摘要 野良イモ発生数と土壌凍結等の土壌環境要因との関係を定量化するともに、土壌凍結深モデルを拡張して野良イモ凍死予測モデルを開発し、最適な除雪開始時期や除雪期間の設定に基づく土壌凍結深制御手法を用い...
摘要 i)粒径組成と炭素含量から微量泥炭壌試料中の可給態リン酸の過去の供給量を推定する手法を開発し、流入土砂に伴う過去の可給態リン酸の収支を推定した。その結果、ハンノキの拡大した久著呂川流域の後背湿...
摘要 転換畑大豆生育に対する土壌物理性の影響程度を解明し、改善指標値を示すことを目的に、生育期間(苗立ち期の前後)別に土壌クラスト、砕土性、耕盤層の有無、現場透水性に関するモデル試験を実施すると共に...
土砂流入の増加が湿原の土壌環境および植生に及ぼす影響の解明と評価
摘要 i)空中写真の判読結果と現地植生調査によって、釧路湿原久著呂川流域おけるハンノキ林の拡大は河川から離れた後背地において顕著で、そこでは樹高の低いハンノキが高い密度で生育していた。ハンノキの拡大し...
摘要 十勝管内ゴボウ作付け圃場からランダム採取された36土壌では、何れも多様性指数が50菌株換算値で1500以下の土壌が希であり、平均して2000前後と比較的高い多様性を維持していることが明らかにな...
摘要 湿原の土壌環境と植生との関係解明、類型化を行うとともに、湿原周辺の土壌環境管理が湿原植生に及ぼす影響を評価することを目的とする。12年度は、モケウニ沼において泥炭土壌中の水溶性イオン濃度と植生...
大規模畑作への休閑を主体とした省力的栽培管理導入効果の解析(120)
摘要 1年休閑後の緑肥跡地で可給態窒素が若干増加し、休閑を行わない慣行区に比べて、ばれいしょと小麦で増収が認められた。緑肥跡地のばれいしょは葉の枯れ上がりが遅く、60g以上のいも数が増加し、小麦では...
省力テクノロジーとしての不耕起、直播が作物根および根域環境動態に及ぼす影響
摘要 北海道の畑作地帯においては、大型機械による耕地の圧密や作物移植作業に伴う労力、時間、エネルギー消費が問題となっており、省力技術としての不耕起、直播技術の開発が求められている。そこで、作物・土壌...
摘要 河川の後背地に発達し、かつ流入土砂の影響を受けている湿原として釧路湿原久著呂川を対象に調査を実施した。その結果、土壌・地形・植生の間には密接な関係があり、非グライ表層・粗粒質鉱質土壌からなる自...
摘要 流域の環境変化と湿原荒廃との関係解明のため、要因による荒廃湿原の類型化とモデルフィールドの選定を行った。その結果、荒廃湿原はa)地下水の低下、b)富栄養化、c)土砂流入に区分され、モデルフィー...
土壌環境要因の制御によるダイズシストセンチュウ防除技術の開発(124)
摘要 卵の乾燥処理はふ化率を低下させた。温度を徐々に高める処理で、ふ化率が増大した。また、卵寄生菌について水分条件を変化させたポット条件下で寄生菌接種を行うと、高水分接種処理が最も寄生率が高くなり、...
摘要 てんさい中苗期に問題となる土壌病害の発生生態について、発病に及ぼす前作や輪作等の耕種的要因、土壌水分や土性等の土壌条件、及び尿素施用等の土壌環境要因を明らかにするとともに、薬剤防除、耕種的手法...
摘要 湿原および湿原周辺の土壌環境と植生との関係解明、類型化を行うとともに、湿原および湿原周辺の土壌環境管理の植生に及ぼす影響を評価する。
土壌環境要因の制御によるダイズシストセンチュウ防除技術の開発(124)
摘要 温度に対する卵の休眠を調査し、急激な低温処理にさらすほどふ化率の低下が大きかった。また、2週間以上の低温処理によってふ化率が大きく低下した。線虫卵寄生性糸状菌Verticillum chala...
土壌環境要因の制御によるダイズシストセンチュウ防除技術の開発
摘要 ダイズシストセンチュウは豆類における難防除性の重要害虫である。そこで、天敵微生物の利用による生物的防除法や、生理活性物質を利用した生態的防除法に注目が集まっている。各種環境条件下における卵寄生...
土壌生態系の総合的分析のための画像情報管理システムの構築(169)
摘要 土壌生態系分析のためのデータベースシステムを構築した。基本表示画面は「圃場」「線虫」「寄生菌」の3つに分割したデータファイルのデータを総合的に表示し、別画面にて同一圃場内より分離された菌を一括...
摘要 農業環境における有機物過剰問題の顕在化に伴い、耕地への有機物投入の増大が予想され、土壌中での窒素養分動態を制御する必要が高まっている。その制御にむけて基礎的知見を得るため、各種土壌微生物バイオ...
摘要 ダイズ茎疫病の生態的防除技術を開発するため、罹病残渣処理、土壌水分環境、感染の物理的・生物的制御法について検討した。発病時の圃場衛生及び既発病圃場の石灰窒素による残渣処理が感染抑制に有効であっ...
摘要 "農村集落排水を対象として、低温条件下においても高い浄化能力を発揮し得る微生物(群)を探索するとともに、微生物・濾材系における水質浄化特性を解明し、通年にわたって安定した処理水質を獲得しうる水...
摘要 作物の生育収量を高レベルに保ちつつ、土壌の持続的な生産力を維持するため、多腐植質黒ボク土において表土層厚を多段階に設定した人工圃場を設け、インゲン及び小麦の連作交互作反応を調べた。インゲンの連...