プリオンの異常化機構の解明とBSE等のプリオン病の清浄化技術の開発
摘要 プリオン病研究に関しては、 a) L型非定型BSEプリオンをウシに経口投与(10g)し、74及び81ヶ月後に各組織における異常プリオンタンパク質の分布をウェスタンブロット法及び免疫組織化学染色法で調べ、感染...
摘要 CWDプリオンの高感度検出系を開発した。 試験管内増幅法を用いて分子レベルでのシカ、ウシ、ヒツジ、ヒトへのスクレイピー、CWD、BSEプリオンの感染リスクの推定を行った。
プリオンの異常化機構の解明とBSE等のプリオン病の清浄化技術の開発
摘要 プリオン病研究に関しては、 a) L型非定型BSE感染牛由来の異常プリオンタンパク質の試験管内超感度増幅法(PMCA法)の増幅条件を確立した。 b) リコンビナントプリオンタンパク質のアミロイド線維形成を指...
プリオンの異常化機構の解明とBSE等のプリオン病の清浄化技術の開発
摘要 プリオン病研究に関しては、a)牛海綿状脳症(BSE)実験的経口感染牛におけるプリオンの動態を明らかにし、骨格筋の筋紡錘に異常プリオンタンパク質が蓄積することを明らかにした。子牛を用いたループ試験で...
BSE等プリオン感染高感度検出のための遺伝子改変マウスの作製
摘要 BSE、スクレイピー、及びCWDのバイオアッセイ用として、新たに5種類の遺伝子改変マウス(ノックインマウス)の作出に成功した。Bankvole、ヒツジ(ARR)、及びシカのプリオン蛋白遺伝子を導入したノックインマ...
摘要 目的:雄性不稔DNAマーカーや人為交配による採種技術を開発するとともに、肉厚で多収、良食味の加工専用F1品種を育成する。、、結果:雄性不稔遺伝子に近接連鎖するSCARマーカーを4個開発し、それらの...
摘要 1)プリオン病の診断技術の開発に関しては、PrPScに対する特異的なプローブとしてのアプタマーの作製とそれを用いたプリオン濃縮法を確立した。血清などからのプリオン濃縮法への有用性が示唆されており、...
摘要 (1)ブタ単離嗅細胞で匂い刺激によりT型カルシウムチャンネルが関与する細胞内カルシウムの上昇が認められた。ブタ海馬において、学習を反映していると推定される神経活動の亢進が観察され、また、神経新生...
摘要 目的:わが国の羊にはスクレイピーが散発しており、公衆衛生上の問題からこの制圧も重要な課題となる。羊にはPrP遺伝子の多型に起因するスクレイピー自然抵抗性が存在するので、これに基づいて次世代繁殖羊...
摘要 昆虫由来色素の機能評価を繊維害虫ヒメマルカツオブシムシによって調査し、ラックダイ虫から抽出した色素で染色した羊毛や、鉄媒染が食害を阻止する効果があること等を明らかにした。画像処理手法に基づく太...
摘要 繊維害虫ヒメマルカツオブシムシの飼育法の確立と食害性試験方法について検討した。(1)採集したヒメマルカツオブシムシ幼虫を温度24±1℃のインキュベーターでカツオブシ粉末を餌にして、1年間飼育後、若齢の...
イムノPCR法を応用した異常プリオン蛋白質検出法の開発(3)
摘要 羊の脳内に蓄積する異常プリオン蛋白質を効率的に分離精製し得る方法を確立した。本法で調整したサンプルはELISA、イムノPCR法へも応用することが可能であった。一方、感染羊(未発症)の異常プリオン蛋白質...
摘要 羊ヘルペスウイルス-2(OHV-2)遺伝子を定量するための競合PCR法を検討した。両端にOHV-2検出用プライマーとアニーリングする配列を持ち、内部がλDNAのコンペティター(361bp)を作製し、OHV-2PCR産物(423bp)を...
各種サンプルからの異常プリオン蛋白質の検出法の開発と応用(18)
摘要 各種プリオンの検査法について脳、脾臓、唾液腺からの異常プリオン蛋白質(PrPSc)の検出感度を比較検討した。スクレイピー発症羊の同居羊28頭の脳、扁桃、咽頭後リンパ節、腸間膜リンパ節からウエスタンブ...
摘要 羊型悪性カタル熱(SA-MCF)の病原ウイルス(OHV-2)は羊に対して病原性を示さないが、牛や鹿などが感染するとMCFを発症し致死的な経過をとることが多い。しかし、OHV-2がまだ分離培養されていないためウ...
摘要 牛のウイルス性乳頭炎の原因と考えられるパラポックスウイルス(PPV)および牛ヘルペスウイルス2型(BHV-2)について、全国各地から集めた牛血清を使用し抗体調査を行った。PPVに関しては、野生...
摘要 スクレイピー羊からの異常プリオン蛋白質の分離方法を検討し、ホスホタングステン酸による沈殿法が、最も簡便かつ効率が良いことを明らかとした。さらに、分離した異常プリオン蛋白質は糖鎖型により3型に分...
イムノPCR法を応用した異常プリオン蛋白質検出法の開発(4)
摘要 羊スクレイピー、牛海綿状脳症(BSE)の原因と考えられる異常プリオン蛋白質(PrPScまたはPrPBSE)の高感度検出法としてイムノPCR法の開発及びその診断法への応用を試みる。作製した抗Pr...
摘要 突然死など乳頭糞線虫症の病態への炎症性サイトカインの関与を調べるため、乳頭糞線虫感染牛及び羊の血清中のTNF-α、IL-1、IL-6及び脂質濃度を測定した。その結果、突然死発症例の一部の個体で...
牛、鹿、羊における悪性カタル熱ウイルスの感染様式の解明(34)
摘要 羊から鹿への悪性カタル熱(MCF)の伝達に成功したが、牛への伝達は成功しなかった。羊群においてMCFウイルスの動態を調べたところ、生後直後の子羊からはウイルス遺伝子が検出されなかったが、早い個...