしている。本研究では,中層貧酸素水...
安定同位体比を指標とした沿岸域生態系における生元素起源推定法の開発
摘要 陸域から流入する有機物や栄養塩類は沿岸域のカキやアサリなどの底生動物の生産を支えている。陸起源物質がどの程度,沿岸・内湾域の生物生産に寄与しているかを明らかにすることは水産資源の育成維持,水域...
摘要 密放流により分布を拡大し、内水面漁業や生態系への影響が問題となっているコクチバスの繁殖抑制技術の開発に資するため、誘引性を有する餌魚のエキスや性フェロモン、音や光などの化学的、あるいは物理的刺...
炭素・窒素の安定同位体比を指標とした藻場造成効果の算定手法の開発
摘要 藻場造成は放流種苗を含めた水産有用種の産卵・育成場だけでなく、海藻群落の形成による新たな有機物生産の場としての役割が期待される。しかし、藻場で生産された大量の有機物がどのように生態系の中で利用...
東アジア地域における陸水魚類生態系に与える酸性雨影響評価技術の開発と応用(85)
摘要 酸性降下物によって河川環境及び生息魚類の繁殖生態が受ける影響実態を調べる目的で、中禅寺湖流入河川及び雨水の水質・pH変化とサケ科魚類の遡上・産卵行動および生理学的特性に及ぼす影響を調査した。雨水...
摘要 ■中禅寺湖の遊漁実態を把握するため、既往の資料と遊漁者へのアンケート調査結果を解析した。遊漁者は昭和42年からほぼ指数関数的増加を示し、平成8年には25,000人を超えた。平成9年の遊漁者は、近県から...
摘要 これまでに選抜した細菌株(B497)は寒天平板培地上で良好に生育し、培地25ml当たり40~60mgの範囲で回収可能であった。B497との接触試験によって伸長が抑制された真菌株(F11)の菌糸は白色化したため,B497はF...
摘要 養殖漁場における微生物群集の高分子有機物分解活性の変動を明らかにすることを目的とし,五ヶ所湾迫間浦の魚類養殖漁場及び隣接する対照海域で,蛋白質及び炭水化物の菌体外分解酵素活性を周年測定した。両...
摘要 成長ホルモンとプロラクチンが、感染に対する重要な防御機構である免疫グロブリンに対して、その血中濃度の維持に重要な働きを持っていることを10年度までに明らかにした。免疫グロブリンを産生する血液中...
摘要 タイ国ではエビ類を持続的に養殖するためエビとミドリイガイとの混合養殖が試みられている。混合養殖が池内の生態系に及ぼす効果を評価するため,ペチャブリ県内養殖場のエビ養殖池,ミドリイガイを導入した...
家畜排せつ物等有機性資源の再利用による餌料用微細藻類の大量培養技術の開発
摘要 微細藻類は餌料生物として極めて有用であり,栄養価の高い微細藻類を効率良く大量培養する技術が多くの種苗生産場から求められている現状にある。本研究は家畜排せつ物等の有機性資源に含まれる窒素や燐,遊...
地先型増養殖場造成地における水質浄化機能の定量化に関する研究
摘要 アサリ漁場としての機能評価に関する研究が行われてきた三重県外城田川河口域に位置する東豊浜地区地先型増養殖場造成地において,栄養塩類を主軸にした物質収支を明らかにし,造成地内の窒素,リンの除去率...
流水刺激がサケ科魚類の成長,体成分及び生理機能に与える影響に関する研究
摘要 生産効率の向上が強く求められる魚類養殖において、魚病の蔓延や成長不良などが生産性の低下に与える影響は深刻であり、健康魚の作出が強く望まれている。また、資源培養を目的とした放流種苗育成においても...
摘要 サクラマスの養殖生産の向上や効率化、放流効果の向上のための育成技術の改善を目的として、飼育環境中への流水刺激付与が成長及び遊泳能力に与える影響を調べた。実験開始時にほぼ満1歳および2歳となるサ...
炭素・窒素の安定同位体比を指標とした藻場造成効果の算定手法の開発(65)
摘要 藻場の魚類と葉上動物の炭素・窒素安定同位体比(δ13C,δ15N)を測定した。葉上動物のδ13Cとδ15Nはそれぞれ-16.0~-8.7‰,6.5~14.2‰であり,既往の知見である海藻もしくは海藻上の付着藻類等のδ13C...
安定同位体比を指標とした沿岸域生態系における生元素起源推定法の開発(66)
摘要 五ヶ所湾への流入河川上流部から湾外にかけて採集した懸濁物,沈降物,堆積物,海藻,マガキ,マクロベントスおよび魚類等の炭素・窒素安定同位体比を測定した。懸濁物の分析より, -26.1‰(δ13C),0.9‰(δ15N...
マクロベントスによる海面養殖漁場の簡易な環境監視・診断法の開発(81)
摘要 熊野灘沿岸の魚類養殖場において,8~9月に底生生物調査を行い,動物群集と物理・化学的環境,養殖量との関係を検討した。底生生物の現存量は底質の窒素量が約1.2mg/gで極大となった。一方,現存量は硫化物...