摘要 a.調査目的 植物防疫法に基づいて、指定および指定外病害虫について発生予察法の確立を図るとともに病害虫の発生情報を関係機関に提供し、病害虫防除の適正化を図る。、b.調査方法(a)定点調査 (1)...
摘要 目的:レタス腐敗病、キャベツ黒腐病、ハクサイべと病の発生生態の解明と効率的防除法を確立する。また、各種作物で発生する害虫に対して、有効な生物的防除剤を検索するとともに、効率的な生物的防除を行う...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにキャベツ耐虫性素材、ネギさび病抵抗性素材及びレタスビックベイン病抵抗性素材の開発
摘要 「はくさい中間母本農7号」を3回戻し交雑した育成系統(BC3)から結球程度の良い個体を選抜、自殖し、抵抗性遺伝子座をホモ化した系統を育成した。PCRによりBt遺伝子の導入を確認した組換えキャベツ28個体の...
摘要 水稲用軽量育苗培土について検証した。苗の生育・機械植え適性は良好で、作業の軽労化に有効であることを確認した。ブームスプレーヤ用に開発されたドリフト低減ノズルは、慣行ノズルに比べてドリフトが少な...
摘要 (成果)水稲のコブノメイガ合成性フェロモンを利用して1ha規模の現地ほ場において,フェロモンの処理点数が10~20点/10a,処理量が5~10g/10aの条件下で交信攪乱効果を検討した。いずれの処理においても...
11.病害虫防除農薬開発試験 (2)主要害虫に対する新農薬の防除効果
摘要 効果があり実用性があると判定された薬剤は、ばれいしょのアブラムシ類に対するコルト顆粒水和剤、チェス顆粒水和剤、ハチハチ乳剤、やまのいものアブラムシ類に対するMTI-446粒剤1、やまのいものワタア...
摘要 目的:有機物を重点的に利用する栽培体系に適した土壌の特性を解明し、このような栽培体系に対する土壌の適性度を診断する手法を開発する。あわせて、有機物の施用に伴う病害虫の発生に関する情報も整理する...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにネギさび病抵抗性素材及びレタスビッグベイン病抵抗性素材の開発
摘要 i)ハクサイの根こぶ病抵抗性系統のBC2及びBC3世代についてDNAマーカー(Crr1とCrr2)による選抜を行い、BC3世代では圃場での特性調査と形態による選抜を行った。ii)Bt産生殺虫タンパク質の遺伝子を用い、...
摘要 目的:臭化メチル代替薬剤を用いた効果的な土壌消毒技術を開発し、土壌消毒後の防除効果の持続性を明らかにする。また、有用微生物等によって誘導される抵抗性を活用して土壌病害に対する防除効果の向上、安...
摘要 新殺菌剤及び殺虫剤の病害虫に対する防除効果、薬害及び使用方法を検討する。ばれいしょ、大豆、かぼちゃ、きゅうり、はくさい、いちご、ねぎ、にんじん、キャベツ、はくさいの12病害28殺菌剤及び5害虫15殺...
摘要 目的:土壌の持つ有機態窒素の無機化能と野菜収量の関係から有機物重点利用栽培に適したほ場の土壌特性を解明する。次いで、ほ場の適正評価のための土壌診断指針を策定し、さらに有機物の施用に伴う病害虫の...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにネギさび病抵抗性素材及びレタスビッグベイン病抵抗性素材の開発
摘要 i)根こぶ病菌の病原性を分類するために、新たなハクサイの判別品種を選定した。この新たな判別品種と既存のハクサイ品種を用いることにより、15種類の根こぶ病菌を病原性の異なる4グループに分類した。ii)...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにネギさび病抵抗性素材及びレタスビッグベイン病抵抗性素材の開発
摘要 i)採取地の異なる15種類の根こぶ病菌について、判別品種3品種を用いて接種検定を行った結果、3グループに大別できた。根こぶ病抵抗性素材カブにおいては、抵抗性に関与する遺伝子が同一遺伝子によるもの...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにネギさび病抵抗性素材及びレタスビッグベイン病抵抗性素材の開発
摘要 i)ハクサイ根こぶ病抵抗性半数体倍加系統と罹病性半数体倍加系統のF2分離集団94個体を用いてRAPD及びSSR分析を行い11連鎖群の遺伝地図を作製し、根こぶ病抵抗性検定結果から2つの抵抗性QTLを確認した。今後...
摘要 7年度から11年度まで接種検定法に用いられてきたセルトレイ法とそれ以前に用いられてきたジフィーナイン法を比較した。その結果、ジフィーナイン法の方が検定精度が高いことが分かった。13年度からは、...
摘要 10年度、供試系統の多くは抵抗性の対照品種と同程度かそれ以下の発病程度を示したが,その差は大きくはなかった.10年11月時点で選抜した株の後代は、11年5月までに典型的な病徴を示したが、対照品種より1...
摘要 平成10年度までに、ハクサイ、キャベツなどの抵抗性品種の罹病化が病原性の分化に原因することを明らかにし、病原性の異なる菌(population)を明らかにしてきた。11年度は、これら病原性の異なる4菌を用いて...
摘要 近年、ハクサイ根こぶ病抵抗性(CR)品種の罹病化が問題となり、病原性の分化が原因と考えられている。罹病化地域でも抵抗性素材の飼料カブはなお抵抗性を示すことなどから、作用性の異なるCR遺伝子が複数あ...
摘要 従来のレース検定法では判別できなかった根こぶ病菌についても、病原性を判別しうる方法を開発した。本判別法により、根こぶ病抵抗性品種の罹病化が、菌の病原性の分化に起因すると考えられた。また、抵抗性...
アブラナ科野菜における根こぶ病抵抗性遺伝子の分化機構の解明(155)
摘要 12年度は、半数体倍加(DH)系統の根こぶ病抵抗性検定を行った。供試した4つの根こぶ病菌は、11年度までの結果と同様に、市販ハクサイF1品種に対して異なる病原性を示した。供試した4菌すべてに対して、親系...