摘要 豚由来大腸菌1,595 株より300 株を選抜して全ゲノム系統解析を実施し、多剤耐性菌の多い系統に特異的な遺伝子を特定した。また、高度多剤耐性菌に2薬剤が奏功することを明らかにした。豚の浮腫病の原因とな...
家畜重要疾病の疫学解析及び監視技術の高度化等による動物疾病対策技術の確立
摘要 口蹄疫・豚コレラ感染拡大シミュレーターは、講習会等を通じて25 県に配布した。口蹄疫ウイルスの遺伝子情報を用いた感染ネットワークを多変量回帰モデルで解析し、他農場への感染を起こしやすい要因を示し...
摘要 ウイルス浸潤状況調査では、これまでの国内株と異なる豚サーコウイルス株が国内に浸潤していることを明らかにした。豚流行性下痢について開発した迅速検査用キットを各都道府県に配布した。牛白血病について...
里山林保全を目的とした山林火災跡地における森林整備技術の開発
摘要 2004年に侵入した「カシノナガキクイムシが運搬する病原菌によるナラ枯損被害」の防除技術は、これまで単木的な防除方法が開発されてきたが、急傾斜地を含めた広範囲で安全に実施でき、経済的負担の少ない新...
摘要 2004年に侵入した「カシノナガキクイムシが運搬する病原菌によるナラ枯損被害」の防除技術は、これまで単木的な防除方法が開発されてきたが、急傾斜地を含めた広範囲で安全に実施でき、経済的負担の少ない新...
摘要 2004年に侵入した「カシノナガキクイムシが運搬する病原菌によるナラ枯損被害」の防除技術は、これまで単木的な防除方法が開発されてきたが、急傾斜地を含めた広範囲で安全に実施でき、経済的負担の少ない...
摘要 化学療法剤によらない新しい寄生虫感染症予防技術を確立するために、豚回虫(As)における抗酸化酵素のチオレドキシンペルオキシダ-ゼ(Prx)を用いて虫体生存に関与する抗酸化酵素の役割を解析した。AsPrx...
摘要 2~4年度に実施した細胞毒産生大腸菌の性状解明と病原性の検討において、子牛下痢由来株の血清学的性状やベロ細胞毒の性状を明らかにすることができたが、これら大腸菌の腸管病原性あるいは下痢原性につい...
摘要 寄生虫検査における糞便検査法は、内部寄生虫症の基本的診断法であるが、対象となる寄生虫の種類によって種々様々であり、検査法の標準化と診断的意義に関する研究は遅れている。このため、複数の検査者相互...
摘要 乳頭糞線虫の病原性解明のため、ウサギを用いる本虫の継代法の確立と、感染ウサギにおける病態の寄生虫学的及び臨床学的検討を行った。その結果、経皮感染により3週間隔で継代する方法が最適であった(初年...
豚回虫感染に起因する肝白班症の発生と抗原-抗体反応との因果関係の解明(100)
摘要 本年度は、豚回虫体腔液を高速液体クロマトグラフィーで分画し、3つのピークを得た。感染ラットを用いたPCAでは、第2ピークに活性がみられた。これらの分画物を用い感染モルモットに減感作処置を施した...
摘要 子牛に死をもたらす乳頭糞線虫Strongyloides papillosus(SPL)の基礎研究推進のため、ネズミ糞線虫S.venezuelensis(SVZ)とSPLに対するスナネズミの感受...
摘要 子牛及び子羊は乳頭糞線虫の濃厚感染により持続的な洞性頻脈を示し、致死的不整脈が発現して突然死する。この突然死型乳頭糞線虫症の発症機序解明の一環として、不整脈の発生を抑制する要因を調べることによ...
摘要 ネズミの糞線虫(SVZ)に対する好適宿主を探るため,スナネズミとラットにSVZの暴露子虫数をかえて感染し,糞便1g中の虫卵数(EPG)の消長等を比較した.両宿主ともにEPG値は感染後6~7日よ...
豚回虫感染に起因する肝白班症の発生と抗原-抗体反応との因果関係の解明(106)
摘要 本年度はアレルゲンの精製を進めた。豚回虫体腔液をSephachylS-300でゲル濾過し、6つのピ-クを得た。これらの分画物でラットを免疫し、その血清でPassiveCutaneousAnap...
摘要 ウサギにおける乳頭糞線虫の感染量と発症の経過の関係を調べた.その結果,感染量が大きいほど感染ウサギの死亡率は高く,感染から死亡までの日数は短くなる傾向であった.半数致死感染量は体重1kgあたり...
摘要 家兎継代フタトゲチマダニ岡山系統では牛及び家兎を単独あるいは継続して吸血した後、ウイルス(BLV、IBR)、細菌(好気性、嫌気性)、マイコプラズマが定着・増殖する可能性のないことが示唆された。...